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こちらそらちのあちらこちら vol.3 ジンギスカン

こんにちは。本州は梅雨に入ったそうですね。じめじめするわ、洗濯物もなかなか乾かないわで嫌な季節だと思いますが、そんなあなた。北海道は梅雨がないので(7月に蝦夷梅雨があるという説もありますが)、ぜひ遊びに来てください。というか、暑くも寒くもないこの6月こそが、北海道で最高のシーズンだと私は思っているので、ゴールデンウィークでも夏休みでもありませんが、なんとか都合を付けて北海道に遊びに来てください。そしてなんとか都合が付いたら、なんとか空知にも遊びに来てください。なんとか。

ということで、なんとか空知に遊びに来ていただけた場合のあなたのために、今回は、空知に来たからにはなんとか食べてもらいたい「ジンギスカン」を紹介しているサイトをご紹介したいと思います。
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まずは、やっぱり滝川市からですかね。何と言っても、市のHPにジンギスカンのコーナーがあるくらいなので!
ちなみに、仏教に小乗・大乗、イスラム教にはスンニ派・シーア派があるように、ジンギスカンにも味付け(最初からたれに漬け込んだもの)・後付け(焼いた肉にタレを付けるもの)と二大流派がありまして、時には北海道民を二分する大問題に発展することがあるとかないとかささやかれることも、あるとかないとか。

HPにも記載がありますが、滝川が味付け発祥の地と言われていることもあり、空知は味付け派が主流です。道南は後付け、札幌は両者混在という感じでしょうか。私はもちろん味付け派です。

そして驚くべきことに、滝川には、ジンギスカン界の巨人「松尾ジンギスカン」の他に、「小林ジンギスカン」、「花尻肉店」、「美味の花尻」、「アイマトン」と5つもメーカーがあるのです。
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アイマトンさん以外の商号はおそらく名字ですね。花尻肉店さんと美味の花尻さんは親戚なんでしょうかね、どなたか知ってる方いらっしゃいましたら教えてください。
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1つの町にジンギスカンを作っている会社が5つもあるのは、世界広しと言えども滝川ぐらいでしょう。人口が約4万人ですから、8千人に1社の割合ですね。まさにジンギスカン王国です。
滝川市=ジンギスカン王国
ジンギスカン王国=モンゴル帝国
滝川市=モンゴル帝国。白鳳関が観光大使なのも必然ですね。

松尾ジンギスカンは本店で、小林ジンギスカンは「滝川ふれ愛の里 焼肉亭」でその場で食べることができるそうですが、残念ながら他の3つは買って帰るしかありませんので、お土産にどうぞ。なお、おうちで食べる時はくれぐれも換気を十分にしてください、おいしいのですが、においも付いてしまいますので。

さて、最後にジンギスカンの歴史です。詳しいことはHPを見ていただくとして、先ほどお話しした味付けと後付けには名前があるようで、味付けは「滝川式」、後付けは「札幌式」と言うんですね。知りませんでした、これから使っていきたいと思います。滝川式ジンギスカン、札幌式ジンギスカン。滝川式成吉思汗。札幌式成吉思汗。

空知には滝川以外にも滝川式成吉思汗があるのですが、この世で一番恐ろしい締切りというものが目の前に迫ってきましたので、また次回ご紹介させてください。

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