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【三笠市立博物館】NHKひるブラでアンモナイト!おやきにはあんもないと!【石炭ザンギ・なんこ・石炭焼おやき】

人口8800人ほどのノンビリとした元炭鉱の街、三笠市。札幌からも新千歳空港からも1時間ちょっとで行ける「ちょうどいい田舎」です。

昨日2月28日、ここ三笠市がNHK総合の”ひるブラ”で紹介されました。な、なんと、全国放送!リポーターは照英さん!

ということで今回は、番組で紹介されたこの博物館を中心に「この季節でも楽しめる三笠市」をテーマにいろいろご紹介していきたいと思います。
 

①三笠市立博物館

さて、まずは番組で大きくフューチャーされていた三笠市立博物館です。博物館の中は大きく分けて「アンモナイトエリア」「炭鉱エリア」に分かれています。

◆アンモナイトエリア
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巨大なアンモナイトからの大小様々なアンモナイトのオンパレード!
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テレビでも紹介されていたグニャグニャした(失礼)アンモナイトがこちら。真っ直ぐなもの丸まっているもの、これら全てがアンモナイトだそうです。

余談ですが、このグニャグニャ(本当に失礼)したアンモナイトは、学術的価値が大変高く、サハリンの一部とここ三笠市でしか発見されていないようです。その価値なんと数百万とか!

アンモナイトの他にも三笠市で恐竜ブームを巻き起こした伝説の化石も展示されています。それがコレ。エゾミカサリュウ!
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発見当時(1976年)は「北海道で日本初の肉食恐竜の化石発見か!?」と一大ブームを巻き起こしたようで、これを見れば「そりゃそうなるね」と納得できます(笑)

1977年にこの化石は国の天然記念物に指定。1979年三笠市博物館が完成。そして1985年静かに日本で発見された恐竜のリストから外されました。。。

そんな経緯を知ってからこの化石を見ると、この化石が非常に愛らしく見えてくるのは私だけでしょうか。せめてくちばしがあれば・・・・(笑)

館内にはVRを使った展示もあります。こちらはぜひ行って確かめてみてください。


◆炭鉱エリア
次に炭鉱エリアです。ジョジョ立ちした炭鉱の救護隊員がお出迎えします。
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婦人服売り場から譲り受けたとのこと(笑)

マネキンその2。
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実際に使われていた安全灯も展示されています。
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TVの中でも紹介されていましたが、安全灯には一つ一つに名札がついており、坑内で不明になった場合、ここに安全灯が返却されなければすぐに身元が判明する機能もあったようです。

100年前の炭鉱住宅(炭住)の再現もあります。
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こじんまりと機能性のある炭住内。
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きっとこの時代でも石炭ガンガン焚いて寒くはなかったんだろうなと推測する北海道民。

その他空知集治監の当時を再現したジオラマや資料、友子制度に関する資料、三笠市の歴史年表など盛りだくさんの館内です。


◆ちなみに、、、
三笠市博物館は「三笠ジオパーク」のうちのひとつの施設と位置付けられています。

ジオパークとは「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を丸ごと楽しむことができる場所のことで、2018年3月現在で国内に43地域、道内では5地域あります。

三笠ジオパークはそのなかのひとつで、三笠市における炭鉱遺産や化石、地層、博物館などが対象です。アンモナイトが海を泳いでいた一億年前から、炭鉱まちとして栄えた現在まで、一億年時間旅行を気軽に楽しむことができる場所といえるのではないでしょうか。
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▲三笠ジオパーク見学ルート全体マップ。三笠市全体がジオパークです。

②まんぷく食堂(石炭ザンギ、なんこ)

さて、次は食べものです。番組でも登場していた三笠名物の石炭ザンギとなんこ、どちらも食べることができるのはこのお店!
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まんぷく食堂さん!

三笠市役所の正面にあります。

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地図データ ©2018 Google, ZENRIN
地図データ地図データ ©2018 Google, ZENRIN
地図データ ©2018 Google, ZENRIN
メニューに発見!
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石炭ザンギ定食!
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石炭をイメージして、イカ墨で色を付けています。決して焦げているわけではなく(笑)、ザンギとして完成度の高い一品です。ご飯がもう進む進む。

次になんこ定食!
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そもそもなんことは「馬の腸(ホルモン)」のことです。ここ三笠や歌志内など旧炭鉱街で広く食べられています。(詳しくはこちらに書いています⇒【なんこ・デ・ビュー】君は歌志内の郷土料理「なんこ」を知っているか
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▲なんこアップ!

照英さんも「やわらかっ!」と言っていましたが、ここまんぷく食堂さんのなんこは特に本当にやわらかい!こちらもご飯がもう進む進む。
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▲店主の成田さん。TVで照英さんになんこをよそっておられました。

また、次はこちらも番組で紹介されていた「石炭焼おやき」
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(引用:十二支焼・どうぶつ焼まんじゅう福六庵Facebookページ)

真っ黒な生地の中に黒を意識したあん(中身)が入っています。甘くてやわらかくおいしい石炭、それが石炭焼おやきです。

こちらは市内の福六庵さんでお買い上げいただけます。

地図データ
地図データ ©2018 Google, ZENRIN
地図データ地図データ ©2018 Google, ZENRIN
地図データ ©2018 Google, ZENRIN
まんぷく食堂さんから徒歩5分くらいのところにありますので、ぜひ一緒に行ってみてください!
 

③桂沢湖

さて「ひるブラ」で紹介されたものは以上になりますが、それ以外にもこの季節に行くべきスポットが2つあるので、もう少しお付き合いください(笑)

まずは桂沢湖です。今の季節はわかさぎ釣りができます!
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詳しいことはこちらに掲載しましたので、興味がある方はご覧ください⇒【穴場がたくさん】空知の「わかさぎ釣り」スポット3選【釣って楽しく、食べて健康】

ちなみに秋には紅葉が美しいです。
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子供が泣いて喜びそうな恐竜のオブジェ(笑) 恐竜ブームに乗ったんでしょうね。
 

④三笠天然温泉 太古の湯

こちらは昨年リニューアルされていろいろ楽しい道の駅三笠の敷地内にあります。壮大さを感じるお風呂は、まさに三笠ジオパークにある温泉にふさわしいです!
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料金は平日大人650円(館内着/フェイス・バスタオルなし)から。詳細は以下でご確認ください。
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以上、この季節でも楽しめる三笠市のご紹介でした。

最後に余談ですが、ここ三笠市は、人口の社会増減率(出生・死亡は含まない、転入・転出だけの増減率)が+0.04%と増えています。つまり移住者に選ばれている市といえるでしょう。事実、子育てなど各種支援が厚いのは三笠市の特長のひとつでもあります。
とはいえいきなり「三笠に住みましょう」とは言いません(笑) 札幌からも近いですし、皆さんも気軽に三笠を訪れてみてください!

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