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伝説のホップ SORACHI1984 全国デビュー♪

空知の知名度は道外においては低く、「からち」「くうち」と、間違えて読む方も多いです。横浜出身の私も、横浜に住んでいた頃は、空知を知りませんでした。道外の友人に「空知」について聞いてみると、銀魂の空知先生を知っている!とか、(株)そらちのスープカレーは絶品だ!とか、ほ~というところで空知を知っている人もいます。

空知の知名度を上げたい!空知の魅力を道外・国外の皆様に発信していきたいと願う私達に朗報が飛び込んできましたっ!
 

SORACHI1984 全国発売

4月9日、サッポロビールからSORACHIの名前がついたビールが全国で発売されます!嬉しいです!SORACHI1984ですから、人間でいえば35歳です。

1984年生まれの芸能人、有名人といえば、香里奈さん、平愛梨さん、ベッキーさん、山田優さん、栗山千明さん、土屋アンナさん、速水もこみちさん、水嶋ヒロさん、えなりかずきさん、森山未來さん、田中圭さん、生田斗真さん、木村カエラさん、TAKAHIRO(EXILE)さん、平原綾香さん、長谷部誠さん、伊調馨さん、バービーさん…多方面で、大活躍されている方々ばかりですね。

35歳でデビューと聞くと、下積みが長く、苦労を重ねたイメージがあります。サッポロビールさんにお願いして、SORACHI1984 全国発売までのストーリーを教えて頂きました。(「THE STORY SORACHI1984」から引用)

1974年、空知郡上富良野町にあるサッポロビール北海道原料センターで、研究員の荒井康則氏により、ソラチエースの品種開発計画がスタートします。空知郡だからソラチの名前を付けて頂いておりますが、上富良野町なので、行政区分で言えば、上川総合振興局です。この時点では、ソラチエースの名前はまだついておらず、コードネーム75K-B6-5と呼ばれていました。

荒井康則氏
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1984年 ソラチエースの誕生

1984年9月5日、後に「伝説のホップ」と呼ばれることになる「ソラチエース」が空知郡上富良野町にあるサッポロビール原料センターで品種登録されました。

ん?ホップとは?サッポロビールのHPから引用すると…

大麦とホップは、どちらも黒ラベルやヱビスビールの“おいしさ”のもととなる大切な原料です。高いデンプン含量、糖化酵素力、適度なタンパク質含量、おいしいビールに欠かせないこれらの性質をバランスよく合わせ持つのが “ビールの魂”と呼ばれているビール大麦。ビールに苦味と爽快な香りを与え、 “ビールの花”と呼ばれるホップ。この“魂”と“花”は仕込行程の中で出会い、そこからおいしいビールが生まれます。

美味しいビールに欠かせない大切なホップ。ビールに苦みと爽快な香りを加えてくれるのですね。

”ビールの花”と呼ばれるホップ、ソラチエースの写真をご覧ください。 
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1994年 ソラチエースの苦難と展望

ソラチエースは、品種登録を果たしたものの、それがすぐにビールになったわけではありませんでした。独特の香りを有する稀有なホップの強すぎる個性は、当時の日本のビール事情には合いませんでした。

ソラチエースの強烈な個性に可能性を感じていた研究員の糸賀裕氏は、ソラチエースをアメリカオレゴン州立大学へ持ち込みます。もともとソラチエースは苦みもありながら、強い香りをもつという高苦味アロマホップという世界の最先端をいくホップでした。

当時のアメリカはクラフトビール(※)ブーム。遠くアメリカで花開く期待を込めて、糸賀氏は、アメリカに旅立ちました。糸賀氏がアメリカに持ち込まなければ、ソラチエースの今はありませんでした。

※アメリカのブルワーズ・アソシエーションによるクラフトビールの定義とは…「小規模であること。」「独立していること。」「醸造家であること。」

糸賀裕氏
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2002年 ソラチエースが見出される

アメリカに渡ったソラチエースはすぐに注目されたわけではありません。渡米から8年後、衝撃的な出会いが…

ワシントン州ヤキマ地方でホップ農場を営むダレンガメシュ氏は、アメリカのクラフトビールにおけるフレーバーホップの考え方を変え、クラフトビールブームの陰の演出者と呼ばれる方ですが、この方に見出されたのです。

「農場の中でその香りを嗅いだ瞬間、今まで感じたものとは全く異なる感覚に驚き、文字通りその場に縛り付けられたかのように一歩も動けなかった。それほど衝撃的な香りであった。」ソラチエースに転機が訪れた瞬間です。

2007年頃、ダレンガメシュ氏により、ソラチエースはアメリカ各地のクラフトビールメーカーに紹介され、評判となりました。2010年頃になるとシアトルやニューヨークにある大手ビールメーカーからソラチエースを使用した個性的なビールが生み出され、クラフトビール界で知られる存在となり、アメリカのみならずヨーロッパなど世界のビールシーンに普及。普及するにつれ、アメリカでの作付面積も増加していきました。2013年には、ベルギーの大手ビールメーカーでも採用されました。

ダレンガメシュ氏
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2014年、サッポロビールで開発を担当する新井健司氏は、醸造家の勉強のためドイツ留学中に、「サッポロビールのソラチエースはすごいホップだなぁ。」と周囲の醸造家に散々言われたものの、ソラチエースのことを知りませんでした。

海外ではメジャーだけど、日本では全く無名の存在…それを体感した瞬間に、「多くの日本人にソラチエースを伝え、気軽に飲めるような状況を作らなくてはならない。」と心に決めたそうです。

新井健司氏
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収穫量が極端に少ない日本産のオリジナル「ソラチエース」も一部ブレンドして、独自のドライホッピングによって、ソラチエースの特徴的なヒノキのような香りを最大限に引き出しながら、注意深く、ビールの形をデザイン。「ソラチエース」を使ったビールをどうしても日本で作りたかったという想いが実を結びます。 
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2019年 SORACHI1984誕生

凛として、香り立つ…キリっと立ち上がるヒノキやレモングラスのような香りと、ふくよかに広がる味わいの余韻を楽しめるゴールデンエールが誕生しました。

北海道ビアトピアで SORACHI1984を楽しんだ方は、「キレが良く、清々しい!後味がよく、飲みやすい!」と絶賛していました。SORACHI1984が全国の酒屋、スーパー、コンビニ等で発売される4月9日がとっても楽しみです!幾多の試練を乗り越え、沢山の人々の情熱によって受け継がれてきた「ソラチエース」。逆輸入でブレイクしたストーリーを考えると、芸能界で例えるなら、ディーンフジオカさんや、菊池凛子さんでしょうか。
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ビール缶に描かれているホップのイラストをよくよくみるとアルファベットのAの文字が透かしてあります。AはソラチエースのAです。空知のエースといえば何を思い浮かべますか?SORACHI1984を飲みながら、ぜひ空知を思い浮かべてください!
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