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泊まってみた【ながぬま温泉 編】

スタン温泉　
更新日2019.01.31
  • 長沼町
冬です。冬と言えば「温泉」です。

そんなわけで、ながぬま温泉に宿泊してきました。

岩見沢からも札幌からも、車で約1時間のところにあるながぬま温泉は、長沼町の長沼コミュニティ公園の敷地内に建つ一軒宿です。周辺には、パークゴルフ場やオートキャンプ場もありますが、季節は冬。道路も含めて辺り一面真っ白です。どこがパークゴルフ場でどこがオートキャンプ場なのか見当がつきません。そんな、北海道らしい雄大な景色の中に建っているのが、ながぬま温泉です。

ながぬま温泉の湧出量は、毎分1,150リットル。北海道でもトップクラスの湯量を誇っています。源泉の温度は51度と高め。この豊富なお湯は加水・加温されず浴槽に注がれています。「源泉掛け流し」というやつです。

泉質は、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉。塩分濃度が高く、体を芯から温めてくれるph値7.5の弱アルカリ泉質です。口に含むと確かにしょっぱい。そしてややとろみを感じさせます。これは確かに温まりそう。保温効果の高い湯冷めしにくい泉質は「熱の湯」とも呼ばれているそうです。

また、ながぬま温泉は、環境省が指定する国民保養温泉に指定されており、泉質は折り紙付きです。

広めの大浴場には、高温浴槽、低温浴槽、ジャグジー、露天風呂、水風呂、全身シャワー等々が配置されており、サウナは高温と低温の二室完備という充実ぶりです。個人的に気に入ったのは、ジャグジーの気泡圧の強さです。大変心地よいです。

また、露天風呂には屋根が無いので開放感抜群です。この日は、雪見風呂を楽しむことができました。画像をアップできないのが残念です。
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空知管内にはジンギスカンのブランドが多数ありますが、ここ長沼町のジンギスカンも有名で、町内にはいくつもの店が軒を連ねています。長沼町のジンギスカンは、空知管内ではポピュラーな「味付き」です。

ながぬま温泉の別棟「ジンギスカンコーナー」では、長沼成吉思汗、かねひろジンギスカン、まおいジンギスカンの三種のジンギスカンを食べ比べできるセットがあります。ここに来れば、お店をハシゴしなくても三軒の味を一度に味わえるとあり、これを目当てにながぬま温泉を訪れる人も多いようです。
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ジンギスカンコーナーは、宿泊棟から徒歩わずか30秒ほどのところにあります。しかし季節は冬。この日も雪が降っています。「30秒の移動がキツい…」と想像していたのですが、外に出てみると「あれ？ 意外に寒くないぞ？」さっき温泉に浸かったからでしょうか。

私、夕食チケットを部屋に置いたま出てきたことに、ジンギスカンコーナー入口で気づき、宿泊棟まで引き返すという失態を演じましたが、一往復半してもやっぱりたいして寒くない！ 冬場も安心してご利用いただける、ながぬま温泉です。
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頼んだのは5種類のジンギスカンが食べ放題（野菜や豚ホルモンなども食べ放題）のコースです。

長沼成吉思汗（マトン、ロース）
かねひろジンギスカン（マトン、ロース）
まおいジンギスカン（ロース）
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ちなみに「ロース」とは「マトンのロース」であり、部位特定のマトン別バージョンです。ロースの方が脂身少なめですね。生後1年未満のラムと比べると、成長した羊の肉であるマトンは「硬そう」とか「味にクセがありそう」というイメージで敬遠する方もいらっしゃいますが、長沼町のジンギスカンは違います。

それに、脂肪の燃焼に関わるアミノ酸、Ｌ－カルニチンは、ラムよりもマトンの方に圧倒的に多く含まれているそうなので、マトンを毛嫌いするのはもったいない。

しかし昔は、食卓に上がるジンギスカン肉と言えば、形成された冷凍ブロック肉を輪切りにしたものしか知らず、薄くスライスされた肉は、ジンギスカン用なのか厚切り生ハムなのか分からない状態。焼くと形成が解けてバラバラになるんですよね。でも、あれでも十分美味しかったもんなぁ、子どもの頃は。良い時代になったものです。
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こうして三種のジンギスカンを食べ比べてみると、味わいも違うし、肉のカット具合も微妙に違う。長沼成吉思汗はしっかりした味付けでご飯が進む感じ。まおいジンギスカンは程よい甘みが特徴でしょうか。かねひろジンギスカンは、さらにコクと甘みがあるような。（あくまでも個人の感想です）

いずれにしても、全て美味しくいただきました。写真もいろいろ撮ったのですが、代表して一枚のみアップします。あと、今回は食べられなかったのですが、長沼ブランドのジンギスカンでは、「さとうジンギスカン」も気になるところ。いずれ別の機会にいただきたいと思います。

ジンギスカンコーナーの食べ比べセットは、宿泊しなくても注文可能ですので、ドライブがてらにでも如何でしょうか？

◆別棟ジンギスカンコーナー
　営業時間 11:00～20:30（ラストオーダー20:00）​​​​​​

ながぬま温泉

北海道でも屈指の湯量を誇るながぬま温泉。もちろん加水・加温はせずに100%源泉掛け流し。保温効果が高く湯冷めしにくい泉質は「熱の湯」とも呼ばれている。
所在地
夕張郡長沼町東6線北4
連絡先
0123-88-2408
営業時間
日帰り入浴　9：00～22：00（最終受付21：30）
休業日
年中無休
料金（税込）
日帰り入浴…大人700円、小人300円
駐車場
有(300台)
URL
https://www.naganuma-onsen.com/

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