砂川市の魅力がたっぷり!!砂川高校生が開発した「ポークレープ」が繋いだ地域との絆
更新日2018.12.20
こんにちは!北海道砂川高等学校茶道部です!私たち茶道部は、2年生部員が中心となり、日本の伝統文化の一つである「茶道」の魅力を、イベントを通して様々な世代の方々に伝えるだけでなく、私たちの高校がある砂川市の良さをもっともっと知ってもらうための活動も行っています!
ここでは私たち2年生茶道部が、地域の方々に支えてもらうことでもっと地域に貢献したいと考えるようになった2年間を紹介します。
ここでは私たち2年生茶道部が、地域の方々に支えてもらうことでもっと地域に貢献したいと考えるようになった2年間を紹介します。
砂川高校ってどんな高校?
日本一長い直線道路「国道12号」にある砂川市は、「夕張メロンピュアゼリー」はもちろん、行列が出来るアップルパイ、日本で2番目においしいソフトクリームが有名で、和洋中問わずスイーツショップが多くある、通称「SWEET ROAD」が有名な街です!
また農業も盛んであり、米・野菜・果物・畜産物と食材の宝庫でもあります。私たちが通う砂川高校は、北海道で最初の全日制課程普通科単位制の高校として開校した歴史があります。自ら学びたい科目を選択できることが特徴であり、砂川市に一つしかない高校です!!
しかし私たちはとっさに、「砂川のような何もないところに観光客なんて来るわけない。」「というか、地元に良いところなんてあるの?」というのが率直な感想でした。
そこで地元について調べると同時に、ファームレストランを経営している方に地産地消料理講習会を開催してもらい、地元産食材について学習したことが、豊富な食材だけでなく今まで分かっていなかった地元の良さを知るきっかけになりました。
また農業も盛んであり、米・野菜・果物・畜産物と食材の宝庫でもあります。私たちが通う砂川高校は、北海道で最初の全日制課程普通科単位制の高校として開校した歴史があります。自ら学びたい科目を選択できることが特徴であり、砂川市に一つしかない高校です!!
地元に良いところなんてあるの?
昨年「家庭科」の授業において「自分の住む街の良さのアピール」をする目的で、「砂川市観光すごろく」を作成しました。しかし私たちはとっさに、「砂川のような何もないところに観光客なんて来るわけない。」「というか、地元に良いところなんてあるの?」というのが率直な感想でした。
そこで地元について調べると同時に、ファームレストランを経営している方に地産地消料理講習会を開催してもらい、地元産食材について学習したことが、豊富な食材だけでなく今まで分かっていなかった地元の良さを知るきっかけになりました。
もっと街のことを街の人に教えてもらおう!!
地元のことを知れば知るほど、私たちがまだ知らない砂川市の良さをもっと知りたくなり、砂川市役所主催の「砂川観光ワークショップ」にみんなで参加してみることにしました。そこでは初めて知る景色や食べ物、大人の人たちの砂川市への熱い思いを知るきっかけになりました。また、私たち高校生の意見を斬新だといって採用してもらうことも多く、今まで自分の意見を話すことに自信がなかった私たちが「思ったことを言っても良いのだ」という気持ちになりました。
そこで出た話を元に、砂川市を代表するような新しいスイーツの開発を街のみんなでやってみようという話になりました。砂川市でふるさと納税の返礼品にもなっているトマトにターゲットをあて、試行錯誤しながら「トマトジャムinクッキー」と「トマトカップケーキ」のレシピを作成し、スイーツフェスタ来場者向けに試食コーナーを設けました。
真剣に街の人と向き合い、よりよい商品に!
昨年は学習を進める中で多くの方々との出会いがあり、その出会いが更に広がることで、多くの地元の方々に支えてもらいながら活動することができました。次第に街の人と何かを考えて行動するワクワク感と強い郷土愛が芽生えました。何か恩返しがしたい!!その思いが強くなり、「地産地消をアピールできる新しい名物」をテーマに考えついたのが、砂川市でここ数年売り出している名物「ポークチャップ」をアレンジした「ポークレープ」です。完成した「ポークレープ」を全道に広めたいとの想いから、高校生チャレンジグルメコンテストに応募しました。
米粉で作った薄いクレープ生地を空知の大地に見立て、地元産の新鮮野菜、雪を表現したマッシュポテト、そこに砂川市の名物「ポークチャップ」を包んだことで、砂川市の美味しい食材を1枚にギュッと閉じ込めました。形になったところで、今までお世話になった方々からアドバイスをもらうため、試食会をしました。
試食会当初は「味がぼやけている」「食べにくい」と酷評ばかりで、手厳しいアドバイスにへこんでしまうこともありましたが、私たちのことを思って言ってくれることばかりと受け止めて改善に繋げ、完成させました。
更にチャレンジグルメコンテスト当日にどのようにして売れば効果的か相談していた矢先、砂川市ポークチャップ協議会の目に私たちの活動がとまり、「うまいっしょグランプリ」の補助として、販売に携わる機会をもらえたことで自信をもって販売方法について学ぶことが出来ました。このコンテストに至るまでに地域の方々の協力がなければ、ポークレープを完成させることは出来ませんでした。
試食会当初は「味がぼやけている」「食べにくい」と酷評ばかりで、手厳しいアドバイスにへこんでしまうこともありましたが、私たちのことを思って言ってくれることばかりと受け止めて改善に繋げ、完成させました。
更にチャレンジグルメコンテスト当日にどのようにして売れば効果的か相談していた矢先、砂川市ポークチャップ協議会の目に私たちの活動がとまり、「うまいっしょグランプリ」の補助として、販売に携わる機会をもらえたことで自信をもって販売方法について学ぶことが出来ました。このコンテストに至るまでに地域の方々の協力がなければ、ポークレープを完成させることは出来ませんでした。
砂川高校に入学してよかった!
今回の取組から「人と人のつながり」や「人と人との絆」を学ぶことが出来ました。今回初参加であったチャレンジグルメコンテストで「商品企画賞」を頂くことが出来、私たちのレシピが実際に商品化されることになりました。そのことをSNSで街の方々が発信して盛り上げてくれ、私たち砂川高校に対する応援の声を直接耳にすることができました。砂川高校に入学しなければ、このような経験は出来なかったなぁと思います。これからも私たち砂川高校茶道部と地域との繋がりは続いていきます。
砂川高校
平成16年4月に、砂川北高校と砂川南高校の統合によって開校した 北海道で最初の全日制課程普通科単位制の高等学校。
一期生には陸上競技800m走でインターハイ、国体の全国チャンピオンになった畠山政和氏(現 道庁勤務)がいる。
一期生には陸上競技800m走でインターハイ、国体の全国チャンピオンになった畠山政和氏(現 道庁勤務)がいる。
- 住所
- 〒073-0122
砂川市吉野2条南4丁目1番1号
- 電話番号
- 0125-52-3168
- FAX番号
- 0125-52-3169
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