ゆめぴりかのおいしさを広げたい!砂川市「おむすび満」
更新日2023.06.15

砂川市のスーパーの一角で、地元のお米を使ったおむすびの専門店がひそかな人気を集めています。
この店を営むのは、元地域おこし協力隊員の舩田満(ふなだ みつる)さん(40)です。
大阪府出身の舩田さんは以前道内で働いていた際に、北海道のブランド米「ゆめぴりか」と出会いました。甘く、やわらかいゆめぴりかはご飯だけでも美味しいと思えるお米。
これまで本州で食べたことがない味わいに感銘を受け、ゆめぴりかの魅力を生かしたおむすびの店を北海道で開きたいと思うようになりました。
そして道内の米どころをいくつかめぐるうちに見つけたのが、第1回ゆめぴりかコンテスト最高金賞にも輝いたJA新すながわのゆめぴりかでした。
この店を営むのは、元地域おこし協力隊員の舩田満(ふなだ みつる)さん(40)です。
大阪府出身の舩田さんは以前道内で働いていた際に、北海道のブランド米「ゆめぴりか」と出会いました。甘く、やわらかいゆめぴりかはご飯だけでも美味しいと思えるお米。
これまで本州で食べたことがない味わいに感銘を受け、ゆめぴりかの魅力を生かしたおむすびの店を北海道で開きたいと思うようになりました。
そして道内の米どころをいくつかめぐるうちに見つけたのが、第1回ゆめぴりかコンテスト最高金賞にも輝いたJA新すながわのゆめぴりかでした。
「ゆめぴりかの里」発信したい

「これだけのお米の産地なのに、あまり知られていない」
そう感じた舩田さんは2019年に地域おこし協力隊として砂川へ移り住んだ後、その任期中に夫婦2人でおむすび店「おむすび満(みつる)」を2020年にオープンさせました。
そう感じた舩田さんは2019年に地域おこし協力隊として砂川へ移り住んだ後、その任期中に夫婦2人でおむすび店「おむすび満(みつる)」を2020年にオープンさせました。
店ではJA新すながわの特別栽培米ゆめぴりかにこだわり、土鍋を使って丁寧に炊き上げます。

一般的には内蓋で圧力を加え、米に水分を含ませて炊く土鍋が多いといいますが、元々やわらかさが特長のゆめぴりかには圧力を加える必要がないため、内蓋のない、三重県・萬古焼(ばんこやき)の土鍋を使用しています。
仕込みは開店4時間前の6時ごろから開始。
仕込みは開店4時間前の6時ごろから開始。

おむすび約20個分にあたる、7合の米を土鍋に入れると15分間火にかけ、その間にも手際よくおかずやおむすびの具の仕込みをしていきます。
火を消して20分蒸らし、炊き上がったら空気に触れさせてから握ることで、お米の粒を生かした食感の良いおむすびを握ることができます。
平日は200個ほど、イベントがある日などは最大350個をにぎるといいます。
火を消して20分蒸らし、炊き上がったら空気に触れさせてから握ることで、お米の粒を生かした食感の良いおむすびを握ることができます。
平日は200個ほど、イベントがある日などは最大350個をにぎるといいます。

お客さんの声にこたえて
メニューには「塩むすび」「うめ」「しゃけ」といった定番に、「いぶりがっこクリームチーズ」「ポークたまご」といった変わり種など18種類を揃えます。
「最初はよく売れるしゃけばっかり作っていた」といいますが、そのうち常連になったお客さんからリクエストが来るように。
そんなリクエストに応えてレギュラーメニューに入ったのが「ぬかにしん」と「山わさび」です。
いずれも舩田さんが本州では食べたことがない、北海道ならではのおむすびでしたが、試作を繰り返して道民も納得の味に仕上げました。
そのほかにも、「月替わり」や「本日のきまぐれ」として変わり種のおむすびを提供し、お客さんを飽きさせない工夫をしています。
「最初はよく売れるしゃけばっかり作っていた」といいますが、そのうち常連になったお客さんからリクエストが来るように。
そんなリクエストに応えてレギュラーメニューに入ったのが「ぬかにしん」と「山わさび」です。
いずれも舩田さんが本州では食べたことがない、北海道ならではのおむすびでしたが、試作を繰り返して道民も納得の味に仕上げました。
そのほかにも、「月替わり」や「本日のきまぐれ」として変わり種のおむすびを提供し、お客さんを飽きさせない工夫をしています。
「インスタの常連さん」
おむすびの個包装には、オリジナルキャラクター「みつるくん」のハンコが押され、その「手づくり感」もお客さんに好評です。
かつて、「包装と中身のおむすびが違った」と再来店したお客さんが、間違いを怒らなかったばかりか「損しなかった?」と、わざわざ差額を払っていったこともあったといいます。
砂川へ移住し、除雪などの苦労はあったものの、舩田さんが一番感じたのはそうした「人のやさしさ」。
客足が伸びなかった雨や雪の日に、多くのおむすびが閉店まで残りそうなときはInstagramなどのSNSで呼びかけると、投稿を見た多くの人が駆けつけ、1人で10個以上買っていく人もいるといいます。
かつて、「包装と中身のおむすびが違った」と再来店したお客さんが、間違いを怒らなかったばかりか「損しなかった?」と、わざわざ差額を払っていったこともあったといいます。
砂川へ移住し、除雪などの苦労はあったものの、舩田さんが一番感じたのはそうした「人のやさしさ」。
客足が伸びなかった雨や雪の日に、多くのおむすびが閉店まで残りそうなときはInstagramなどのSNSで呼びかけると、投稿を見た多くの人が駆けつけ、1人で10個以上買っていく人もいるといいます。

そういった「インスタの常連さん」の反響は予想以上に大きく、舩田さんは「告知するときは50個ぐらい残った時です」と苦笑い。
そうしたことも手伝って、これまで売れ残りによる廃棄はほぼゼロだといいます。
目標は、開店前から変わらず「砂川からゆめぴりかのおいしさを広げていくこと」。
国道沿いにのぼりが立っているのを見かけたら、ぜひ立ち寄ってみてください!
そうしたことも手伝って、これまで売れ残りによる廃棄はほぼゼロだといいます。
目標は、開店前から変わらず「砂川からゆめぴりかのおいしさを広げていくこと」。
国道沿いにのぼりが立っているのを見かけたら、ぜひ立ち寄ってみてください!

【おむすび満】
住 所:砂川市東1条南1丁目1-20 ショッピングプラザAiAi1F
営業時間:10:00~17:00(売り切れ次第終了)
定 休 日:月・火・金曜日(祝日除く・営業日カレンダーはInstagramで確認)
駐 車 場:AiAi北側の「砂川市買物駐車場」を利用可
PayPay・楽天ペイ・d払いなどの電子マネー・クレジットカード利用可
Instagram
https://www.instagram.com/omusubimitsuru/
Facebook
https://www.facebook.com/omusubimitsuru
LINEから事前予約も可能
住 所:砂川市東1条南1丁目1-20 ショッピングプラザAiAi1F
営業時間:10:00~17:00(売り切れ次第終了)
定 休 日:月・火・金曜日(祝日除く・営業日カレンダーはInstagramで確認)
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