春です!三笠市幾春別(いくしゅんべつ)を歩こう
更新日2024.03.28
三笠市を流れる幾春別(いくしゅんべつ)川。「いくしゅんべつ」は、アイヌ語で「あっちの方の川」と言う意味を持っているそうです。
幾春別エリアでは、かつて炭鉱で栄えた時代の名残を残しつつ、人々が静かに暮らしています。
地球の歴史など、様々なことが学べる三笠市立博物館、100年続く更科食堂、そして、100年前の石蔵で生まれたKULATUTAの新しいスイーツなど、幾春別の魅力に触れて下さい。
(本記事は動画バージョンもあります。ぜひ記事下段の動画もご覧いただき、チャンネル登録をよろしくお願いいたします!)
幾春別エリアでは、かつて炭鉱で栄えた時代の名残を残しつつ、人々が静かに暮らしています。
地球の歴史など、様々なことが学べる三笠市立博物館、100年続く更科食堂、そして、100年前の石蔵で生まれたKULATUTAの新しいスイーツなど、幾春別の魅力に触れて下さい。
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まずは博物館で「生きたアンモナイト」を見学
三笠市立博物館は三笠市を中心に道内で産出されたアンモナイトの化石を約600点あまり展示しています。(展示数日本一!)
アンモナイトは古生代から中生代にかけて約3億5千万年の間、海で生活していた生き物。
形はオウム貝に似ていて、イカと同じ頭足類です。
展示されているアンモナイトに触れられるのも、この博物館の魅力の一つ!
アンモナイトは古生代から中生代にかけて約3億5千万年の間、海で生活していた生き物。
形はオウム貝に似ていて、イカと同じ頭足類です。
展示されているアンモナイトに触れられるのも、この博物館の魅力の一つ!
全部で約1000点の化石を展示
企画展「北海道のアンモナイト サントニアン編」開催中
三笠市立博物館を支えている「ボランティアの会」の会員が自前の標本を持ち寄り、2024年3月2日から学芸員と自主企画展「北海道のアンモナイト サントニアン編」を開催しています。
※サントニアンとは白亜紀を12に区切った時代区分の1つで、約8,000万年前の時代を指します。
「ボランティアの会」は化石クリーニング体験や、自然観察講座の講師としても活動しています。
※サントニアンとは白亜紀を12に区切った時代区分の1つで、約8,000万年前の時代を指します。
「ボランティアの会」は化石クリーニング体験や、自然観察講座の講師としても活動しています。
三笠市立博物館学芸員・唐沢与希さんに解説して頂きました
「サントニアン」のアンモナイトの特徴は、ずんぐりとした形、あるいは突起のある形とのこと。
ずんぐりとしたアンモナイトには、「かぼちゃ石」と言うニックネームも付いています。
ずんぐりとしたアンモナイトには、「かぼちゃ石」と言うニックネームも付いています。
ぽってり型のアンモナイト「メヌイテス」
展示されているアンモナイトは道内で発掘された標本ばかり。
恐竜も生きていた白亜紀に、海の中で泳いでいたアンモナイトを想像してみると、なんだか面白いですよね。
※博物館への入場料を支払えば、無料で企画展を見学できます。
恐竜も生きていた白亜紀に、海の中で泳いでいたアンモナイトを想像してみると、なんだか面白いですよね。
※博物館への入場料を支払えば、無料で企画展を見学できます。
ランチは更科食堂の新メニュー「エゾシカ丼」がオススメ
三笠市内でも雪深い幾春別エリアで愛され、約100年と言う歴史を刻む「更科食堂」。
印象的な青い屋根と木造建築はノスタルジーさえ感じられる三笠市の歴史的建造物です。
印象的な青い屋根と木造建築はノスタルジーさえ感じられる三笠市の歴史的建造物です。
建物もじっくりご覧ください♪
近年、経営が途絶えたこともありましたが、2021年に地域おこし協力隊の白髭(しらひげ)克彦さんによって営業が再開されました。
更科食堂について、詳しくはこちら↓
【 炭鉄港 】 てつおじさんぽ ~ 第16歩 「HA-LA HEAD-TA-NA」~ @ 三笠
更科食堂では、「更科そば」をはじめ、昔ながらのメニューを楽しむことができるので、幾春別エリアでのランチにオススメです。
(蕎麦だけでなく、蕎麦の出汁の味わいや醤油の香りが食欲を刺激する、ご飯メニューも豊富にあるんですよ!)
また、白髭さんが新たにメニューに加えたのが「鹿とじ丼」。地元の食材として注目されている鹿肉を地元の人にも気軽に食べて貰いたいという思いが込められています。
伝統ある更科食堂の出汁醤油の味がしっかりと染みた柔らかい鹿肉を味わうことができる、オリジナリティ溢れた一品です。
更科食堂を切り盛りする白髭さんはタオラ―だった!
※タオラーとは、頭や首にタオルを巻いた人のことです。
※タオラーとは、頭や首にタオルを巻いた人のことです。
鹿肉たっぷりで大満足
前述のとおり、長い歴史を持つ「更科食堂」。建物自体は老朽化が進んでいることも事実ですが、「地元の方々と共に、どうやって守っていくかを考えて行きたい」と白髭さんは語ってくれました。
センス抜群!KULATUTAのスイーツをお土産に!
約100年前に建てられた石蔵を改装し、オシャレなスイーツを販売しているKULATUTA(クラツタ)。「蔦(ツタ)が這う」「伝える」を店名に込めています。
プロデュースしているのは、札幌出身の軽部(かるべ)航介さん。東京のアパレル業界での経験を生かし、「一目惚れ」してしまいそうになるスイーツを作り出しています。
プロデュースしているのは、札幌出身の軽部(かるべ)航介さん。東京のアパレル業界での経験を生かし、「一目惚れ」してしまいそうになるスイーツを作り出しています。
民家に馴染むKULATUTA
メロン、かぼちゃ、サツマイモのスイーツを作り出す
三笠市幾春別は、かつて東洋一の立坑(たてこう)と呼ばれた「旧奔別(ぽんべつ)炭鉱立坑櫓(たてこうやぐら)」が残っていて、独特な雰囲気を持つエリア。
ここで、KULATUTAのシャープでセンスの良いスイーツを食べることができるんです!
ここで、KULATUTAのシャープでセンスの良いスイーツを食べることができるんです!
スイートポテトプリン
「幾つかの冬の出会い」
カボチャプリン
「幾つかの秋の別れ」
「幾つかの冬の出会い」
カボチャプリン
「幾つかの秋の別れ」
SWEET POTATO(手前:プレーン 奥:黒胡麻)
爽やかさと濃厚な甘さを持つメロンと、深さと優しい甘さを持つカボチャとサツマイモを使用。どちらも、三笠市の良質な食材にこだわる作り手のプライドが凝縮された逸品です。
季節限定商品もありますのでお楽しみに
(むすび)幾春別ざっくりすぎる地図と動画のご紹介
幾春別の春の風はちょっぴりひんやりするけど、まちの人たちはあったかいです。
是非、地図をダウンロードして、本日ご紹介したスポットを散歩して下さいね。
是非、地図をダウンロードして、本日ご紹介したスポットを散歩して下さいね。
タップ(長押し)や右クリックで保存してご活用ください
また、本記事の動画バージョンも作っちゃいました。是非ご覧くださいね。
■三笠市立博物館
住所:三笠市幾春別錦町1‐212‐1
電話:01267‐6‐7545
開館時間:午前9時~午後5時
入館料:一般450円
小中学生150円
休館日:毎週月曜日
三笠市公式HP https://www.city.mikasa.hokkaido.jp/museum/
■更科食堂
住所:三笠市幾春別町1丁目174
電話:01267‐6‐8323
営業時間:午前11時~午後3時
営業日:水曜日~月曜日(定休日火曜日、ただし火曜日が祝日の場合は営業、翌日水曜日休み)詳しくはSNSのカレンダーをご確認下さい。
Facebook https://www.facebook.com/mikasasarashina/
Instagram https://www.instagram.com/shirahigekatsuhiko/
X https://twitter.com/mikasasarashina?lang=ja
■KULATUTA
住所:三笠市幾春別町3丁目182
電話:01267‐3‐7232
営業日、営業時間などについては、Instagramでご確認下さい。
Instagram https://www.instagram.com/kulatuta/
住所:三笠市幾春別錦町1‐212‐1
電話:01267‐6‐7545
開館時間:午前9時~午後5時
入館料:一般450円
小中学生150円
休館日:毎週月曜日
三笠市公式HP https://www.city.mikasa.hokkaido.jp/museum/
■更科食堂
住所:三笠市幾春別町1丁目174
電話:01267‐6‐8323
営業時間:午前11時~午後3時
営業日:水曜日~月曜日(定休日火曜日、ただし火曜日が祝日の場合は営業、翌日水曜日休み)詳しくはSNSのカレンダーをご確認下さい。
Facebook https://www.facebook.com/mikasasarashina/
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■KULATUTA
住所:三笠市幾春別町3丁目182
電話:01267‐3‐7232
営業日、営業時間などについては、Instagramでご確認下さい。
Instagram https://www.instagram.com/kulatuta/
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