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【こちらそらちのあちらこちらvol.2】空知の大地~樺戸道路が繫いだ歴史~

皆さんお久しぶりです。空知のウェブサイトや動画を紹介するこちらそらちのあちらこちら(以下「こちそら」という。なんちゃって)、2回目の今回は、YouTubeで公開されている動画「空知の大地~樺戸道路が繫いだ歴史~」です。「樺戸道路を活用した観光周遊ルートづくり協議会(岩見沢市、三笠市、美唄市、月形町)」により制作されました。
 

そもそも樺戸って何…?

空知道(柔道、剣道、弓道、空手道、合気道とか茶道、華道、書道みたいな空知を究めるやつ。24流派に分かれているとかいないとか)の有段者の方(以下「黒空」という。なんちゃって)であれば何ということもないでしょうが、空知道初心者の方(以下「白空」という。なんちゃって)は、そもそも樺戸ってどう読んだらいいかわからないですよね。

樺戸は「かばと」と読みます。月形町ホームページ「月形歴史物語」によると、北海道の多くの地名と同様、アイヌ語が由来です。水草のコウホネを表すアイヌ語、「カパト」からきており、アイヌの人々はその実を食料にしていたようです。やはり食料や川など生きていく上で大事なものが地名になっているんですね。

さて、この「月形歴史物語」ですが、自治体のホームページとは思えないほど充実した内容で、これを読めば空知道月形流の有段者(以下「黒月」という。なんちゃって)になれると思います。

それにしても、地域の歴史を大切にする姿勢がかっこいいですよね、スタイル入ってます。(平昌オリンピックでスノーボードの解説をしてた中井さんが使ってまして。ただのマイブームです、ごめんなさい)
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▲「月形歴史物語」ホームページはこちら

樺戸道路は、1881年に月形町に開設された樺戸集治監(現在の刑務所に相当する施設)と、1882年に三笠市に開設された空知集治監を結ぶために1887年に作られました。

集治監を道路で繫いだからなんなんだ…と思われるかもしれませんが、そのモヤモヤ感を払うためにも、この動画を見ていただいて、そうなんだと思っていただけると嬉しいです。道にも歴史ありです。
 

空知スタイル入ってます

そんな本作品ですが、監督は、アメリカ・ロサンゼルス在住の映画監督光武蔵人さんで、ナレーションは歌手・俳優の石橋凌さんです。

アメリカは遙か彼方の合衆国だし、石橋さんは天下のARBだし、日本の片田舎に過ぎない空知のイメージと合うのかな、なんて黒空であるとともに、自虐道卑屈流の有段者(以下「黒自」という。なんちゃって)でもある私は思いもしましたが、実際動画を見てみると、やっぱり映像も声もかっこいいんですよね、空知スタイル入ってます。

また、月形町の桜庭樺戸博物館名誉館長、NPO炭鉱の記憶推進事業団の吉岡理事長、美唄市の髙橋市長がインタビューで出演されてまして、地域の歴史や魅力についてお話ししてくれています。

桜庭名誉館長にいたっては、まるで役者さんであるかのような雰囲気を醸し出されていますので、注目してみてください。
 

さて、実際に動画を見てみましょう

長々と動画の説明をしてきましたが、百聞は一見に如かず、まずは見てみてください。
さあどうでしょうか、動画を見て樺戸道路に興味を持たれた液晶ディスプレイの前のそこのあなた。樺戸道路のすぐ近くには、あまりに真っ直ぐで、乗車中の泣く子も眠ると言われているとかいないとかの国道12号も控えていますので、ぜひ遊びに来てみてください。空知道道の有段…もういいですね。

ということで、樺戸道路に関する動画をご紹介しました「こちそら」第2回、次回もスタイル入るのか…、という疑念は、空知ボードをレギュラースタンスで月形の所をかっこよく左手とか右手とかでグラブすると、メランコリーとかステイルフィッシュになるらしいことに免じて須部都川に流してください。

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