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味くらべが楽しいWダムカレーの「さんぼんぎ」♬

こんにちは!ながぬま町地域おこし協力隊の村重です!

いきなりですが、みなさん、カレー食べてますか?そうですか、毎日食べてますかぁ!さすがですね、イチローさんみたいですね。

てな感じで、今やカレーも立派な日本食の一つ。何といっても独自の進化を遂げているところがすごい、北海道と言えば、スープカレーですが、だしを効かせた和風カレーや大阪では独自のスパイスカレーがブームだそうだし、中華カレーというのも最近耳にします。

スーパーにはレトルトだけでもご当地カレーなど何十種類も並んでいますしね。


新着カレー屋さん情報!

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新鮮でおいしい野菜のまち長沼町には有名なファームレストランだけでなく、実は、それぞれ個性の異なる絶品カレーのお店が大人気。

田園ど真ん中にある本格インドカレーで有名な「シャンディ・ニヴァース・カフェ」さん、玉ねぎの一大産地北長沼にあるスープカレーのお店「晴れの日」さん、長沼市街地で本場シェフの作るネパールカレーの店「アサ」さんなどなど、町内のみならず町外からもたくさんのお客さんが訪れています。

そんな長沼町に、昨年12月、新しいカレー屋さんがオープンしました。
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お店の名前は、「さんぼんぎ」さん。ながぬま温泉にほど近い、小高い丘にある木々に囲まれた山小屋風のお店です。

名前の由来を聞くと、昔々、店主さんが小学生だったころ、この場所はクワガタ獲りの絶好ポイントで、夏休みになると、代々子どもたちは「三本木」に集合!というのが合言葉になっていたのを思い出したからだそう。

記憶では、「大きな木が三本あったような気が…」と店主の出村さんはおっしゃいますが、今では、どれが三本木なのか全くわかりません。だって「百本木」くらいあるんだから…!?
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山小屋風ダイニングのアットホームな店内

お店は、昔、ぽこぺんという絵本屋さんだったところです。メルヘンチックな一軒家には入口で靴を脱いで入ります。

店内は、まるでお友だちの家に遊びに来たような感覚。しばらく空家になっていた建物を、店主自らリフォームされたそうで、とても居心地の良い空間です。

1階には大きなテーブルが一つ、2階には座卓が二つの小さなお店ですが、このアットホームで落ち着いた雰囲気が大人気で、町内の奥さまグループなどでお昼はいつもにぎわっています。
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敷地には、もう一棟ログハウスがあって、こちらはご自宅として使用。春になれば広いお庭もきれいにお花が咲いたりして、ますますメルヘン感も高まりそうです。今の時期は、時折エゾリスなどの小動物やクマゲラなどの小鳥たちも顔を見せてくれます。
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Wダムカレーの正体とは

カレーは全部で4種類。チキン、ラム、豆、サバ、そのうち2種を選んで、真ん中のターメリックライスのダムの両側に盛られるのが基本形です。

豆カレーは、ほとんど辛みのないまろやかな豆の風味が活きていますが、実はスパイスたっぷりなんだそう。

流行りのサバカレーもいただきましたが、こちらはピリッとした刺激も楽しめる大人の味。また、タイカレーのようにココナツを効かせたラムカレーはラムボールのしっかりとした食感が味わえるし、トマトたっぷりで爽やかな香りの南インド風チキンカレーなど4種のカレーそれぞれが際立った個性を持っていて、まるで1軒のお店で世界旅行が楽しめる工夫がしてあります。

薬味の自家製紫玉ねぎのピクルスもおしゃれな甘酸っぱさでカレーにピッタリ。添えられた豆のおせんべいは細かく割ってカレーに投入するとまた新たな食感が。

私は試してないけど、真ん中のダムを崩して、通路を作れば2種のカレーが合流して、また新たな風味を発見するというのもおもしろいかも。当然ながら、お米も野菜も素材は長沼産にこだわり、味に間違いはありません。

調理師の奥さんと一緒に多くのカレー店を食べ歩きし、町内の他のカレー屋さんとは、違った個性で勝負するという店主のアイデアは今のところ大成功といったところです。

カレーは組合せによって、1,000円または1,100円。他には小さな子向けの甘口こどもカレー(500円)もあります。
全てのカレーに食後のコーヒーがついていて(こどもカレーにはリンゴジュース)ゆったりとした時間を過ごせますよ。
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カレータウン長沼町で食べ歩き

最初にも書きましたが、新たに評判のカレー屋さんが開店して、長沼町はさながらカレータウンの様相を呈してきました。いずれはカレー好きの聖地となるかも。

スローフード宣言のまち長沼町の食べ歩きコースがまた一つ増えました。
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