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雲海が見られなくても【かもい岳】を楽しむ3つの方法

そらち応援隊(隊員番号063244)です!先日、かもい岳に雲海を探しに行って参りましたので報告します!
 

雲海ってなに、、、?

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雲海とは、自然が生み出す神秘的で美しい風景。山々が霧のなかを島のように頭を出している様子からこう呼ばれているものです。原理としては放射冷却などで地面が冷え、同時に地面付近の水蒸気を含む空気が冷え、さらに無風で冷えた空気が溜まることで空気中の水分が飽和状態を通り越して霧ができたものを高いところから眺めたときにこう呼ばれているものです。科学的に説明すると面白くないことこの上ないですが、国内ではトマムや阿蘇で有名な神秘的な風景です。
 

どんなときに発生するの?

雲海は自然現象ですので行けば必ず見れるというものではありません。その条件は次のとおりです。
◆季節:春や秋
◆時間:夜明け前~早朝
◆気象:高湿度、放射冷却あり、無風、快晴
◆気温:前夜~早朝の寒暖差が激しい
◆場所:山間部や盆地
 

雲海に遭遇するかどうかは運次第!

ということはですね、雲海が見れるかどうかはわからないけれども、雲海を目指さなければならないということです。しかも早朝から挑む必要がある・・・。どうですか!?冒険心がふつふつと湧いてきたあなた!チャレンジしましょう! えっ!?行っても見れないかもしれないの・・・?どうしようかな・・・なんて尻込みしているあなた!それでは、あなたのためにお教えしましょう。雲海が見れなくてもかもい岳を楽しむ3つの方法!
 

雲海が見れなくてもかもい岳を楽しむ3つの方法

1.出会いを楽しむ
山頂まではぐねぐね道ではあるものの自家用車でスイスイ登れます。必要なのは早起きだけ。山頂に到着すると、恐らくすでに夜明け前から待機している本気のカメラマンの方々が雲海を今や遅しと待ち構えています。無事に雲海が見えればいいのですが、残念な状況の時には、そこにいる雲海に本気で取り組んでいる人たちに声をかけてみましょう。皆さん何度もチャレンジしているようで、その日の雲海の状態や待てば見えるのかどうかを教えてくれますし、付近の観光情報なんかも教えてくれます。普段知らない人に話しかけるなんてことはあまりないと思いますが、私たちは雲海を相手どった運命共同体なので親切にいろいろお話してくれます。
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2.自然を楽しむ
山頂まで自家用車で楽々と登れてしまうので忘れてしまいそうになりますが、ここは大自然のどまんなか!折角なので満喫しときましょう!僕が訪れたときにはエゾシカのグループに遭遇しました。カメラを取り出して・・・というときには既に去ったあとでしたが(泣)5歳の娘は大喜びで、帰ってからもシカさんに会ったと嬉しそうにお絵かきしてくれました。立派な角のシカの絵を描いていましたが、あのときのシカには角がなかったはず・・・(笑)。
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3.山頂を楽しむ
かもい岳山頂には西、東、南の3つの展望台があります。もちろんそれぞれ景色が異なりますし、霧の状態も異なるので、ぐるぐる回って景色を楽しみましょう。ちなみに私が行ったときには霧が濃すぎてまっしろけな状態でした。薄暗い中で霧が立ちこめ、ホラー映画に出てきそうな雰囲気。実際に近くにいた大学生のグループはホラー映画ごっこをしていました(笑)。確かに山で霧に包まれていることなんてそうそうないな~。ということで私もチャレンジ!子どもに探検ごっこだと言って山道を歩かせてみました。
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怖がって歩こうとしません・・・。
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調子に乗ってオバケが出るかもよと脅かすとおびえだしました。結果、その後は抱っこで山道を歩くことに・・・。重たい・・・(計25kg)。そうこうして遊んでいるうちに霧が少し薄くなり、雲海っぽくなりました!
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まとめ

雲海に出会えても出会えなくても非日常を楽しんでしまいましょう!雲海が見えなくて残念・・・でもその日その場所にしかないものがあなたを待っているはず。楽しんじゃった者勝ちです!是非一度かもい岳の雲海にチャレンジしてみてください。

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