キャベツのまち・南幌町で「キャベツグルメ完全制覇」を目指したら胃袋が限界を迎えた件。札幌から車で40分、キャベツ尽くし半日ドライブ
更新日2026.09.17
皆様、突然ですが質問です。 「キャベツはお好きですか?」
「トンカツの横にある千切りが好き」「野菜炒めに入ってると嬉しい」……うんうん、分かります。でも、「今日はキャベツ尽くしでお腹を満たす!」と決意したことがある人は、この世にどれほどいるでしょう。
「南幌(なんぽろ)町といえば、言わずと知れたキャベツのまち。町のマスコットキャラクターが『キャベッチくん』というくらいだから、半日で南幌のキャベツグルメをすべて胃袋に収め、完全制覇(コンプリート)してやろうじゃないか!」
そんな軽はずみな野望を抱き、意気揚々と札幌を出発した私。 しかし、この後待ち受ける「想像を絶するキャベツのバリエーション」と、「標高17cmの巨大キャベツタワー」の前に、私の胃袋が無残にも白旗を上げることになるとは、この時はまだ知る由もありませんでした……。
「トンカツの横にある千切りが好き」「野菜炒めに入ってると嬉しい」……うんうん、分かります。でも、「今日はキャベツ尽くしでお腹を満たす!」と決意したことがある人は、この世にどれほどいるでしょう。
「南幌(なんぽろ)町といえば、言わずと知れたキャベツのまち。町のマスコットキャラクターが『キャベッチくん』というくらいだから、半日で南幌のキャベツグルメをすべて胃袋に収め、完全制覇(コンプリート)してやろうじゃないか!」
そんな軽はずみな野望を抱き、意気揚々と札幌を出発した私。 しかし、この後待ち受ける「想像を絶するキャベツのバリエーション」と、「標高17cmの巨大キャベツタワー」の前に、私の胃袋が無残にも白旗を上げることになるとは、この時はまだ知る由もありませんでした……。
札幌から車で約40分!国道12号から国道337号へ抜ける快適ドライブ
朝8時、気合十分で札幌を出発!「今日は胃袋のキャパシティを限界までキャベツに捧げる」と決めていたため、朝食はもちろん完全に抜いてきました。
ルートはとてもシンプルで走りやすいコースです。 札幌市内から国道12号線を江別方面へまっすぐ進み、国道337号との立体交差点を右折。その後江別東インター出口を過ぎたところの「江別太」交差点で左折。そのまま道なりに南幌町の住宅街へ向かいます。札幌中心部からでも車で約40〜50分ほど。「ちょっとそこまで」感覚で行ける近さも南幌ドライブの大きな魅力です。
ルートはとてもシンプルで走りやすいコースです。 札幌市内から国道12号線を江別方面へまっすぐ進み、国道337号との立体交差点を右折。その後江別東インター出口を過ぎたところの「江別太」交差点で左折。そのまま道なりに南幌町の住宅街へ向かいます。札幌中心部からでも車で約40〜50分ほど。「ちょっとそこまで」感覚で行ける近さも南幌ドライブの大きな魅力です。
車窓に広がるのどかな田園風景は、見渡す限りの平野!広大かつ区画が整った田畑が目に飛び込んできます。 南幌町のキャベツは、シャキシャキした「ボール系」や柔らかい「サワー系」、加工・業務用の「寒玉系」といった品種(清月・初恋・おきな)を栽培しており、真空予冷施設によって鮮度抜群のまま出荷しているのだそう。まさに北海道を代表するキャベツ王国です。
「受けて立とう、南幌キャベツよ!」 胃袋を鳴らしながら、まずは第1のターゲットへ向かいました。
「受けて立とう、南幌キャベツよ!」 胃袋を鳴らしながら、まずは第1のターゲットへ向かいました。
【1軒目:朝食】住宅街の奇跡!「ブーランジェリー シナ」の変化球フォカッチャ
朝9時に到着したのは、閑静な新興住宅街に佇む小さなパン屋さん「ブーランジェリー シナ」。 朝8時オープンながら、朝9時台には早くも売り切れる商品が出るという大人気店です。
店内に入ると、焼きたてパンの香ばしい匂いが充満!ハード系・サンドイッチ・焼き菓子など毎日40〜50種類ほどが並び、売り切れると別の種類が焼き上がるため、「来る時間によって出会えるパンが変わる」というワクワクする仕掛けになっています。特にハード系パンは、切り分けサービスや食べ方案内ちらしも用意され、常連さんも多数いるとのこと。
店主の志賀桂一さんは、名店数軒で修行を重ね、専門学校で講師も務めた凄腕のパン職人。「住宅街が広がり将来性のある南幌で、地元の生産者との距離が近い店をやりたい」と3年前に開業されたそうです。
ここでのお目当ては、南幌のキャベツの収穫時期限定で登場する超個性派パン『梅としらすのフォカッチャ』!
ここでのお目当ては、南幌のキャベツの収穫時期限定で登場する超個性派パン『梅としらすのフォカッチャ』!
梅としらすのフォカッチャ(税込400円)
【実食タイム】 「キャベツのパン」と聞いて、てっきり千切りキャベツ入りとか生地に練り込んだパンを想像していた私の前に現れたのは……まさかの『カリカリ梅×しらす×チーズ×キャベツ』というド級の変化球! 恐る恐る一口かじると……う、うまい!!
乱切りのキャベツがオリーブオイルにしっとり馴染み、甘みとザクッとした歯ごたえが絶妙。そこに刻んだカリカリ梅の爽やかさと、しらすの香ばしい塩気、濃厚なチーズが完璧に調和しています。「ピザ感覚でコーラと合わせても絶対うまいし、夜の晩酌のつまみにも最高なのでは?」と感動。
朝から幸先の良いスタートを切り、「よし、コンプリートへ向けて胃袋は絶好調だ!」と意気揚々と店を後にしました。
朝から幸先の良いスタートを切り、「よし、コンプリートへ向けて胃袋は絶好調だ!」と意気揚々と店を後にしました。
【2軒目:寄り道】朝どれ野菜の誘惑!「なんぽろみどり会直売所」
続いて向かったのは、JAなんぽろ女性部が運営する「なんぽろみどり会直売所」。場所は、南幌温泉ハート&ハートの駐車場の中。朝10時の開店と同時に、新鮮な野菜を求めるお客さんが次々と店内に吸い込まれていきます。
入口に足を踏み入れた瞬間、マスコットキャラクター「キャベッチくん」のプライスカードを発見! なんと、朝どれの丸々太ったキャベツが1玉150円!? 安すぎる! 鮮度抜群でずっしり重く、外葉まで瑞々しさに満ちあふれています。
地元の方が「南幌はキャベツくらいしか名物がないからねぇ」と笑っていましたが、とんでもない!町を代表するキラーコンテンツがあること自体、素晴らしいことです。
地元の方が「南幌はキャベツくらいしか名物がないからねぇ」と笑っていましたが、とんでもない!町を代表するキラーコンテンツがあること自体、素晴らしいことです。
それにしても、さすが直売所。鮮度バツグンの朝獲れ野菜が、ビックリ価格で並びます。移動中に見た、あの広大な畑から届いた、と思うと、改めて南幌の農業の底力を実感するのでした。
【実食タイム】
直売所では、南幌キャベツの実物をチェックし、「キャベツキムチ」をお土産に買うつもりでした。そんな私の鼻腔を、レジの奥から立ち上る湯気と甘い香りが直撃!
「あ、あれは……大鍋で茹でられている熱々のとうきび(とうもろこし)……!?」 気づけば財布から200円を出し、茹でたてのとうきびを握りしめていました(熱かったけど)。キャベツ縛りのルールはどこへ行ったのか
直売所では、南幌キャベツの実物をチェックし、「キャベツキムチ」をお土産に買うつもりでした。そんな私の鼻腔を、レジの奥から立ち上る湯気と甘い香りが直撃!
「あ、あれは……大鍋で茹でられている熱々のとうきび(とうもろこし)……!?」 気づけば財布から200円を出し、茹でたてのとうきびを握りしめていました(熱かったけど)。キャベツ縛りのルールはどこへ行ったのか
アツアツの粒にかぶりつくと、ジュワッと弾ける甘みと絶妙な塩気。「ひさしぶりにこんなうまい茹でとうきび食ったわ……」と至福の表情を浮かべてしまいました。(もちろん「キャベツキムチ」もゲットできました。辛みより旨みがあって、シャキシャキ感がおいしい!)
【3軒目:スイーツ】前代未聞の遭遇!「アイスキャロル」のキャベツジェラート
さて、時間は11時。次に向かうのは、直売所の駐車場を挟んで向かい側にある、極上ジェラートの店「アイスキャロル」。 『バニラ』や『ラムレーズン』といった定番はもちろん、『とうもろこし』、『かぼちゃ』、『納豆』、『甘酒』など、ユニークなフレーバーがずらりと並ぶ名店で、先日テレビの取材もあったそうです。
店長の高嶋洋子さんに話を伺うと、なんと2台で1,000万円もする本場イタリア製の超高級マシンで牛乳とアイスを殺菌・製造しているとのこと。「この機械が壊れたらお店をやめます(笑)」と語るほど、品質へのこだわりは本物です。ベースになる北海道音更町産の牛乳・生クリームで作った『ホワイトミルク』と、『バニラ』を食べると、レベルの高さを感じられます。
ここでゲットするのはもちろん、向かいの直売所で仕入れるフレーバー『キャベツ』!
ここでゲットするのはもちろん、向かいの直売所で仕入れるフレーバー『キャベツ』!
ダブル(コーンorカップ/450円):キャベツ × きらら397(お米)
【実食タイム】 「キャベツのアイス……?青臭さはないのだろうか?」 疑心暗鬼のまま一口すくってパクリ。 ……ん!? 全然青臭くない! ミルクのコクの奥から、茹でてミキサーにかけたキャベツの優しい香りがふんわりと追いかけてきます。食べていくうち、つぶつぶとした茹でキャベツの食感が感じられ、アクセントになっていて面白い!
そして人気商品の南幌産米『きらら397』のジェラートとのダブルを選んだので、ひんやりしたお米の粒感とキャベツの風味がなぜかお互いを引き立て合うのがわかる!信じられないほどスプーンが進んでしまいました。
「キャベツスイーツ、大アリじゃないか!」と大満足。お土産用のアイスも販売しており、保冷容器に入れると約2時間はもつ、ということでこちらもゲットしました。
「キャベツスイーツ、大アリじゃないか!」と大満足。お土産用のアイスも販売しており、保冷容器に入れると約2時間はもつ、ということでこちらもゲットしました。
【4軒目:昼食】胃袋崩壊のクライマックス!「レストラン味心」の巨大キャベツ天丼タワー
そして迎えたランチタイム。南幌キャベツグルメ巡りの総本山、日帰り温泉や宿泊施設が一体となった「なんぽろ温泉ハート&ハート」内にある「レストラン味心(あじしん)」へ突撃しました。
迎えてくれた副支配人の本間達哉さんに看板メニューを尋ねると、「開業から30年愛されている名物「キャベツ天丼」ですね。時間は経ってもサクサク感が続くよう、試行錯誤を重ねてきました。天丼は高さが約17cmあります」と爽やかな笑顔。
高さ17cmって……?一抹の不安を抱えながら、食券を購入し注文を済ませます。
高さ17cmって……?一抹の不安を抱えながら、食券を購入し注文を済ませます。
「い、いや、デカすぎるだろ……!!」 思わず心の中で絶叫。箸で持ち上げようものなら、ずっしりとした重量で手がプルプルと震えます。とてもそのままではかぶりつけないので、お膳についてきた取り皿にかき揚げを避難(でも1枚分しか載せられない)。それを適当なサイズに箸で解体しながら口へ運びます。
サクッ、サクッ……シャキッ! 揚げたての衣は驚くほどサクサク! キャベツの太い葉脈のほどよい甘みが、つけダレとマッチします。 「うまい! これはうまいぞ!!」 と、最初の半枚までは感動していました。
サクッ、サクッ……シャキッ! 揚げたての衣は驚くほどサクサク! キャベツの太い葉脈のほどよい甘みが、つけダレとマッチします。 「うまい! これはうまいぞ!!」 と、最初の半枚までは感動していました。
しかし、食べても食べても、目の前にはまだ2枚の巨大かき揚げが鎮座しているのです。まだゴールは遠いのか?おいしいが、この量だと味をリセットする何かがほしい。私の胃袋と味覚が、ものすごい勢いで赤色の警告ランプを点滅させ始めます。
「南幌のキャベツグルメを完全制覇……? ナメていた。私が完全に浅はかだった……! 南幌の大地が育んだキャベツの質量とエネルギーは、生半可なものじゃない……!!」
額に汗を浮かべ、水を流し込みながら、なんとか完食!達成感と圧倒的な満腹感に包まれながら、私はテーブルに伏していました。
「南幌のキャベツグルメを完全制覇……? ナメていた。私が完全に浅はかだった……! 南幌の大地が育んだキャベツの質量とエネルギーは、生半可なものじゃない……!!」
額に汗を浮かべ、水を流し込みながら、なんとか完食!達成感と圧倒的な満腹感に包まれながら、私はテーブルに伏していました。
【挫折の結末】キャベツの底が知れないまち・南幌
食後に本間さんへごあいさつに向かうと、衝撃の追い打ち情報が。
「券売機のところでキャベツ天丼と並べて掲示していましたが、実はうち、キャベツキムチの自社工場も持っていまして、そこから誕生した『キャベツキムチラーメン』も大人気なんですよ。今では南幌町内のいろんなラーメン屋さんが、それぞれ独自の工夫を凝らしたキャベツキムチラーメンを出していて、名物になっているんです!
「券売機のところでキャベツ天丼と並べて掲示していましたが、実はうち、キャベツキムチの自社工場も持っていまして、そこから誕生した『キャベツキムチラーメン』も大人気なんですよ。今では南幌町内のいろんなラーメン屋さんが、それぞれ独自の工夫を凝らしたキャベツキムチラーメンを出していて、名物になっているんです!
……なんですと? フォカッチャに始まり、直売所、ジェラート、そして巨大天丼タワーを攻略して「やりきった」と思っていたのに、町中にはまだ無数の「キャベツキムチラーメン」が待ち構えているですと……!?
「ほかにも、キャベツパウダーを練り込んだ『キャベどら』もおすすめです。」
そうでしたか。今日のところは私の負けです、南幌町……!
胃袋の限界を迎えた私は、コンプリートの野望をあっさりと断念。 「これは……また近いうちに、胃袋のコンディションを完璧に整えて、リベンジしに来るしかない」と固く心に誓い、昼下がりの国道を札幌へと引き返したのでした。
(写真は、南幌町ふるさと物産館「ビューロー」の『キャベツキムチラーメン』。次は町内のラーメン食べ比べを狙うぞ!)
「ほかにも、キャベツパウダーを練り込んだ『キャベどら』もおすすめです。」
そうでしたか。今日のところは私の負けです、南幌町……!
胃袋の限界を迎えた私は、コンプリートの野望をあっさりと断念。 「これは……また近いうちに、胃袋のコンディションを完璧に整えて、リベンジしに来るしかない」と固く心に誓い、昼下がりの国道を札幌へと引き返したのでした。
(写真は、南幌町ふるさと物産館「ビューロー」の『キャベツキムチラーメン』。次は町内のラーメン食べ比べを狙うぞ!)
まとめ:キャベツを愛するすべての人へ!南幌でキャベツグルメに溺れよう
札幌から車でたった40〜50分。 南幌町のキャベツグルメは、ただの「名物」の枠を遥かに超えた、生産者と料理人たちの本気と愛が詰まったエンターテインメントでした。
キャベツには、胃腸の粘膜を保護するビタミンU(キャベジン)が多く含まれる、とはいっても、自信のない方は絶対に無理しないでください!そして食べ疲れたら、なんぽろ温泉ハート&ハートの名湯に浸かってお腹を落ち着かせましょう。
皆様も今週末、ぜひお腹を極限まで空かせて、南幌町の底知れぬキャベツワールドへ飛び込んでみてください!
キャベツには、胃腸の粘膜を保護するビタミンU(キャベジン)が多く含まれる、とはいっても、自信のない方は絶対に無理しないでください!そして食べ疲れたら、なんぽろ温泉ハート&ハートの名湯に浸かってお腹を落ち着かせましょう。
皆様も今週末、ぜひお腹を極限まで空かせて、南幌町の底知れぬキャベツワールドへ飛び込んでみてください!
■ 今回巡ったスポット情報(胃袋の準備をしてGO!)
【ブーランジェリー シナ(boulangerie shina)】
住所:南幌町東町3丁目1-13
【なんぽろみどり会直売所】
住所:南幌町中樹林15
【アイスキャロル】
住所:南幌町南9線西15
【なんぽろ温泉ハート&ハート レストラン味心】
住所:南幌町南9線西15番地
(※本記事は2026年8月時点の情報に基づいています。収穫状況等により提供メニューが異なる場合がありますので、事前のご確認をおすすめします。)
【ブーランジェリー シナ(boulangerie shina)】
住所:南幌町東町3丁目1-13
営業時間: 8:00~17:00(売り切れ次第閉店)
定休日: 月曜日、第1・第3・第5日曜日(不定休あり)
おすすめ: 梅としらすのフォカッチャ(税込400円 ※キャベツ収穫期限定)
【なんぽろみどり会直売所】
住所:南幌町中樹林15
営業期間: 5月上旬~11月下旬
営業時間: 10:00~16:00(5~6月・10~11月)/10:00~17:00(7~9月)
おすすめ: 朝どれキャベツ(1玉150円)、茹でとうきび(200円)ほか
【アイスキャロル】
住所:南幌町南9線西15
営業時間: 10:30~17:00(4月~10月末営業、不定休)
価格: ダブル 450円(コーンorカップ)
おすすめ: キャベツ・きらら397のダブル、ラムレーズン、バニラ
【なんぽろ温泉ハート&ハート レストラン味心】
住所:南幌町南9線西15番地
営業時間: 昼 11:30〜15:00(L.O. 14:30)/夜 16:30〜20:30(L.O. 20:00)
定休日: 年中無休
名物: キャベツ天丼、キャベツキムチラーメン
(※本記事は2026年8月時点の情報に基づいています。収穫状況等により提供メニューが異なる場合がありますので、事前のご確認をおすすめします。)
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