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ついにキター☆夢のコラボ 三笠高校調理部 × おにぎりのありんこ

そらち・デ・ビューでは、
・全道一の米どころ・空知のお米やおいしい野菜・果物などを使ったグルメ情報
・そらち食の応援アンバサダー・佐藤麻美さんによる、
 そらち食材を使った家庭料理の連載「食のしあわせ☆口福空知
・空知食材のグランピング料理によるPR動画「そらちを食べよう、仲間といっしょに。
などなど、空知の食の魅力をいろんな角度から紹介しています。

今月は、2月3日と17日にも、新十津川農業高校の女子高生が考案した「きなこのふわふわシフォンケーキ」をご紹介しましたが、販売したセイコーマートでは、なんと3日間で限定数量が完売となるという”伝説のスイーツ“となりました。
新十津川農業高校の生徒へのインタビュー!記事はこちらからどうぞ

 

空知の高校生とのコラボがまたひとつ

“食の魅力満載の空知“の高校生とのコラボは最強だな…ふふふ。
なーんてココロの中でガッツポーズしていたら、またも「空知の高校生」とのコラボの限定メニューがある!という情報が舞い込んできました。
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※北海道三笠高等学校調理部まごころきっちんFacebookページより
昨年11月に開かれた北海道経済連合会と北洋銀行主催の「おにぎりアイデアコンテスト2021」で大賞を受賞した、三笠高校調理部の生徒さんの作品「ブリのエスカロップ風おにぎり」が、あの「おにぎりのありんこ」で商品化されたそうなんです!

そうです、札幌の皆さまにはおなじみ、あの札幌最古のおにぎり専門店・おにぎりのありんこ。創業の1980年から40年以上札幌市民に愛されてきた大人気店で、豊富なメニューと注文してから握ってくれるスタイルや、好きな具を2種類ミックスすることもできたりとアレンジ度の高さも人気です。
そしてあの “ふんわりやさしく” 握ってくれたおにぎり(筆者は「チーズおかか」がイチオシ)を、豚汁と一緒に食べるときの幸せたまりません!
おにぎりのありんこ公式ホームページはこちら
一方、三笠高校調理部は、今や大人気の三笠高校生レストランエソール内にて土曜日、日曜日、祝日など不定期ですが「まごころきっちん」を営業しています。
そらち・デ・ビューでも昨年12月に、最高金賞「ゆめぴりか」をつかった限定メニューを紹介させていただきました。
今こそ食べよう北海道!空知の新米を食べて欲しい! 「新米デカ盛弁当」や「ゆめぴりかコンテスト2021最高金賞米」をぜひ

三笠高校生レストラン公式ホームページはこちら

 

どんなおにぎり?…実食レポート

ということで、大好きなありんこに、このコラボおにぎりを食べに行ってきました。
このコラボメニューの提供店舗は、おにぎりのありんこオーロラタウン店、イオン札幌桑園店、マルヤマクラス店の3店舗で、1日15個限定、1個300円(税込)で2月19日(土)から3月19日(土)まで販売されています。
筆者は、いつも御用達?!のオーロラタウン店へ!お店では、店員さんがいつもようにテキパキと握っていて、人気店なのでだいたい1人、2人はテイクアウト待ちのお客さんがいます。そして、店頭にありました、この手作り感あふれるPOP!
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なんか、ブリらしい折り紙も貼ってあるぞ!
そもそもブリは、北海道ではあまり馴染み深い魚ではなく、脂が乗っておいしいといわれる寒ブリは、富山県の氷見産など本州のブランドが有名です。しかし、異常気象などの影響か、ここ数年のサケの不漁と対照的に水揚げが急増しているのがブリなんです。
漁師さんも戸惑っているというこのブリを有効活用して、道民の皆さんにも気軽に食べてもらおう!と三笠高校調理部の2人が考案したのが、この「ブリのエスカロップ風おにぎり」です。定番の豚汁と一緒に注文して店内で待ちます。
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そして、来ましたこちらです。
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おにぎりなので、外見だけでは中身が分かりませんが、”ふんわり握る" ありんこのおにぎりは、チラ見えしていました。
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ソースの色と具材のキャベツでしょうか。それからごはんになんとなく色がついているような…そして奥に見えるのは真打ち!?のブリのフライでしょうか。
そもそもエスカロップ風の「エスカロップ」って何なのか?知らない方もいると思いますので補足します。エスカロップは、ケチャップライスまたはバターライスにポークカツを乗せて、デミグラスソースを掛けた料理で、北海道根室市のご当地料理です。「漁師が早く食べられて、ボリュームのあるメニュー」として1963年に誕生したそうです。
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海がない空知の高校生がブリを見事にアレンジ!

エスカロップのポークカツをブリのフライに変えて、デミグラスソース風のたれを絡めてから、バター風味のごはんで握る。こんな斬新なアイデアが全151応募作品の中から見事大賞に選ばれました☆

そして一口食べると、出てきましたブリのフライ!


 
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カツに絡んだデミグラスソースが、甘みを感じるバター風味のごはんに良く合います。このソースは、デミグラスよりも少しに寄せた”だし感”も感じるので、きっとカツの中身のブリに合わせた絶妙な味付けにしたんだろうなと思います。(やるなぁ高校生!)
エスカロップにも添えられている千切りキャベツも再現されていて、食感のアクセントにもなっています。ソースがちゃんとブリのよさを引き立てていて、定番の豚汁とともにペロッと完食でした。

今回は、空知の食材を使って…という視点ではありませんが、食の宝庫、空知で食を学び、感性を磨いている高校生だからこそ考案できたアイデアではないでしょうか。
味はもちろんピカイチですが、このアイデアが、空知と根室高校生とおにぎり屋さん漁師と消費者をつなぐ…そう、地域をつなぎ、人をつなぐことができる可能性を秘めている点も大賞に値する素晴らしいおにぎりだと感じました。

そんな”具だくさん”なおにぎり「ブリのエスカロップ風おにぎり」は、札幌・おにぎりのありんこオーロラタウン店、イオン札幌桑園店、マルヤマクラス店の3店舗で3月19日(土)まで販売されています。1日15個限定なので、早めのお時間がオススメです。

 
※本文中の商品の感想は、筆者の個人的な感想です。

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