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~由仁に芽吹くオリーヴ~フルール・ド・オリーヴ カンパーニュ(由仁町)

こんにちは。由仁町のshutaです。

今回は、昨年(2024年)10月に由仁町で開業された、フレンチレストラン「フルール・ド・オリーヴ カンパーニュ」についてご紹介します。

私、こういった記事を書くのは初めてですが、一生懸命書いたので、ぜひ最後まで読んでいって欲しいです!
それでは、早速お店をご紹介します!

フルール・ド・オリーヴ カンパーニュ

お店があるのは北海道・由仁町の三川地区で、JR室蘭本線を利用すると三川駅から徒歩5分と好立地です。

見つけました!
こちらが「フルール・ド・オリーヴ カンパーニュ」です。
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扉を開けると、シェフの西原 秀徳(にしはら ひでのり)さんが笑顔で迎えてくれました。
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お店の中は、ユニークな人形や絵画が飾られており、オシャレな雰囲気。
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西原さんは現在64歳で、出身地は帯広市。居酒屋でのアルバイト経験、お父さんが料理人(西洋)だったことなどがきっかけで料理の道を進むことになりました。

その後、札幌のホテルで料理人としての経験を積み、26歳の時に単身でヨーロッパへ。
スイス・フランスでの4年間の修行を経て、帰国後は札幌のレストランで料理長となり、1995年に札幌市内で「フルール・ド・オリーヴ」を開店しました。

元々、60歳頃に引退する予定でしたが、「料理を続けたい」との思いが高まり、由仁町内で「フルール・ド・オリーヴ カンパーニュ」を開店し、現在に至ります。

美味しいが止まらない!フランス料理

さあ、みなさんお待ちかね!コース料理のご紹介です。

シェフのおまかせコース料理は、4,400円、6,050円、7,700円と3つのコースに分かれています。
※全て税込
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私がこの日頼んだのは6,050円のコースで、最初に出てきたのは【バターナッツ】
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お供に丸いごまパンがついてきました。
では、いただきます。

「お、美味しい」
かぼちゃ好きの私にはたまらない甘みとコク。パンも外がサクっとしていて、中がふわふわ。
初手からなんておいしいものが出てくるんだ(汗)

お次は、【由仁近郊の野菜達】
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今日の野菜達は、さつまいも・ブロッコリー・かぼちゃ・にんじん・ヤーコン・ネギ・ごぼう・赤カブ・きくいも・ビーツの10種類!

赤ワインビネガーのソース、アンチョビ入りマヨネーズをかけて…、う~ん、おしゃれな盛り付けに(*^^*)

柔らかくて食べやすい。「野菜ってこんなに美味しくなるんだ」と感じました。
(風味を逃がさないようにそれぞれの特色を活かして調理するんだとか。)

料理は次々と出てきます!

【中道さん原木しいたけの薪火焼き・大根のトリュフソース】
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しいたけと薪火の香りがたまりません。

薪火で焼いたしいたけは、どこかお肉のような味わいも感じました。
噛み応えのあるしいたけにトリュフソースが相まって・・・とにかく美味しい!
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ここで、バターナッツのお供とは違うパンが一緒に出てきました。
(「リュスティック」というパンで、カンパーニュ生地で焼いているとのこと。)

良い色をしたパン。何もつけずにひと口。
「サクッ、ふわっ。」
これは、パン屋さん顔負け。美味しすぎる。

shuta「ぜひ個別で売ってください。」
西原さん「よく言われます笑、のちのち考えてみるよ。」

【エビ、サーモン エビのクリームソース】
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まずはエビからいただきます。
「んっ!これは美味しい。なんでこんなに美味しいんですか?」

そう聞くと、下味に塩と黒胡椒、にんにくを使用しているとのこと。
また、西洋野菜のウイキョウが添えられ、リゾットの中にもエビが入っているんだとか。

「おっしゃれ~(心の声)」

次は艶やかなサケをリゾットと一緒にいただきましょう。
う~~ん、エビのクリームソースと絡まって、これまた美味しい。

エビの風味、サケの香りを残しつつ、元の味を活かす。これが西原さんの料理。
おっと、忘れずに先ほどのパンをつけてソースまでいただきましょう。

【黒毛和牛 薪火焼 マデラソース】
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きましたメインディッシュ。お肉、大好きです。
黒毛和牛なんてめったに食べられないので、よく噛んで味わいます。

最適な焼き加減の黒毛和牛。
さっぱりしているのに、肉の旨みが最大限に活かされている。
すごい、お肉の美味しさをこんなにも舌で感じられるものなのでしょうか。
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途中で付け合わせのグラタンが登場!
芋がとてもほくほくしていて、優しい味でした。

【コルネド・ユニ(由栗いものパイ)】
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さあ、由仁町・栗山町が誇る自慢のさつまいも「由栗いも」が楽しめるデザートの時間です!

※「由栗いも」について、こちらの記事で多少ご紹介しています↓
https://sorachi-de-view.com/yuni/1689

パイを一口食べてみると、由栗いもの風味の中に、塩‥?

正解でした。フランスのブルターニュ地方にあるゲランド半島の海塩をアクセントにコクを出しているそう。
甘さ控えめのカスタードパイで、たくさん食べてお腹が少しきつくなってきたところでしたが、それでも美味しく味わえました。

【たまごプリン アールグレイレモンアイス コーヒー】
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きれいな形のプリンに、グレー色のアイスがでてきました。
これはなんのアイスでしょう・・・?

なんと、アールグレイ(紅茶)のアイスとのこと!

「すごい。味がアールグレイそのもの!それにレモンを組み合わせることで、他では味わえない味になっている。プリンもあっさりしていて、後味が全然気にならない。」

アールグレイのアイスはプリンと相性が良く、一緒に味わうと新食感で、とても美味しかったです。
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最後に、コーヒーをいただきます。美味しい。

Le dîner était vraiment délicieux.(ごちそうさまでした。)

「フランス料理って、なんでも美味しくしてしまうんだな。」

まるで魔法のようなひとときを過ごせました。

エピローグ

現在、町民限定で、ピザやサンドイッチのテイクアウトを始めようと考えている西原さん。
提供するピザを試作中とのことで、私はすかさず「試食させてください」と懇願。

願い叶い、まずは試作の現場に立ち会わせていただきました。
ピザは、古代ローマをイメージしたものを作りたいとのこと。
西原さんはピザ作りをしながら、ご自身が好きなピザの種類やその歴史などを教えてくれました。
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笑顔で話してくれる西原さんを見て、本当に料理が好きな方だというのが伝わってきました。
自然とこちらも笑顔にさせてくれるような、優しい笑顔のシェフ。
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そうこうしているうちに、できあがりました。
いい香り、美味しそう。
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西原さんと一緒に美味しいピザをいただきました。西原さんいい笑顔です。

西原さんのフランス料理は、本当に「美味しい」でいっぱいでした。

話してみて分かったのが、西原さんは色々な角度から料理に工夫を施し、食材の持つ美味しさそのものを引き出そうと料理しているということです。

本場を経験したからこその、西原さん流のフランス料理が作れるんだとか。
そんな「想い・技術・美味しい」で詰まった西原さんの料理を、みなさんにも是非一度味わってほしいです。

今回の記事で、行ってみたいなと思ってくれる方が少しでも増えてほしいと、願っております。
ご覧いただきありがとうございました。

店名:フルール・ド・オリーヴ・カンパーニュ
住所:〒069-1133 北海道夕張郡由仁町三川旭町180番
営業時間:12時~15時 ラストオーダー13時
     18時~22時 ラストオーダー19時
     ※完全予約制(前営業日21時まで受付)
定休日:不定休
電話番号:090-8898-6172
HP(SNS):https://www.instagram.com/nishiharahidenori/
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