【顔が見えるお酒PROJECT】あなたのストーリーを加えて完成♪
更新日2018.08.16
ハツモノが大好きな私。千歳鶴でお馴染みの日本清酒さんが初めて、生産者を限定した純米酒を製造したという新聞記事に釘付けになりました!日本清酒さんは創業明治5年という長い歴史のある北海道を代表する醸造メーカー。
日本清酒株式会社といえば、千歳鶴。千歳鶴酒ミュージアムが札幌にあります。入場無料です。ステキなミュージアムに入ると、すぐに、「千歳鶴」の命ともいえる仕込み水が出迎えてくれます。地下150メートルから汲み上げている、酒づくりに最適な中硬水。その清冽さを感じてください。
住 所:札幌市中央区南3条東5丁目1番地
電話番号:011-221-7570
営業時間:10:00~18:00
定休日 :年末年始
日本清酒の長い歴史の中で、初めて生産者を限定した醸造酒を販売しました。ピンネ農協酒米生産組合 新井隆之組合長が栽培した酒米 吟風のみで、醸造した日本酒、my STORY ~ヒトツメ~。後ろのラベルには、北海道新十津川産吟風100%使用(新井隆之氏栽培米)と書いてあります↓
住 所:札幌市中央区南3条東5丁目1番地
電話番号:011-221-7570
営業時間:10:00~18:00
定休日 :年末年始
日本清酒の長い歴史の中で、初めて生産者を限定した醸造酒を販売しました。ピンネ農協酒米生産組合 新井隆之組合長が栽培した酒米 吟風のみで、醸造した日本酒、my STORY ~ヒトツメ~。後ろのラベルには、北海道新十津川産吟風100%使用(新井隆之氏栽培米)と書いてあります↓
my STORY ~ヒトツメ~ の製造を企画した銘酒の裕多加(札幌市北区)熊田理恵専務にお話を伺ってきました。
ヒトツメ 誕生までの道のり
新十津川町にあるピンネ農協酒米生産組合 新井隆之組合長の田んぼで銘酒の裕多加 熊田専務が6~7年前から酒米作り体験をされたことがヒトツメ開発のきっかけ。種まきに始まり、田起こし、田植え、稲刈り…温度管理をしたり、害虫駆除をしたり、雑草を抜いたり、天候にやきもきしながら、丹精込めて、新井組合長が酒米を育てていらっしゃる姿を熊田専務は札幌から新十津川町に通って長い年月をかけてご覧になっていました。昨年の田植え、熊田専務が「元気に育ってね」と想いを込めて一苗ずつ丁寧に苗を植え…稲は、そろそろ大きく育ったかなと気になり、新十津川の圃場に様子を見に行ったとき…たまたま新井組合長が圃場にいらっしゃり…「今年も順調だよ~。」と教えてくれました。そのとき、ふと「新井さん、自分が育てたお米だけで作った日本酒を、飲んでみたくないですか?」と聞いてみたところ、「そりゃあ、飲んでみたいさ~」…新井組合長の返事を聞いて、思いついたそうです。
新井さんに、新井さんが作ったお米だけで作ったお酒を飲ませてあげたい!酒米作りに没頭している新井組合長。丹精込めて育てたお米は、愛着が湧いて我が子のように思えてくる、一緒に酒米作りを体験され、お米を育てる苦労や喜びを一緒に感じたからこそ出来たお酒ですね。
新井組合長の酒米作りに込める想い…
自分たちの酒米を待っている酒蔵のことを考え、栽培に取り組んでいます。酒蔵のためにもよりよいものを提供したいし、失敗をして迷惑をかけてはいけない。毎日真剣に酒米作りに取り組んでいます。
新井組合長が心血注いで育てた酒米を大事に使いたいという想いから、精米歩合を高くしたくないと考えたとのこと。日本酒を造るためには、酒米を磨く、つまり精米(コメの表面を削る)します。酒米の真ん中には、心白(しんぱく)があり、この心白は、デンプンの塊です。麹を使って、デンプンを糖分に変え、酵母菌がアルコール発酵を行います。
精米の割合によって、お酒の種類は変わります。大吟醸酒(純米大吟醸酒)は、精米歩合が50%以下、吟醸酒(純米吟醸酒)は60%以下、本醸造酒は70%以下。my STORY ~ヒトツメ~は、精米を65%にすることとしました。上記のラベルにも、精米歩合65%と書かれています。
そして、北海道民のための地酒と、北海道民による地酒…。北海道で地酒を飲みたいと思っている人と、北海道の地酒を造っている人を結び付けたい、そのスタートとなるヒトツメ。そんな想いがヒトツメの名前に、託されているそうです。新十津川町は、酒米生産量 全道一! 一番になることは、本当に大変です。すごいぞ、新十津川町!
精米の割合によって、お酒の種類は変わります。大吟醸酒(純米大吟醸酒)は、精米歩合が50%以下、吟醸酒(純米吟醸酒)は60%以下、本醸造酒は70%以下。my STORY ~ヒトツメ~は、精米を65%にすることとしました。上記のラベルにも、精米歩合65%と書かれています。
「ヒトツメ」という名前の由来は?
生産者を限定したお酒、つまり顔が見えるお酒造りを続けていきたいという想い。「野菜と同じように、生産者が分かって安心して買ってもらえる日本酒を造りたい。」という想いもあって、ヒトツメは誕生しました。そして、北海道民のための地酒と、北海道民による地酒…。北海道で地酒を飲みたいと思っている人と、北海道の地酒を造っている人を結び付けたい、そのスタートとなるヒトツメ。そんな想いがヒトツメの名前に、託されているそうです。新十津川町は、酒米生産量 全道一! 一番になることは、本当に大変です。すごいぞ、新十津川町!
新十津川町で育つ酒米が高品質である理由は?
「高品位米が育つポイントは、すぐそばを流れる清流・徳富(とっぷ)川。かつての氾濫で山から肥沃な土壌を運んできた上、そのきれいな水も米づくりに一役買っています。学園・吉野地区一帯は両側に山もあるため、冷たい風が吹いても田の上を通りすぎ、穂に風がそれほど当たらないのも育成にはプラスです。こうした新十津川町の環境は酒米の横綱「山田錦」の名産地・吉川(よかわ)町とよく似ているといわれています。さらに、水はけの良さも抜群で、新鮮な水がどんどん入って土の中に浸透すると、酸素が根に供給されるので、稲もすくすく育ちます。」(日本清酒ホームページから引用)
北海道の代表的な酒米は、吟風(ぎんぷう)、彗星、きたしずく。新十津川では吟風を約8割、きたしずくを約2割栽培しています。吟風の特徴は、心白が多く、病気に強い特性がある点です。
さっそく飲んでみました!
4月下旬に生酒を販売。1週間位で売り切れたとのこと。現在は、1回火入れした生貯蔵タイプを販売中です。私は、生貯蔵タイプを購入して、さっそく頂きました♪う~ん、美味しい!スッキリ!飲みやすい!私の感想はベタすぎるので…銘酒の裕多加 熊田専務
香りは穏やかで米の旨味がありながらも後口スッキリ!何杯でも飲めそうな飲みやすさ。冷酒でもお燗酒でも美味しく頂ける純米酒になった。
新井組合長
初めて飲んだ時、自分のお米がここまでおいしいものになるんだと、感動。酒米を栽培していてよかったと思えた瞬間。
新井さんの美味しいお米の旨味を味わえるお酒、ヒトツメはどこで買えるかというと…
マルミ北栄商店 札幌市東区北34条東7丁目3番12 ℡011-753-0855
桜本商店 札幌市中央区南10条西7丁目4-3 ℡011-521-2078
銘酒の裕多加 札幌市北区北25条西15丁目4-13 ℡011-716-5174
新十津川町で新井さんに大切に育てられた酒米が、酒造りの最高責任者である杜氏の市澤智子さんに、1か月以上の時をかけて丁寧に醸されて、出来たお酒。上記三店舗で一本一本丁寧に愛情を込めて販売されています。表ラベルは、メッセージを書き込めるよう白地の多いデザインです。ステキなプレゼントになりますね。
新井さん、ピンネ農協さん、杜氏の市澤さん、日本清酒さん、銘酒の裕多加の熊田専務、マルミ北栄商店さん、桜本商店さん、沢山の人達の熱い想いがつまったヒトツメ。ぜひ、新井さん栽培米のみの酒米で造ったヒトツメを飲んで、新十津川町を感じてください!
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