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岩見沢に社会人野球チーム誕生!~前編:遠田監督インタビュー

みなさん、北海道・南空知エリアの岩見沢市に社会人野球チームが誕生したのはご存じですか?

その名も「TOKKYU BLUE ROSE(トッキュウ ブルーローズ)」
※以下、「ブルーローズ」。

市内の運送会社・株式会社トッキュウ(本社:岩見沢市栗沢町)が野球でヒト・企業・地域を繋ぎ、地元企業への若者の雇用促進やスポーツによる地域活性化を図ること目的として、ブルーローズが立ち上げられました。

今回は、そんなブルーローズの遠田監督、佐藤選手へのインタビューの内容を、前・後編に分けてお届けいたします!

※後編は来週(9/19(木)に掲載予定ですよ!お楽しみに~

(株)トッキュウや普段の練習について

まず、ブルーローズを立ち上げた「株式会社トッキュウ」について聞いてみました。
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遠田監督(右)、佐藤選手(左)
 
――(株)トッキュウについて、教えてください。

(佐藤選手)
運送業・倉庫業がメインの企業ですね。例えば、新しい施設が建てられる時に資材やモノを運んだりしています。他にもエネルギー(ガソリン、軽油、石油など)関係の事業も行っています。

――ブルーローズはどれくらいの頻度で練習しているんですか?

(佐藤選手)
全体では平日週3回、個人(自主練習)では平日週1回です。

(遠田監督)
自主練習では打ち込みやウエイトトレーニングなど、選手各々がやりたいメニューに取り組んでいます。

土日はだいたい試合ですが、本業もあるので、平日に練習、土日に試合だと選手はヘロヘロなんですよ(笑)

最近は大きな大会が終わったので、日曜日は「オフ」としています。

――どんな大会に出場しているんですか?

(佐藤選手)
メインとなるのは都市対抗野球、全日本クラブ選手権の2つです。

(遠田監督)
都市対抗野球は企業も含めた大会で、全日本クラブ選手権はクラブチームだけの大会です。

どちらも全国に繋がる大会ですね。
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なるほど。それでは、個別にインタビューさせてください!

遠田 誠治(えんだ・せいじ)監督 にインタビュー

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――選手への指導の際に意識していることは何ですか?

(遠田監督)
経験者が大多数なので、あれこれ口うるさく言うことはないですね。

僕も社会人野球を経験しているので、どちらかといえば個人を尊重していて、あまり喋らないです。(笑)

(佐藤選手)
確かに、監督はそんなに喋らないかもしれません。どちらかというと、選手同士で声掛けしたりしています。

(遠田監督)
あんまり怒んないしね。3回くらいしか怒ったことないんじゃない?(笑)

(佐藤選手)
2回かな?でも、ほんとに怒られないんですよ。

――選手に任せているような感じなんでしょうか。

(遠田監督)
任せてはいるけど、選手の気持ちが緩んできていたり、技術面で少しズレがある時など、言わなければならないことはしっかりと伝えています。

社会人野球は選手自身が意識してやらないと成長しないので、そこの道を作ってやるのが自分の仕事だと思っています。

あとは自分がゲームでどう活かすかなので、全責任は自分にありますね。
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――遠田監督は過去にプロ野球でも活躍されていました(※)。指導する中で、プロ時代の経験が活きる場面があれば教えてください。
(※)中日ドラゴンズ在籍期間:1986年~1992年

(遠田監督)
昔と今だと全く違うんですよ。

僕らの頃はいろんなコーチがいて、たくさんのことを言われましたが、指導をどう理解し、飲み込むかは自己判断でした。

ただ、今はもうYouTubeなどで様々なやり方を見ることができるので、指導の正しさ自体よりも、指導をきちんと理解した上で練習に取り組んでもらう、ということを意識しています。

なので、私が指導する時は、「ここはこうじゃないかな?」といったアドバイスをしていますね。「あれやれ、これやれ」じゃなくて、こうした方がいいんじゃない?といった言い方にしています。

あとは、たくさん伝えても、選手が混乱するだけなので、あまり多くのことを言わないようにしています。自分も信頼していたコーチに言われたのは1つのことで、そこを修正すれば、他のことも自然とうまくいきました。

やはり、選手が本当に困った時に聞きに来て欲しいですね。
もちろん、聞かれたことには答えられるよう、常に準備はしています。
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――監督をする上で大変なことは何ですか?

(遠田監督)
常に大変です。(笑)

というのは冗談ですが、やはり全くゼロからの始まりだったので、当初は選手集めや声掛けなど、どうしたらいいのか分かりませんでした。楽しい面もありましたけど、つらい部分もありましたね。

でも、今は大変なことはありません。とにかく野球が出来ることがすごく楽しい。逆に何かあってもユニフォームを着れば忘れられますね。

――野球をやっていてよかったなと思う瞬間は?

(遠田監督)
野球をやっていたから、いろんな人とも繋がれました。
今回も、人との繋がりがあったからこそ、監督就任の話が来たんです。
そういう意味では、様々なメリットを感じていますね。

――選手への想いについて

(遠田監督)
社会人で、本業もある中であっても、やはり プロを目指して欲しい です。

そこを目指して選手自身が動いて欲しいですし、選手には最初のミーティングで「上を目指せ」と伝えています。


あとは選手次第ですが、やるからには上を目指さないと。
そこまで頑張ったことは、生きていく中で絶対プラスになると思います。

次週(9/19(木))、選手へのインタビューなどをご紹介します!

今回、実際に遠田監督にインタビューしてみて、監督の野球に対する想いや、選手に対しての想いがすごく伝わってきました。

また、選手とのコミュニケーションもしっかりと図れており、雰囲気の良いチームだと感じました!
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まだまだ聞きたいことは沢山ありますが、今回はここまで!

来週は、今週に引き続き佐藤選手へのインタビューやオフの過ごし方などについてご紹介する記事(後編)を掲載予定です。

ぜひご覧ください!!

※ブルーローズの活動については、下記HPをご覧ください。
https://tokkyu-group.jp/baseball-team/

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