【岩見沢「農」ライフ 農業青年の横顔vol.9】栗沢町上幌の武田慎吾さん
更新日2018.03.29
「当初は町内の人たちばかり50人くらいでしたが、今は町外も含め100人以上が参加するイベントになりました」と嬉しそうに話すのは、栗沢町上幌で営農する武田慎吾さん(33)。昨年で16回目を迎えた地元の夏祭り「上幌豊作祭り」の実行委の一人として、運営を支えている。
目玉は「道内一」をうたう長さ50㍍の流しそうめん。竹製のトイの上を流水に乗って流れてくるそうめんを、子どもたちが大歓声を上げながらすくう光景は地元の夏の風物詩となっている。「子どもたちが楽しんでいる姿を見るのが一番の楽しみ」と目を細める。
武田さんが小学生のころまでは町内で運動会が毎年開かれていたという。稲作地帯のため田植え後に三世代が参加してにぎやかに行われ、「稲わらでビール瓶を持ち上げて競走したのが懐かしい」と武田さん。ただ、相次ぐ離農や人口減で廃止となってしまった。
子どもが参加できる町内行事がない年が10年近く続き、農家の有志が「子どもに夏の思い出をつくってあげたい」と始めたのが豊作祭り。短大卒後に実家で就農した武田さんも実行委に加わった。「補助金に頼らない手作りのお祭り」と話す表情は誇らしげだ。
農家戸数はピーク時から半減し、町内の人口もわずか200人と寂しくなったが、「世話好きで温かい人が多いのが上幌の自慢」と武田さん。自身にも2女と4月には長男が生まれるが、「上幌の子どもたちのために豊作祭りを継続し、地域を盛り上げたい」と話す。
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この記事は、地域の情報発信基地・生活情報誌「プレス空知」から出典して掲載しております。同紙の定期購読はこちらから↓
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目玉は「道内一」をうたう長さ50㍍の流しそうめん。竹製のトイの上を流水に乗って流れてくるそうめんを、子どもたちが大歓声を上げながらすくう光景は地元の夏の風物詩となっている。「子どもたちが楽しんでいる姿を見るのが一番の楽しみ」と目を細める。
武田さんが小学生のころまでは町内で運動会が毎年開かれていたという。稲作地帯のため田植え後に三世代が参加してにぎやかに行われ、「稲わらでビール瓶を持ち上げて競走したのが懐かしい」と武田さん。ただ、相次ぐ離農や人口減で廃止となってしまった。
子どもが参加できる町内行事がない年が10年近く続き、農家の有志が「子どもに夏の思い出をつくってあげたい」と始めたのが豊作祭り。短大卒後に実家で就農した武田さんも実行委に加わった。「補助金に頼らない手作りのお祭り」と話す表情は誇らしげだ。
農家戸数はピーク時から半減し、町内の人口もわずか200人と寂しくなったが、「世話好きで温かい人が多いのが上幌の自慢」と武田さん。自身にも2女と4月には長男が生まれるが、「上幌の子どもたちのために豊作祭りを継続し、地域を盛り上げたい」と話す。
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