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【岩見沢「農」ライフ 農業青年の横顔vol.5】北村の藤原周太さん

今年1月に父から事業継承し、雪解けを待つ3代目の藤原周太さん(32)。二人三脚で始め、数年前から任されることが増えたが「まずは継承1年目をしっかり頑張りたい」と気を引き締める。
 
ゆめぴりか、ななつぼしの水稲を16㌶のほか小麦、大豆などを約11㌶耕作する農家。3人きょうだいの末っ子として北村大願に生まれたが、「就農は考えていなかった」こともあり、改称した岩見沢農業高森林科学科に1期生として入学。中学から続けたサッカーでは、チームのセンターバックとしてフル出場し、インターハイ道予選のベスト8入りにも貢献した。
 
卒後、道内の林業企業に就いたが、20歳のころから、繁忙期を中心に父を手伝い始めた。数年前からは1年を通し、父から本格的に学ぶようになった。「天候に左右されるし、大きな失敗を取り戻すことができない大変な仕事。でも、何事にも正解がなく、手探りをしながら自分で考え、手を尽くしたことが結果につながるところは農業の魅力。事業継承している同世代も多く、JA青年部のつながりも大きな支え」と笑う。
 
事業継承1年目の春を迎える藤原さんは独身だが、現在交際中。周囲の期待を感じながらも「まずは今季の営農。営農者としての自信を深められれば」と雪解けを見据え、力を込める。GPSなどを活用したスマート農業にも関心を寄せているが「導入を急がず、理解を深めてから考えていきたい」と話す。

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