小林酒造・蔵元北の錦記念館
1878年、札幌市で造り酒屋として創業した道内でも老舗の酒蔵「小林酒造」。初代小林米三郎が“北海道で錦を飾ってやろう”という意気込みから、銘酒「北の錦」は誕生しました。
夕張川の水利に富むこの地に拠点を移したのは1901年。他メーカーに先駆けて道産米を使用した酒造りにも着手し、2008年からは糖類などの添加物を完全廃止し北海道唯一の全商品、本醸造以上の酒造りを実現。人・米・水すべてが北海道という地酒中の地酒を目指しています。
敷地内には、築100年を超える西洋建築のレンガ蔵や札幌軟石の石蔵が点在し、一番蔵~六番蔵、資材庫、住宅など13棟が国の登録有形文化財として2006年に登録されました。そのうちの一つ1897年に建築された本宅は「明治蔵元の生家 小林家」として一般公開されています。また、「手打ち蕎麦 錦水庵」や、くりやまコロッケが食べられる「レストラン蔵」(閉業)も併設され、観光客も多く訪れています。
「北の錦記念館」は、小樽の銀行をモデルに設計され1944年に完成した旧本社事務所を活用したもので、築半世紀を経て1995年より一般公開しています。2006年には国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。酒造りの歴史を刻んだ酒器や什器、身の回り品など約5000点を展示しているほか、酒蔵見学、お酒の販売や試飲を行っています。蔵元限定酒など、ここでしか手に入らない商品もあります。
その他設備:トイレ
※酒蔵見学は10名以上の団体に限り可能(ガイド付き)。5日前までに要予約。
- 所在地
- 栗山町錦3丁目109番地
- 連絡先
- 小林酒造:0123-72-1001
蔵元北の錦記念館:0123-76-9292
- 営業時間
- 蔵元北の錦記念館:通年
4月~10月 10:00~17:00
11月~3月 10:00~16:00
- 休業日
- 北の錦記念館:年末年始
- 料金
- 北の錦記念館:無料
- 駐車場
- 有(20台、大型バス可)
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