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【あ!これたべよ】雪なごり「瑞華」【4月から生貯蔵酒を限定販売】

【沼田】町内産の酒造好適米「彗星」を原料に雪室で低温熟成させた新しい日本酒「雪室熟成純米酒 雪なごり 瑞華(ずいか)」が四月二十五日にデビューする。従来の「きらら397」と比べて「まろやかでフルーティーな味わい」(製造関係者)に仕上がっており、香りも芳純という。まずは町内限定で生貯蔵酒を売り出し、販売初日に町民向けの試飲会を計画している。
 
原酒の貯蔵に雪の冷気を利用した「雪なごり」は、沼田小売酒組合が二〇〇〇年に販売を開始。地酒のブランド力を高めようと、農商連携の「沼田のお酒向上委員会」を立ち上げ、昨年から「彗星」に切り替えた。
 
昨年十二月から約百日間、雪の科学館で原酒四千㍑を貯蔵。製造する高砂酒造(旭川)によると、「雪の冷気で低温熟成した日本酒は角が取れてまろやかになる」という。
 
二十三日には蔵出し作業が行われ、雪室から移送トラックのタンクに原酒が移されると、日本酒の甘い香りが広がった。
 
雪の意味を持つ「瑞華」の名前は、「豪雪地帯の良質な雪解け水が田畑を潤し、稔り多き秋を迎える」ことに由来。昨年から町内真布地区で彗星の栽培を始めた農家、中田一之さん(60)は「町民の期待に応えるプレッシャーもあるけれど、胸を張って自慢できるおらが村の酒をつくりたい」と力を込めた。
 
約七百本の生貯蔵酒を町内の酒販店などで販売した後、五月中旬から火入れした純米酒も売り出す。価格は税抜きで、生貯蔵酒・七二〇㍉㍑が千四百円、純米酒・七二〇㍉㍑が千三百円、同・一・八㍑が二千五百円。

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この記事は、地元の情報をいち早く!「北空知新聞」から出典して掲載しております。同紙の定期購読はこちらから↓
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