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美唄の中心地から、みんなの笑顔を生み出すお店「味自慢 勇華」

美唄市は、札幌市と旭川市のほぼ中間に位置しており、JRの特急が停車するアクセスしやすいまちです。

そんな美唄で有名なグルメといえば、長年にわたって市民から愛されている美唄焼き鳥!
…ですが、美唄焼き鳥を楽しめるお店以外にも、地域に根付いたお店はたくさんあります。

今回は、「昭和レトロな空間が落ち着く!」「食べ物のメニューが豊富で、1次会にも2次会以降にも利用しやすい!」「野球選手もご飯を食べに来ることがあるらしい!」と評判の居酒屋「味自慢 勇華」(以下勇華)をご紹介します。

さっそく入店!

やわらかい笑顔でお出迎えしてくれるのは、店主の吉田五月さん(以下ママ)と娘の由子さん(以下ゆきちゃん)。お2人の素敵な笑顔は、ぜひお店でお確かめください!
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店内は昭和を感じさせる雰囲気に包まれていて、まるで実家に帰ってきたかのような安心感があります。カウンター席、テーブル席、小上がりの席があり、おひとり様でもご家族でも、宴会にも利用できるお店です。
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お店の一角には、美唄に本拠地を置く野球の独立リーグ球団・美唄ブラックダイヤモンズ(通称:ブラダイ)のコーナーが!ブラダイファンにはたまらないですね。全国各地から美唄に集まっている選手たちもよくご飯を食べに来ているようで、ママもゆきちゃんも、本当のお母さんやお姉さんのように慕われています。

 ※美唄ブラックダイヤモンズについては、過去記事をご覧ください↓
 美唄のために!!!!野球で美唄を元気に!
腹が減ってはインタビューもできぬので、まずはママのオススメで、お客様からの人気も高いメニューで腹ごしらえです。

まずは1品目、かつとじ。見た目がプルプル!
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続いて2品目、ホルモン鍋。じっくり煮込まれたホルモンがとってもジューシー!
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そして3品目、〆のラーメン。今回は塩ラーメンをいただきました。あっさりした味で、お酒を楽しんだ後の身体に染み渡る、〆にピッタリのラーメンです!
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どれもとっても美味しいです。満足満足…。
さてと、インタビューモードに切り替えます。

「勇華」は今年で20年目!

定年退職を機に旦那様(以下マスター)がオープンさせた「勇華」は、今年8月に20年目を迎える、地元に愛されるお店。体調を崩してしまったマスターの後を継ぐ形で、ママが4年前から切り盛りしています。

当初、マスターはラーメン屋を開業しようと考えていましたが、お店の場所が美唄の飲み屋街の一角ということもあり、ラーメン一つにこだわらずに、どんなお客様が来ても色々なメニューを提供できるようにと、居酒屋として開業しました。
お店を訪れるお客様からの「今日は何が作れる?」「今日は〇〇が食べたい!」といった要望に応えてメニュー化を重ねていくうちに、品数はどんどん増えていき…
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今ではこんなにたくさんのメニューが!メニューの半分以上はお客様からの要望でできたメニューです。
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ん!?これは!!辛党の私にはたまらない文字列!!!
もちろん追加注文です。

チャーハンを炒めているそばから店内に溢れる辛み成分。目が刺激されます…!

こちらが本日の4品目、キムチチャーハン。
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一口食べて…辛い!おぉ、辛い!
しかしながら、クセになる辛さです。ただ辛いだけではなく、美味しさがしっかり感じられます。
これはハマっちゃいます!

「うちに来たら、一度は食べてほしいね(笑)」とママは言います。
キムチチャーハンは、一度食べた人が次回お店に連れてくる人に必ずと言っていいほど勧めるメニューになっているようで、「勇華」の登竜門のようなメニューです。「勇華」を訪れる若い層のお客さんは「挑戦者を連れてきました!」と新しいお客様を連れてくるほどだそうです。

辛いものが好き!刺激がほしい!という方は、ぜひ挑戦してみてください。私からもオススメです。
おぉ、辛い、旨い、辛い…。

居酒屋だけにとどまらない!お昼はカレーとソフトクリーム♪

夜の時間帯に営業している「勇華」では、2021年11月から「町のカレー屋さん」をスタート。小さい頃からカレーが大好きで、いつかお店を出してみたいと考えていたゆきちゃんが、ママと相談を重ね、「コロナ禍ということもあるし、新たにお店を構えるよりも、18年の歴史を重ねてきた「勇華」で、居酒屋の営業をしていない昼の時間帯にお店を出してみたら?」ということで、間借りのような形で始まりました。

「町のカレー屋さん」のオススメは、ゆきちゃんこだわりのホロホロチキンカレー。
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(別日にいただきました、満腹です)

このチキンカレーには野菜がふんだんに使われています。野菜から出る水分がメインで、水はほとんど使っていません。野菜の形がなくなるくらいにまでじっくりと炒められたカレーには、野菜のエキスがたっぷり溶け出しています。以前は「勇華」でもカレーを提供していましたが、「ゆきちゃんが本格的なものを作ってくれているから、同じ場所にカレーは2つも要らない!」とママが作るのを辞めてしまったとか。

最近では、鹿肉カレー(金曜限定)やスープカレーも提供していて、そちらのメニューにも注目が集まっています。

また、2022年6月には「勇華」に隣接する空きスペースに「machi no ice cream yasan-町のアイスクリーム屋さん-」をオープン。
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美唄にはアイスクリームを専門に販売するお店が少ないので、街の真ん中にアイスクリーム専門店があってもいいのでは?と考えたママ。「勇華」のレトロな雰囲気と合わせたビンテージ感のある店構えをイメージして、譲り受けた小さな小屋をリノベーション。青い屋根にマスタードイエローの外壁という外観に、木製のパレットでできたウッドデッキ、白樺の木でできたベンチなど、こだわり抜いたイートインスペース。とてもオシャレな空間になっています。
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8種類を試食し、その中から選び抜かれたアイスクリームミックス(牛乳や砂糖などの原料を混ぜ合わせた、アイスクリームの素)は、甘すぎず飽きのこない、そして色々なトッピングをしてもマッチするものになっています。コーンも、アイスの味に合ったものを厳選。口が広めで垂れづらい形状なので、子どもたちでも食べやすいんです。

さらに、一人一人の子どもたちに、1つずつ、余すことなく食べてもらえるように、との想いから、ミニカップでの提供もしています。トッピングも可愛らしいです。
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(ママから写真をご提供いただきました)

「街の中心地にお店があるので、スッと来てサッと食べられるように、大人だけでなく子どもたちにも何度も来てもらえるような町のアイスクリーム屋さんになってくれたらいいなと思っています」とママは語ります。

飲食だけにとどまらない!イベントも多数開催♪

「勇華」に隣接する空きスペースでは、2022年に、市内外のキッチンカーを集めてのビアガーデン、子どもの洋服やハンドメイド雑貨などを販売するフリーマーケットなど、多くのイベントが開催されました。

また、10月にはハロウィンマルシェが開催されました。このマルシェは「勇華」の同業者や企業の方々と新たに発足した「318 SPACE Project(サンイチハチ スペース プロジェクト)」というチームによって企画されました。318(サンイチハチ)は空きスペースの住所の番地に由来しています(美唄市西1条南 3丁目18)。小さな街・美唄市の中心地にある場所から、新たな活気や交流を創ろうと始まったものです。
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(ハロウィンマルシェの様子)

ママとゆきちゃんは「手探りではあるけれども、実際にやってみると、ビアガーデンには400人くらい、ハロウィンマルシェには300人くらいのお客様が来てくれました。美唄の皆さんの笑顔を見られてとても嬉しかったです。」と話してくれます。「一度きりで終わるものではなく、様々な方に参加してもらいながら、みんなのスペースで、今後も四季折々にイベントをしていきたいです。」と今後の展望をお話ししてくださいました。

美唄の中心地からお客様に笑顔をお届けするあたたかいお店には、美唄のことを想うママとゆきちゃんの気持ちがたくさん詰まっています。ぜひお2人の想いのこもった美味しい料理を食べに来てみてください!



【店舗情報】

〇『味自慢 勇華』
 定休日:火曜 営業時間:18:00~翌2:00

〇『町のカレー屋さん』
 定休日:火曜・日曜 営業時間:11:00~14:00
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/bibai_yuuka


〇『machi no icecream yasan -町のアイスクリーム屋さん-』
 定休日:火曜 営業時間:10:00~16:00
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/machi.no__icecream.yasan


072-0024
美唄市西1条南3丁目16
駐車場:あり
お支払い:現金のみ

いずれの店舗も「ふるさと美唄応援店舗」の登録店で、「ふるさと美唄応援団」の団員限定で特典サービスを受けることができます。ぜひこの機会に入団して、美唄を応援してみませんか?

 ※ふるさと美唄応援団・ふるさと美唄応援店舗については、過去記事をご覧ください↓
 そうだ、ふるさと納税しよう。~空知管内ふるさと納税の旅 vol.1 美唄市編~
 

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