【 てつこの部屋 】 ~ VOL7 3つ目の都市 後編 ~
更新日2020.09.24
♦ノスタルジーがとまらない
わたしが大人になったからなのか。
ちょっと前までは
旅行に行くための小銭が貯まると、
「東京ディズニーランド!」
「大阪USJ!」
などと、友人達と大騒ぎして飛行機の手配をしたものだが、
いま改めて小樽の色内地区を一人で歩いてみると
地元のおばちゃん達で賑わう市場や、
昔ながらのパン屋さんなどが並ぶ商店街に
妙に惚れ惚れしてしまう。
小樽には昔から運河観光や水族館へ
何度となく遊びに来ていたはずなのに・・・
ちょっと前までは
旅行に行くための小銭が貯まると、
「東京ディズニーランド!」
「大阪USJ!」
などと、友人達と大騒ぎして飛行機の手配をしたものだが、
いま改めて小樽の色内地区を一人で歩いてみると
地元のおばちゃん達で賑わう市場や、
昔ながらのパン屋さんなどが並ぶ商店街に
妙に惚れ惚れしてしまう。
小樽には昔から運河観光や水族館へ
何度となく遊びに来ていたはずなのに・・・
ノスタルジックな気分になり、うっとりした私であるが、
そこから無意識に足が向いた先は・・
まさかの
三角市場である。
(※小樽駅横。海鮮ショップが連なる市場。)
言っておくが、私もレディである。
キュッとウエストを絞った
今風のズボンとかも履くわけである。
なるとの唐揚げ定食をペロッと食べてからの
海鮮丼はさすがにやばいだろう。
それはないだろう。
(写真を撮るだけ、写真を撮るだけ・・)
目を閉じて、呪文のようにつぶやく
私の眼前に現れたのは・・
キュッとウエストを絞った
今風のズボンとかも履くわけである。
なるとの唐揚げ定食をペロッと食べてからの
海鮮丼はさすがにやばいだろう。
それはないだろう。
(写真を撮るだけ、写真を撮るだけ・・)
目を閉じて、呪文のようにつぶやく
私の眼前に現れたのは・・
・・・・やっちまいました。
♦100歳超えの現役
まず向かったのは小樽市観光物産プラザ(いわゆる運河プラザ)。
歴史的建造物である旧小樽倉庫を利用したこの建物は
観光案内所や休憩コーナー、特産品販売所として活用されており、
修学旅行生や観光客で殺到する「The 小樽」な場所である。
ここで配布しているカードは、
「小樽港北防波堤」。
歴史的建造物である旧小樽倉庫を利用したこの建物は
観光案内所や休憩コーナー、特産品販売所として活用されており、
修学旅行生や観光客で殺到する「The 小樽」な場所である。
ここで配布しているカードは、
「小樽港北防波堤」。
今更だが、炭鉄港カードは裏面に
各構成文化財の解説が記載されている。
1908年、小樽築港事務所長の
廣井勇により我が国初の
本格的な港湾整備として建設。
100年以上を経過した現在も、
『第一線防波堤』として
その機能を果たしている。
100年も小樽の荒波に耐えてる防波堤って!?
それをつくった廣井勇…
お、炭鉄港カードになってるじゃん!!!!
♦土佐から来た男
小樽観光物産プラザから車でまた5分ほど
移動したところ。
まさに小樽!な観光ストリートど真ん中、
堺町商店街。
移動したところ。
まさに小樽!な観光ストリートど真ん中、
堺町商店街。
(廣井勇キタ-----(゜∀゜)-------)
近代土木・港湾工学の父 廣井勇
土佐国(現・高知県)出身。
札幌農学校(現・北海道大学)に
2期生として入学し、
内村鑑三や新渡戸稲造らと学ぶ。
1897年に小樽築港事務所長に就いた廣井は、
コンクリートの長期耐久性試験等を行い
小樽港の北防波堤を整備。
コンクリートを用いた日本初の
第一線防波堤であり、
荒波に耐えて100年以上たった今もなお、
その機能を果たしている。
(小樽の防波堤を意識したことのある人が
果たしてどれだけいるだろう・・。)
当初は木造の桟橋だった小樽港。
石炭取扱量の増加に伴い、
埠頭整備がいかに重要な課題であったのかという
当時の実情が分かるストーリーです。
近代土木・港湾工学の父 廣井勇
土佐国(現・高知県)出身。
札幌農学校(現・北海道大学)に
2期生として入学し、
内村鑑三や新渡戸稲造らと学ぶ。
1897年に小樽築港事務所長に就いた廣井は、
コンクリートの長期耐久性試験等を行い
小樽港の北防波堤を整備。
コンクリートを用いた日本初の
第一線防波堤であり、
荒波に耐えて100年以上たった今もなお、
その機能を果たしている。
(小樽の防波堤を意識したことのある人が
果たしてどれだけいるだろう・・。)
当初は木造の桟橋だった小樽港。
石炭取扱量の増加に伴い、
埠頭整備がいかに重要な課題であったのかという
当時の実情が分かるストーリーです。
♦おまけ
「お、なんかここおしゃれ!」
気づけば炭鉄港に没頭していて
最近投稿していなかったインスタ用に、
サクッと映えた写真を撮影し
岩見沢の家へ帰ることにした。
何気なく立ち寄ったこのおしゃれ映えスポット。
今年の炭鉄港カードにはなっていないものの
実は、構成文化財の一つ
「手宮線跡及び附属施設」
なのである。
ここの解説についてはまたいつか…
To be continued
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