札幌から日帰りで楽しめる、北海道 そらち・デ・ビュー

「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト|そらち・デ・ビュー 「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト|そらち・デ・ビュー

【 てつこの部屋 】 ~ VOL10 てつこ、泣く。(美唄前編) ~

♦絵はそこそこ描けるんです

子どもの頃から
よく絵を褒めてもらいました。


特に練習したつもりもないのですが
模写はけっこう得意なほう。
 
IMG-0902.JPG
先日遊びにきた姪っ子に
描いてあげたコナン君。


元になる絵があれば
だいたい2~3分でこれくらいは。



ただし

昔から美術館などには縁遠く
芸術作品などはさっぱり。



いや、興味がないわけでは
ないのですよ。


今まで誘ってくれる人が
いなかっただけで・・



次なるカード収集場所を
美唄にロックオンしたわたし。

人生初(?)になるかもしれない美術館。



安田侃彫刻美術館
アルテピアッツァ美唄へ。

 

♦1000名超えの小学校

明治から大正にかけて
小規模開鉱が進んでいた美唄ですが、


昭和にかけては三菱や三井といった
大手財閥による大規模採掘が開始。


石炭産業の発展に伴い
人口は急増。


ピーク時にはじつに
9万人を超える人が生活していた美唄。


そんな炭鉱町の住宅街に
開校した小学校が、

ここ

旧栄小学校
08arutepiattua01.JPG
※10/26訪問時は池の掃除中でしたので
夏に撮影していた写真をお借りしました!



昭和25年開校。
(盤之沢小から栄小に改称された年です。)

校区が炭鉱住宅街であったことから


昭和34年には
30学級・1250名となり
ピークを迎えるも


相次ぐ炭鉱の閉山に伴い
市内の人口は急減。


昭和56年には
67人の生徒を数えるだけとなり
閉校を迎えました。


残された
木造2階建校舎と
鉄骨平屋建体育館は


平成4年から
美唄出身の彫刻家
安田侃氏の彫刻美術館
として活用されており


炭鉱を活用した
地域再生モデルとして注目されています、、


と、
私が知っているわけもなく(笑)、


よどみなく
丁寧にご説明していただいたのは

こちらの施設に勤めている
学芸員の泉さん。


(左が泉さん)
IMG-0827.jpg
IMG-0810.jpg
ここアルテピアッツァ美唄は
市街地から結構な距離。


泉さんによると

現在は美しい山々に
囲まれた閑静な地区ですが

かつてはここに炭鉱住宅がひしめき、
駅舎や病院もあったのだとか。


(し、信じられん・・)

(つうか、生徒数1200人って・・)



でもって、中に入ると・・
IMG-0796.jpg
「おぉ・・な、懐かしい!」



平成7年生まれのわたしですから
さすがに木造校舎は初体験。


なのに
出てきた言葉がこれ。


なになになに、この感じ。


ふわっと感じる木の香りとぬくもり。
IMG-0806.jpg


 
教室の木枠窓から外を眺めると

不思議と
小さかった頃の自分や

家族友人、昔の街並みなんかを思い出す。


やばっ、なんか涙でてきた(爆)



 

♦引き継がれる記憶

わたしの異変に気づいたのか。

泉さんが教えてくれました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここは父を鉄道員に持ち、
美唄に生まれ育った彫刻家 安田侃氏が、

かつて大きな炭鉱があり
命をかけて犠牲になった労働があったこと、

盆踊りや雪まつりなど
楽しい炭鉱街の日々が営まれていたこと、

その記憶や思いを繋ごうと
市民有志と取り組み、形にしたのが
アルテピアッツァ美唄なんです。

訪れた方には
美術とか芸術とか気張らずに

無心で自由に
この空間を楽しんでいただく。

そうして、
彫刻作品や空間を通じて
人の笑顔と交流が生まれ、

かつての活気に満ちた町の記憶を
みんなで繋いでいくことができれば
素晴らしいことですよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


やばいよ、泉さん。

そんな話しされると
また泣いちゃう(困惑)。

 
IMG-0809.jpg
炭鉄港カードをいただいた後は
体育館へ。

現存校舎は
一部を保存しているものですが

体育館(昭和33年建造)は
当時のサイズそのまんま。

1000人の学校としては
少々狭く感じますが、

当時は入れ替え制で使っていたとのこと。
IMG-0814.jpg
IMG-0816.jpg


国際的に活躍されている
彫刻家 安田侃氏に関しては

札幌駅南口にある彫刻でご存じの方も
多いと思いますが、


アルテの創設経緯まで知っていた方は
少ないのではないでしょうか。


かつての炭鉱街が残した
未来への遺産。

まさに「光の当て方」を変えることで
現代に蘇った
炭鉱遺産と呼べるのではないでしょうか。


今回のブログでは
あえて彫刻作品を
記事に載せませんでした。


なぜなら
実際に、見て・触って・感じてほしいから。


わたしが無意識に泣けてきた
理由もきっとわかるはず。


次の休日に
足を運んでいただけると幸いです。
(入館料無料!紅葉もきれいですよ!)


 

♦ちょっとなら?!


「俺もちょっとなら描けるけどね。」

このブログを書いてる最中、
チラチラのぞいていた男性上司が

わたしのコナン君を見て放った言葉。


かなり挑発的である。


「得意なの描いてみてくださいよ」と言うと

「リクエストをして欲しい」と
謎の強気。


わたし「じゃあ、これ知ってます?」
 
IMG-0905.jpg
(「鬼滅の刃」のねずこ)



上司「・・・・鬼のやつ?」



わたし「そうそう、鬼のやつです」
(↑面倒だから説明が雑)

・
・
・
・

首をひねる上司を待つこと5分。
(ガチで描かせました)

 
IMG-0906.jpg


 
なにかのホラー漫画かな?

To be continued......

 

あなたにおすすめの記事

TOPへ戻る