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「鶴沼シリーズ」の原料はここから！日本一の面積を誇るブドウ畑（北海道・浦臼町）

浦臼町ライター稲部　颯
更新日2024.01.25
北海道・中空知エリアにある浦臼（うらうす）町。
札幌市から車で1時間20分ほどの距離にあり、お米やメロン、マンゴー、ワイン、ぼたんそばなどの特産品が人気のまちです。
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今回は、当町の鶴沼地区で生産しているブドウで造られるワイン「鶴沼シリーズ」について、ご紹介します！！

ブドウができるまで

北海道ワイン（株）の誇る自社農場「鶴沼ワイナリー」。
日本でもっとも大きい面積のブドウ畑で、まるで海外のワイン産地を思わせるほどです。
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それでは、鶴沼シリーズの原材料である「ブドウ」がどのように作られるのかを説明していきたいと思います。

（４月～６月）萌芽・展葉（てんよう）・開花・結実期

気温が10度以上に上がってくる4月下旬。
ちょうどブドウの新芽が出る「萌芽（ほうが）」の時期ですが、ここでブドウ栽培のために必要となる作業が「芽欠き（めかき）」。

「芽欠き」とは、その字のとおり、 「余分な芽を取り除く作業」 です。
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春（５月頃）芽欠き
いずれ枝となって邪魔になってくるであろう余分な芽を早い段階で取り除きつつ、房をならせる枝を残していく、「芽欠き」。
これによって、枝と枝の間の風通しが良くなるほか、ブドウの木の中の養分をうまくコントロールすることができ、結果的にブドウの房を均等に育てることができるんです！

もし、この「芽欠き」をしないと、ブドウから緑の枝がどんどん伸びていってしまい、まるでジャングルのようになってしまいます。
（こうなると、病気や害虫が発生する可能性が高まってしまうことに…。）

高品質なブドウを育てあげるための大切な作業、それが「芽欠き」なんです！！！
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５月頃には、苗木を植栽します。収穫は数年後…

（７月～９月）成熟期

初夏の時期に咲き始めるブドウの花。

とてもキレイなのですが、この花をそのままにしておくと、粒が大きくなったときに、粒の内側に花びらが残り、取れなくなってしまいます。
（結果として、「灰カビ」の発生原因となることも…。）

そうならないよう、粒が大きくなるまえに、花びらを取り除く「花カス落とし」という作業を行います。
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「花カス落とし」の様子
その後、９月くらいにかけて行う作業が、「腐粒抜き」。
ブドウの粒が混み合った部分や生育が悪い小さな果粒を一粒単位で間引いて、良い房を作っていく作業です。

（ブドウの粒の間隔が狭いと、粒が大きくなった時に粒同士がぶつかって潰れ、病気の原因になることも…。）
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「腐粒抜き」の様子

（９月～１１月頃）収穫期

早ければ、９月頃からブドウの収穫期を迎えます。
収穫されるブドウの糖度や酸度、色づきなどがワインの出来具合を大きく左右するため、収穫時期の判断はワイン造りにとって非常に重要な要素の一つです。
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収穫されたブドウは傷まないよう速やかに小樽の醸造所に運ばれます。

（１２月～３月）休眠期

気温が下がる冬季、ブドウは「休眠期」に入ります。
「休眠期」には、木の樹液の流れが止まり、成長や活動が休止します。

この時期の作業は「剪定」。
来シーズンの収穫量と品質を調整するため、剪定バサミを使って枝を切除します。

剪定前の樹形を見て、どの枝を残しどの枝を切除するかがポイント。
これは熟練の「選球眼」が必要となってきます。
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選定の様子
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雪下ろしの様子

（最後に）鶴沼ワインのご紹介！！

今回の記事では、「鶴沼シリーズ」の材料となるブドウ栽培について、季節ごとにご紹介しました。
こうして丁寧に作られた「鶴沼シリーズ」。コンクールなどで数々の賞を獲得しています！！

　※昨年のコンクール受賞歴
【ケルナー】日本ワインコンクール２０２３　金賞受賞（２０２１年産）
【ミュスカー】日本ワインコンクール２０２３　銀賞受賞（２０２１年産）
【ゲヴュルツトラミネール】日本ワインコンクール２０２３　銅賞

鶴沼シリーズの歴史や受賞歴について、詳しくはこちら↓
（北海道ワイン（株）HP）
https://www.hokkaidowine.com/contents/tsurunuma/index.html

鶴沼シリーズはオンラインで購入することもできます。
また、浦臼町のふるさと納税返礼品としてもゲットできます！！！
ここまで記事を読んでいただいた方にとっては、とっても気になるはず！！
ぜひ、ご確認ください↓

浦臼町のふるさと納税についてはこちら↓
（浦臼町役場HP）
https://www.town.urausu.hokkaido.jp/furusato/

北海道ワイン（株）のオンラインショッピングについてはこちら↓
（北海道ワイン（株）HP）
https://www.hokkaidowine.shop/
有限会社鶴沼ワイナリ－
住所：
浦臼町字於札内４２８－１７

電話番号：
０１２５－６８－２６４６

営業日：
（５～１０月）９：００～１６：００
（１１～４月）９：００～１５：３０
　※　平日のみ営業。不定休。

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