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【なんこ・デ・ビュー】君は歌志内の郷土料理「なんこ」を知っているか

こんにちは。歌志内市地域おこし協力隊の村山です。今回は歌志内の郷土料理「なんこ」について紹介したいと思います。

え、「なんこ」って何??

そう思った方が大多数でしょう。これを書いている私も歌志内市の地域おこし協力隊になるまでは名前すら聞いたことなかった食べ物です。名前を聞いてもよくわからず、なんだろう・・・美味しいの?と疑問をもっていました(笑)

それでは、この場を借りて簡単に説明したいと思います。
 

そもそも「なんこ」って何??

一言でいうと、馬の腸(ホルモン)のこと、またはそれを使った料理のことです。
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味噌味で煮込んで「なんこ鍋」として食べるのが最も一般的です。
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では、なぜ「なんこ」が食べられるようになったのでしょうか。

例によって諸説ありますが、秋田県に起源がある説が有力です。江戸時代、秋田県の阿仁鉱山で働いていた人達がヨロケ病という鉱山病を予防するために食べるようになったのが始まりとのこと。明治時代、北海道へは東北からたくさんの移民が来ましたが、その際になんこ料理も一緒に海を渡り、伝わったものと考えられています。

次に名前の由来です。

江戸時代、少なくとも秋田県では大切な家畜であった馬を食べるのはあまり好ましいことではないとされていました。なので「馬」とは言わずに別の言い方をしたらどうかということになり、当時の時刻の呼び方で「午(うま)の刻」にあたる時間はちょうど太陽が南向きとなるので、南向・・・なんこう・・・「なんこ」となったとの説が有力です。
 

どうやって食べる?美味しいの?

調理前の馬の腸は独得の臭みがあるので、何回か洗ったり、下ゆですることによって、くさみをとります。また家庭によっては、タケノコを入れたり、カレー粉を入れて味付けをして食べることもあり、それぞれの家庭で違う味になります。まさにお袋の味、炭鉱で働く人たちに愛された郷土料理ですね。
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肝心の味は、食感は他の動物のホルモンやモツに似ていますが、他のホルモンよりもプリップリな気がします。そして噛めばかむほど旨みが出るような感覚・・・私個人の感想ですが、「とてもうまい!」と思っています(笑)
 

どこに行けば食べられるの??

ここまで見ていただいた方は「なんこ・デ・ビュー」したくてたまらなくなっているのではないでしょか。そんなあなたのために、なんこを気軽に食べることができる場所を紹介します。道道114号線沿いにある、道の駅うたしないチロルの湯です。
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「なんこ」と双璧をなす歌志内市の名物、漬物も販売しています。種類がすごい!!
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さて、こちらがなんこ定食です。1,080円。
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お肉は結構厚みがあるのですが、とても柔らかく、臭みはほとんどありません。コクのあるスープはコラーゲンたっぷり。ごはんがとても進みます。腹ぺこさんにぴったりのメニューです。

そしてここには他にもなんこメニューがたくさん。なんこ丼(860円)、なんこラーメン(1,080円)、なんこカレーライス(860円)と豊富にそろっています。めざせコンプリート!
 

歌志内まで行かずになんこを食べるマル秘テクニック

忙しくて歌志内まで行けない・・・そもそも道内に住んでいない・・・だけど「なんこ・デ・ビュー」したいという欲張りな方もなんこを楽しむテクニックを教えます。ずばり、ふるさと納税してください!!
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10,000円の寄付で、市内でなんこを販売している「肉の木村」さんから、なんこ味噌煮 300g×2袋とラムジンギスカン 500g×2袋が送られてきます。家にいながら温めてすぐ食べることができる素晴らしい返礼品です。
炭鉱の衰退とともに食卓から次第に姿を消していくと思いきや、歌志内市では今なお伝わりつづけている料理、なんこ。しつこいようですが、あなたの「なんこ・デ・ビュー」を心からお待ちしております。

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