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冬でも楽しめる!小林家の家屋見学ツアー!!【北海道・栗山町】

1か月ぶりの登場、ピー子です。
この1か月のうちに、かなり冬に近づきましたね。ここ最近は日中でも寒い日が出始め、いよいよ冬本番だな、とちょっとウキウキしています。(暑いのより寒い方が得意なんです。)
が、冬場は観光イベントが少なく、告知職人(=ピー子)の出番がないんです~~~(涙)
やっぱり北海道の観光イベントのハイシーズンは夏なんですよね。改めて痛感する今日この頃です。

だが、しかーし!!!皆さんに冬も空知に来ていただきたい一心で、今回は冬でも楽しめる見どころを見つけて参りました!!
それがこちら!!ジャジャン!!!


「小林家」家屋見学ツアー


ということで、今回はこのツアーについてご紹介します!!

「小林家」って何?

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道産子の方なら「小林酒造」と言えばピンと来るかもしれませんが、「小林家」は栗山町にある「小林酒造」の創業者が明治30年(1897年)に自宅として建築し、今年で125年目を迎える日本家屋です。
なんとこのお宅、平成25年(2013年)まで現役で使われていたんです!
そんな貴重なお宅の中が見学できるという噂を夏頃耳にして、ぜひ見てみたいと密かに願っておりました。(歴女の血が騒ぐ。)
そして遂に!とうとう!!行って参りました!!!

「小林家」の家屋見学ツアーに参加してみた

「小林家」は平成26年(2014年)7月から一般公開され、一部の部屋は喫茶店として利用されています。
人気メニューは紅白のお餅が入った甘酒汁粉♪(今回はいただいていないので、残念ながら写真はありません。)
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↑ご覧ください、コタツです。

そして、見学料1,000円を支払うと、喫茶スペース以外のお部屋に案内していただける「家屋見学ツアー」に参加することができます!
※要事前予約(☎0123-76-7228)

私は14:00からの見学ツアーに参加してきました。
●ツアー開始時間:①10:50 ②12:30 ③14:00 ④15:30
 ※コロナの感染拡大防止により、①~④のうち3回のみの案内となっています。
  また、各回満員のこともあります。
  開始時間や定員の空き具合については、各自お問い合わせください。

予約する際、「外より寒い小林家、と言われてますので、毛糸の靴下など温かい格好でお越しください」とご案内いただき、当日は薄手のダウンやマフラー、そして分厚い靴下を持参し、万全の服装で挑みました!

今回、案内してくださったのは小林酒造創業者のひ孫にあたる「小林家守りびと」こと千栄子さん。とってもお話し上手な方でした♪
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この「小林家見学ツアー」を始めたきっかけは、これまで光が当たってこなかった小林家の「女性たち」にスポットを当てよう!ということだったそうで、ツアー中も、小林家に生まれた女性や従事していた女性たちの話をたくさん聞くことができました。

見学ツアーには2コースあり、一つは「商家の暮らしコース」、そしてもう一つが「商家の商いコース」です。
※暮らしコース:1~3月、7~9月
 商いコース :4~6月、10~12月
今回は10月に参加したので「商いコース」でした!

まずは、囲炉裏のあるお部屋(灯の部屋)でコースの説明を受けたり、見学料を支払ったりします。
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(皆さん!!囲炉裏ですよ、囲炉裏!!この時点でテンションあげあげ↑↑)

そして、ツアースタート!
まずは玄関にある「千枚の布」が作られた経緯の説明を受けます。
(作られた経緯については、皆さんご自身で確かめに行ってみてください。)
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その後、ツアーでしか入れないお部屋へ♡
商いコースはその名のとおり、「商い」に関するお部屋、つまりお客さんが来た時に使用していたお部屋を中心に回っていきます。
各部屋には、かつて使われていた家具や食器、装飾品などが、ほとんどそのまま残っていて、昭和中期にタイムスリップしたかような感覚を抱きました。時間が許すなら、一つ一つの調度品をじっくり見てみたかった…

唯一写真が撮れる「大広間」

基本的に、各部屋の写真撮影は禁止されていますが、唯一撮影が許可されているのが2階にある「大広間」!
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ご覧ください!この豪華なお部屋(★▽★)
金の屏風に輪島塗の食器がずらり。また、写真には写っていませんが、輪島塗の飾り棚や硯箱(すずりばこ)なんかも置いてありました。
昭和初期~中期、どれだけ儲かっていたのかが一目で分かりますね。
(実際に儲かっていたのは2代目の頃で、3代目の頃(千栄子さんのご両親の時代=1970年代以降)は日本酒の消費者であった炭鉱マンが閉山の関係で激減し、小林酒造は火の車だったそうです。)

このお部屋では少し自由時間があり、置いてある食器や飾り棚を触らせていただきました!(普通、展示品に触ることなんてできないですからね~。貴重だわ~。)
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↑(右)鳴き徳利体験中♪
(左)「可盃(べくはい)」というお猪口。どんな仕掛けがあるのかは、ご自分の目で確かめてください!

で、こんなお部屋に入れることなんて滅多にないので、やってしまいました。
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↑気分は社長。えっへんスタイル。

上座には4席設けてあるのですが、中でも中央2席は特にお偉いさんが座る席だったようで、肘掛けもふかふかしておりました。
こんなお部屋で1回は飲んでみたいものです。

囲炉裏のお部屋で甘酒とお抹茶をいただきます

商いコースに含まれているお部屋を見終わった後は、最初に説明を受けた囲炉裏のお部屋で甘酒とお抹茶をいただきます。冷えた身体に沁みました~。
(とは言うものの、思っていたほど寒くはなかったです^^)
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↑お抹茶が来る前に甘酒を飲んでしまい、そのうえ干菓子もいただいてしまったので、
全部揃っている写真がありません。なんたる不覚…(T^T)

ここでツアーは終了。HPなどには約60分とありますが、私が参加した回は90分ほどかけて、丁寧に説明してくださいました。本当に見応えがあり、もう一つの「暮らしコース」にも俄然興味が湧いてきました!!(商いコースと暮らしコースは、見学できるお部屋が違うんです!!)
「次の『暮らしコース』は1~3月か、ふむふむ。」と思って見ていましたが、冬場は本当に寒いそうで、2月に見学に来られる方のことを「チャレンジャー」と呼ぶほどだとか。笑
(そう言われると、チャレンジャーの称号が欲しくなる。)

他にも見どころはたくさん!

最初の方にも書いたとおり、小林家は喫茶スペースがあり、レジの回りでは着物の端布をアレンジした商品やポストカード、甘酒、粕床、干菓子などなど、いろいろな物が購入できます♪
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↑私も着物の端布シールを購入しました!(こういうものに目がないんです(/∀\*))

また、これからの季節、庭の木々が紅葉の見頃を迎えるそうです。
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↑昨年の紅葉の様子。キレイですね~☆(11月中旬撮影)

そして、今回は紹介できませんでしたが、小林家と同じ敷地内には小林酒造の売店や酒蔵、錦水庵というお蕎麦屋さんもあります!
 
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とにかく、道内でこのような歴史的建造物の見学ツアーを行っているところは数が限られていると思いますので、ご興味ある方はぜひ足を運んでみてください!!食欲の秋、勉強の秋…いや、楽しい冬をお過ごしください!!

▼小林家HP
 https://www.kobayashike-maruta.com/

▼小林酒造HP
 http://www.kitanonishiki.com/?page_id=31

▼錦水庵HP
 http://kobayashi-honten.co.jp/kinsuian

小林酒造については、過去記事もご参照くださいね!
【無料試飲あり】小林酒造へ遊びに行こう!【蔵元限定酒あり】

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