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ま・さ・に！ホワイトイルミネーション。美唄駅前から光の競演をお届けします！

宇佐城 　
更新日2023.01.12
  • 美唄市

雪国だからこその、特権。

クリスマスや年末年始になると、シーズンを盛り上げるイルミネーションが全国各地に登場します。
長崎ハ○ステンボスに、よ○うりランド。○の内イルミネーション…。
どこも華やかで、とっても綺麗ですね。

しかし。北国の人間としては、

バックに雪がないイルミネーションって、何か物足りない。

と思ってしまうわけです。
例えるなら、わさびの入っていない握り寿司？
灯りが映える雪は、イルミネーションの必須アイテムでしょう。

百聞は一見に如かず。
冬真っ盛りの空知地域から、素敵なイルミネーションをご紹介します!
 

美唄駅前のイルミネーション

JR函館本線、美唄駅。
札幌から特急で約35分。車の場合だと、道央自動車道利用で１時間ほどの位置にあります。

この美唄駅前には、例年冬になるとイルミネーションが登場します。
点滅したり、流れ星のような光がすっと動いたり。
黄、青、赤と、色とりどりの灯りが、降りしきる雪と競演するかのように、とってもきれいに輝いています。
 
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積もった雪に反射すると、きらめきも倍増。
これぞ「ホワイト」イルミネーションの醍醐味です。

この取組を実施している「美唄駅前イルミネーションプロジェクト実行委員会」の山上他美夫さんに伺ってみたところ、このイルミネーションは地域の団体や商店街などが協力して十数年前から取組を始め、今シーズンは昨年の11月19日から点灯しているのだそうです。

以前は、駅前の松の木にも電球を取り付けていたとのこと。
きっと、天然のクリスマスツリーみたいだったことでしょうね。
 
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ただ、雪の多い年は、枝に積もった雪が落ちるのと一緒に電球も落ちてしまうことが多かったため、木に飾り付けるのはやめて、今のような吊るし型の飾りに落ち着いたのだそうです。

それでも、湿り気の多い雪の日には電球や配線に雪がついて、故障の原因となってしまうので、それを落とす作業をするなど、こまめな管理は欠かせないとのことでした。
 
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天使の「ひざ蹴り」は痛かった！？

駅舎の壁面に沿って、こんなオブジェも用意されています。
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通称・天使の翼。
ちゃんと、お立ち台もありますね。ここに乗ると…
 
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まるで自分の背中に翼が生えたかのよう。
こんな「映える」画像も撮れちゃいます♪

おっと…
 
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天使に「ひざ蹴り」をお見舞いされてしまいました（笑）
自分の背中に翼が生えるというより、天使と「二人羽織」をしているといった方が正しいかも。
天使のご機嫌を損ねないよう、仲良く撮影する必要があるようです。
 
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駅舎から「高みの見物」もできます。

駅に入ってみましょう。
中から眺めるイルミネーションは、こんな感じ。
 
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改札のある２階から駅前へ下りる階段が、イルミネーションのよく見えるスポットです。
（窓ガラスに駅舎内の灯りが反射しています。少し見づらいところは、ご容赦を。）
ちょっと高い位置から、お天気を気にせずに眺められるのも、いいですね。
 

「おかえり」「いらっしゃい」のサイン

市民の皆さんからは、

「明るくていいね」
「駅に降り立つと、イルミネーションが“お帰り”と言ってくれているようでホッとする」

といった声が寄せられているそうです。

駅前には、2020年３月に、新たにホテルが開業。
最近は、ビジネスや観光、団体で駅周辺を訪れるお客様も多いのだとか。
 
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「灯りのないまちというのは、やはり寂しいと思うのです。普段駅を利用している方や美唄へ帰ってきた方はもちろん、仕事や観光で立ち寄った方も含め、みなさんを温かくお迎えできたら嬉しいなぁと思って、取組を続けています。」

と山上さん。
この年末年始、空知では結構雪が降りました。
きっと今日も、湿り雪を落とす作業などをしながら、イルミネーションを守っていることでしょう。

積もりゆく雪に映える、色とりどりの灯り。
降る雪に反射して、きらめく光の美しさ。
雪に包まれながらも何だか懐かしいような、ほっこりした気持ちになるのは、まちの温かさ、人の温かさを感じるからなのかもしれません。

最後に、イルミネーションの様子をショート動画でお届けしますね。
美唄駅前のイルミネーション。今シーズンは２月末までの予定です！
 

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