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ハロウィンで賑わう秋の雨竜町!町内に広がる「トリック・オア・トリート」

突然ですが、「季節を感じるイベント」といえば、何がありますか?
春ならひな祭り、夏なら花火大会、冬ならクリスマス。
そして、最近の日本では、秋といえばハロウィンが定着してきているのではないでしょうか。

東京都の渋谷駅付近では、仮装をして楽しんでいる人々がいたり、東京ディズニーランドなどのテーマパークでも、仮装イベントが行われています。

そもそも、ハロウィンの起源は、秋の収穫のお祝いとともに、悪霊を追い払う宗教的な行事として、2000年以上も前にヨーロッパの古代ケルト人が行っていた祭礼「サウィン(Samhain)」にあるとされています。

また、ハロウィン当日は、死者の魂が家族のところに戻ってくる日とも信
じられています。その際に、魂と一緒に悪霊も来てしまうことから、火を焚いたり仮面をつけたりして身を守る風習ができたことが、仮装の起源になったようです。


ハロウィンや仮装の起源については諸説あります。

北海道・空知の中北部にある雨竜町では、そんなハロウィンにまつわる素敵なイベントが例年開催されています。

特に今年(2022年)は、10/29(土)に雨竜町公民館で、「協力隊コラボコンサート」と「ハロウィンマルシェ」が、そしてその翌日の10/30(日)には、雨竜町の道の駅「田園の里うりゅう」で「道の駅田園の里うりゅうハロウィン2022」が、開催されるんです!! 
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それでも、

ハロウィン・イベントが、どうして雨竜町でこんなに盛大に…?

と思った方も少なくないはず。

それでは、雨竜町でハロウィン・イベントが盛り上がってきた経緯について、少しご説明しますね。

子どもたちの笑顔のために!町民盛り上げてきたハロウィンイベントの歩み

2013年頃、手探りでハロウィンをテーマとしたイベントを立ち上げたのが、雨竜町内の宿泊施設「たびびとやど ゆき・ふる・さと」の経営者である重久晃範さんと夫人の由美子さん。

当時の経緯について、お話を聞きましたので、ご紹介します!
(筆者)
雨竜町でハロウィンをテーマとしたイベントが始まったきっかけについて教えてください。
 
(重久由美子さん) ※以下、重久さん
雨竜沼湿原が10月初めでシーズン終了になると、宿泊客も減ってしまうので、地元のお客さん向けにカフェを臨時で営業していました
10月といえばハロウィン。そこで、お店を訪れたお客さん、特に子どもたちにお菓子を配ろうと計画しました。

(筆者)
子どもがお菓子をもらって喜ぶ姿は、とても微笑ましく、それを見た大人まで幸せな気分になりますよね。

(重久さん)
ええ。せっかくなので、何箇所もお菓子をもらえるところがあった方が楽しいよね!と思い立ち、日ごろから付き合いのある数軒のお店に声をかけました。そうして町内の6店舗と一緒に始めたのが、2013年のことです。
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【 2019年のハロウィンイベントの様子 】
(重久さん)
日本では、ハロウィンイベントといえば、渋谷のように仮装した大人が騒ぐイメージがありますが、やはり子どもたちに楽しんでもらえるよう、本来の形でやりたい思いが強かったのです。


どんな内容かというと、小学生以下の子どもたちが思い思いに仮装して、イベントに参加している店舗を回って「トリック・オア・トリート!」と言うと、お菓子がもらえるんですね。

さらに、各店舗でスタンプを集めると、抽選で景品が当たりました。お店を回ってわくわく、抽選でもう一度わくわく。2回わくわくできる仕組みで多くの子どもたちに楽しんでもらいました。

その後、イベントの規模は徐々に大きくなって、最大で21店舗・団体が参加するようになりました。2019年まで続きましたが、新柄コロナウィルス感染拡大を防ぐため、2020年に開催を見送り、2021年に無期限の開催休止を決めたのです。
重久さんをはじめ、まちの方々が協力して作り上げてきた、子どもたちの笑顔に溢れたハロウィンイベント。
まちに賑わいをもたらしてきた、素晴らしい取組だっただけに、コロナ禍で開催ができなくなったことは、本当に残念です。

ただ!!!

子どもの数が年々少なくなり、子ども向けのイベントもあまりないからこそ、地域が協力し合い、子どもたちが笑顔になって楽しめるハロウィンにしたい!!!

という、まちの多くの方々の思いから、2020年10月、道の駅田園の里うりゅうで新たに「道の駅ハロウィン2020」が開催されました!
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記念すべき第一回は、施設内で「宝探し」をしてスタンプを集め、スタンプがたまるとお菓子がもらえるというシンプルな形でした。

第二回(2021年)は、子どもたちが楽しめるバルーンアートやワークショップ、子ども縁日コーナーなど、子どもが楽しく時間を過ごせるスポットを拡充した他、4台のキッチンカーが集まるなど、規模が拡大!
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そして、第三回となる今年(2022年)。「道の駅ハロウィン2022」は、10月30日(日)の開催です。
今回は、子ども縁日の規模を更に拡大したほか、昨年の倍以上となる計10台ものキッチンカーが道の駅周辺に集結するなど、とても盛大なハロウィンイベントになりそうです!!
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重久さんの思いも受け継ぎ、まちの多くの方々が努力を積み重ねて、工夫して盛り上げてきた、雨竜町のハロウィンイベント。子どもたちが喜ぶこと間違いなし、ですね。

10/30(日)は、ぜひ「道の駅田園の里うりゅう」へお越しください!

前夜祭ならぬ前「昼」祭?!「協力隊コンサート」と「ハロウィンマルシェ」!

「道の駅ハロウィン2022」の前日、10月29日(土)には、雨竜町公民館で「協力隊コラボコンサート」と「ハロウィンマルシェ」を開催します。

まず、「協力隊コラボコンサート」をご紹介しますね。
エクルンド藍さん(上砂川町地域おこし協力隊OG、声楽担当)、石見幸一さん(赤平市地域おこし協力隊、ピアノ担当)、中村稜太さん(雨竜町地域おこし協力隊、ユーフォニアム担当)による、近隣のまちの地域おこし協力隊がコラボして開催するコンサートなのです。
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今年5月に赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設で開催した「炭鉱の音楽会」をきっかけに、演奏会をスタートさせた3人。ミッションの違いはあれど、赴任先の地域を元気にしたい、町をおこしたいという共通の考えがあります。それらを音楽で共に表現できたらと思っているのだそうです。そして今回、演奏会に興味ない人にも楽しんでもらえるよう、雨竜町のハロウィンイベントに合わせてコラボコンサートを企画したとのこと。
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コンサートの開催に向けて準備を進めてきた中村さん(写真右)は、

「雨竜町内では、なかなか生の音楽と触れ合う機会は少ないので、純粋に音楽を楽しんでほしい」
「雨竜中学校吹奏楽部や暑寒連山太鼓保存会による演奏もあり、日本ハムファイターズのB・Bも来てくれるため、多くの方々に、生演奏の良さを味わってもらえると嬉しい」

と語っています。

また、コラボコンサートを開催する雨竜町公民館の駐車場では、「ハロウィンマルシェ」を開催!
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このハロウィンマルシェでは、町内の農業者や商工会の女性部が地元産のお米や米粉、じゃがいもなどの食材を使用し、心を込めて作ったスイーツやいももちなどの地元ならではのフードを販売。
その他、パン、サンドイッチ、豚丼などのランチメニューにドリンク、更には可愛いらしい雑貨なども買うことができるんです!

10/29(土)の「協力隊コラボコンサート」と「ハロウィンマルシェ」、10/30(日)の「道の駅ハロウィン@道の駅田園の里うりゅう」など、今週末は雨竜町のハロウィン関連イベントが激アツ!!!

お時間のある方は、ぜひ雨竜町へお越しくださいね!

※ 詳細は雨竜町地域おこし協力隊のSNSより発信していますので、ぜひご覧ください。よろしければ、フォローもお願いします!
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