札幌から日帰りで楽しめる、北海道 そらち・デ・ビュー

「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト|そらち・デ・ビュー 「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト|そらち・デ・ビュー

地域おこし協力隊のネットワークで広がる可能性!@南幌町【後編】

前編(2023年9月7日掲載)の続きです!↓
地域おこし協力隊のネットワークで広がる可能性!@南幌町【前編】

地域おこし協力隊って最近よく耳にするようになったけど、実際のところ何をやっている人たちなの?と疑問に思う方も多いと思います。
そこで今回も先週に引き続き、南幌町地域おこし協力隊の活動について、ご紹介したいと思います!

現在、南幌町では3人の地域おこし協力隊員が活動しています。
最長3年間という期間の中で町から取り組む課題(ミッション)が与えられ、そのミッションを軸に日々活動しています。
それでは、それぞれのミッションや取組みを見ていきましょう!

【佐々木隊員】 ミッション:ふるさと納税業務全般

北海道出身の佐々木隊員は、東京でふるさと納税を扱う仕事をしていた経験を活かし、南幌町でふるさと納税の全般を担当しています。
%E2%91%A4.jpg
(佐々木隊員)
着任1年目で合同会社SOUTHという地域総合商社を興し、ふるさと納税業務を通して知り合った、町内でソーセージ等を製造する『薫製工房ハントヴェルク』が直売所の運営に困っていたところを引き受け、ソーセージ・ハムの直売所兼事務所としてお店を構えています。
%E2%91%A5.jpg
%E2%91%A6.jpg
昨年には、ふるさと納税の返礼品の開発にも取り組み、町内の企業とアイス工房がコラボした『若葉のしずくアイス』を完成させました。
※このアイスについては、そらち・デ・ビューの別の記事で紹介されているので、下記より是非ご覧下さい!
【こだわりの手作りアイス】×【青汁・若葉のしずく】=罪悪感ゼロ!!(アイスキャロル@南幌町)
%E2%91%A7.jpg
(若葉のしずくアイス)
その他にも隣町の長沼町の『夕やけ市』というイベントに参加したりと精力的に活動されています。

ふるさと納税業務をしながらの店舗営業の為、日にちや時間は限定されています。
佐々木さんは
「町内外の方問わず、ぷらっと気軽に立ち寄れるお店にしたいと思っています」
と話してくれました。
直売所営業時間やイベント出店情報は、インスタグラムをご覧ください!

合同会社SOUTH(ゴウドウガイシャサウス)
事務所住所:北海道空知郡南幌町栄町1丁目2-7
Instagramアカウント https://www.instagram.com/southllc/

【宮嵜隊員】移住定住促進・観光情報発信

南幌町地域おこし協力隊唯一の地元出身者。観光業で働いていた経験と地元出身だからこその観点で南幌町への移住検討者に対応する移住観光コンシェルジュとして活動しています。
%E2%91%A8.jpg
(宮嵜隊員)
移住促進については、今年から運用開始した新築移住体験住宅(移住検討者がより身近に南幌町での暮らしをイメージしながら体験できる)を活用しながら、農産物の収穫体験や焚き火体験などができる移住体験プログラムの企画や案内もしています。
%E2%91%A9.jpg
(移住体験プログラムを利用したご家族と小松菜農家の今田さん)
既住民もこれから移住される方も将来安心して南幌町で暮らし続けられるように、定住策にも力を入れていきたいと考え、夏の時期には町内の新鮮な野菜を気軽に購入できるよう、『移動販売マルシェ』を町内の高齢者が集う“カフェサロン”を中心に企画・運営しています。
%E2%91%A0.JPG
(カフェサロンでの移動販売マルシェの様子①)
%E2%91%A1.JPG
(カフェサロンでの移動販売マルシェの様子②)
%E2%91%A2.JPG
(カフェサロンでの移動販売マルシェの様子③)
%E2%91%AA.jpg
(はれっぱ前で開催した移動販売マルシェ)
%E2%91%AB.JPG
(町内の朝採り野菜)
町内の農家の方達の協力のもと、8月20日には町内にある『子ども室内遊戯施設はれっぱ』前で移動販売マルシェを開催し、町内外への南幌町の農産物PRを成功させています。

また、地域おこし協力隊として南幌町の最新情報や魅力をInstagramで発信しています。
%E2%91%AC.JPG
(第一弾江別市で開催のごちそうおにぎりイベント)
活動は空知のみに留まらず、江別市や北広島市の地域おこし協力隊とも連携し、共同企画イベントも開催しています。その第三弾として、9月24日には南幌町のキャンプ場で『ごちそうおにぎり』という親子を対象とした、飯ごうを使ってお米を炊いて、その土地の食材を具にしたとっておきの“おにぎり”を作るイベントの開催を予定しています。

南幌町地域おこし協力隊公式Instagramアカウント
https://www.instagram.com/chikioko.nanporo/

これからの協力隊にご注目!

2週にわたり協力隊員の紹介をしましたが、三人それぞれ与えられたミッションに対して自分なりのやり方で活動しています。

その中には、地域おこし協力隊だからこその出会いやネットワークがあり、今まで一人では成し遂げられなかったことが達成できたり、新しい挑戦が出来たりと、活動する町の可能性が広がると共に、地域おこし協力隊一人一人の可能性が無限に広がっているように思います。

これからも地域おこし協力隊の活動から目が離せません!

あなたにおすすめの記事

TOPへ戻る