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ネイパル遊友隊~北の産業革命、炭鉄港の謎に迫る~

こんにちは!ネイパル砂川の、アベシンこと阿部晋之介です。

ネイパル砂川は、札幌と旭川の中間に位置する砂川市にある道立体験活動支援施設です。小学校の宿泊研修のほか、部活の合宿や家族での宿泊も受け付けています。
https://napal-sunagawa-jp.secure-web.jp/index.html

みなさん、「炭鉄港」という言葉をご存じでしょうか。
明治から昭和にかけて、北海道の発展の中核となった「石炭」というエネルギー資源。空知の「炭鉱」、室蘭の「鉄鋼」、小樽の「港湾」、それらを繋ぐ「鉄道」を舞台に繰り広げられた歴史が北の産業革命「炭鉄港」の物語です。
https://3city.net/(詳しくはコチラ)

今回ネイパル砂川では、「ネイパル遊友隊~北の産業革命、炭鉄港の謎に迫る~」と題して、炭鉄港を体験しながら学ぶ教育事業を開催しました。

ネイパル遊友隊!

ネイパル遊友隊~北の産業革命、炭鉄港の謎に迫る~は、小学4年生~6年生を対象に、7月26日(土)~28日(月)の2泊3日で行われました。
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25名の参加者が、6名の大学生ボランティアと一緒に赤平市三笠市江別市の炭鉄港関連施設を巡ったり、ミニチュアれんがで作品制作をしたほか、石炭を使った炭鉄港めしづくりにも挑戦しました。

炭鉄港を巡る旅へ出発!

1日目はアイスブレイクをした後に赤平市の「旧住友赤平炭鉱立坑櫓」を見学。

ガイダンス施設の職員によるガイドを聞きながら、かつては北海道で3本の指に入るほどの大きさであった立坑櫓の内部と、石炭を掘り出すために使われていた道具を見学しました。人や石炭を運んだエレベーターに入ってみたり、人が手で持って使っていた機械の重さを感じたりしました。
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赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設
住所:赤平市字赤平485番地
営業時間:9:30~17:00
休館日曜日、火曜日(祝日の場合は翌日)
電話番号:0125-74-6505
HPhttps://www.city.akabira.hokkaido.jp/docs/2018071100039.html

2日目は、まず三笠市立博物館野外博物館エリアを見学。

ここでは三笠ジオパーク推進協議会のガイドを受けながら、石炭層に触れてみたり、旧幾春別炭鉱錦立坑櫓を見学しました。

ガイドのお話はとても分かりやすく、参加者だけではなく、スタッフの私たちも聞き入ってしまいました。
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三笠市立博物館
住所:三笠市幾春別錦町1丁目212-1
営業時間:9:00~17:00
休館日曜日
電話番号:01267-6-7545
HPhttps://www.city.mikasa.hokkaido.jp/museum

次に三笠鉄道記念館(三笠鉄道村)に移動して、石炭や人を運ぶために発展した「鉄道」について学びました。実際の機関車を間近で見て、運転席等に乗ることもできました。
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機関車を見学

三笠鉄道記念館(三笠鉄道村)
住所:三笠市幌内町2丁目287
営業時間:9:00~17:00
休館日曜日(冬季休館あり)
電話番号:01267-3-1123
HPhttps://mikasa-railway.co

江別セラミックアートセンターでは、炭鉄港を支えたれんがが、どのように作られていたのか、なぜ江別でれんがが作られていたのかを学びました。
短い時間でしたが、炭鉄港というものについての理解を深めることができました。
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れんがを観察する遊友隊の子供たち

江別市セラミックアートセンター
住所:江別市西野幌114番地の5
営業時間:9:30~17:00
定休日:月曜日
電話番号:011-385-1004
HPhttps://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/site/ceramic/

宿泊施設でも炭鉄港を体験!

宿泊場所であるネイパル砂川では、夜も活動をしています。

夕食後の時間は、炭鉄港クイズミニチュアれんがで作品制作を行いました。

ミニチュアれんがは、本物のれんがと同じ製法で作られた10分の1のサイズのれんがで、参加者は家や動物など様々な形を作りました。
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また、最終日(3日目)の午前中は、ネイパル砂川で石炭を燃やしました。参加者のほとんどが、石炭が燃えるところを見たことが無かったようで、石炭が燃える様子を観察して、においや煙の色が違うことに驚き、楽しんでいました。

その後、石炭の炎を使って芦別の炭鉄港めし「ガタタン」を作ってみんなで食べました。
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ガタタン調理中♪
 
3日間を通して、参加者からは「「炭鉄港について詳しく知ることができた」、「れんがや鉄道の役割が知れてとても楽しかった」、「石炭の層などについて学べてとてもうれしく思います」といった感想が!

炭鉄港に関わる体験を通して、北海道の自然環境や開拓の歴史について、参加者の理解を深め、今後の北海道に対する興味関心を持つ機会とすることができました。

ネイパル砂川では、今後も地域と連携して身近な地域の自然環境や産業に対して理解を深める事業を展開していきます。
興味を持たれた方は、ネイパル砂川までご連絡ください。
https://napal-sunagawa-jp.secure-web.jp/index.htm

北海道立青少年体験活動支援施設ネイパル砂川
住所:砂川市北光496-25
営業時間:8:45~17:30
休館日:12月29日~翌年1月3日(事前にお問合せください)
電話番号:0125-53-2246
HP http://www.napal-sunagawa.jp/

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