記事

  • 人気記事一覧
  • 新着記事一覧

地域

情報

公式Twitter 公式Facebook 公式Instagram
札幌から日帰りで楽しめる、北海道 そらち・デ・ビュー

「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト｜そらち・デ・ビュー 「北海道空知」をもっと楽しむ情報サイト｜そらち・デ・ビュー

道内建築家と地域工務店のタッグによるハイスペックでハイセンスな住宅が南幌に集合！【みどり野きたスマイルヴィレッジ】

男 岩鬼
更新日2018.07.19
  • 南幌町
みなさんこんにちは。
20数年もアパートやマンション暮らしを続けていると、地に足の着いた（？）一戸建ての住宅にのんびりと暮らしてみるのもいいかもと思うときがたまにありまして、今回そんな気になったのが、今年の6月2日にオープンした「みどり野きたスマイルヴィレッジ」のホームページを見たのがきっかけでした。（ホームページはhttps://www.kita-smile.jp/kitasmilevillage.php）

この「ヴィレッジ」は、「北海道がおススメする『きた住まいる』のメンバーである道内の建築家と地域工務店のコラボレートにより提案されたハイスペックな住宅性能と高エネルギー効率、必要十分な広さ、暮らしの変化に呼応した間取りの変更や増築などのアレンジなどといった長く住み続けるための柔軟な対応と可能性を備え、経年による自然素材ならではの魅力も楽しめる」住宅が揃っているということで、要は道内の建築家と匠の方々が作り上げた独創的かつ住み心地の良い住宅が集まっている「ヴィレッジ」なのです！
（「きた住まいる」についてはこちらをご覧あれ　→　https://www.kita-smile.jp/about.html）

7月1日にはAIR-G企画のバス見学ツアー（北川久仁子さん同行！）も来たという、どうやら知る人ぞ知る話題の「ヴィレッジ」のようです。

特に買う予定もなく、また、生まれてこの方モデルハウスの見学もしたことがなかったのですが、ガチな感じに惹かれたのとホームページを見るとなかなかオシャレな住宅が揃っていたので、私と連れはテーマパークに行くような気分でこの「ヴィレッジ」を訪問してきました。

では、今回見学した5棟を順にご紹介しましょう♪
 

南幌まちなかの家

まず、トップバッターはヴィレッジの受付も兼ねている㈱アシスト企画さんと山本亜耕建築設計事務所さんによる「新　北方型住宅2018『南幌まちなかの家』」です。

屋根の形が印象的！
01.JPG
この住宅は今回の展示企画の見学受付も兼ねているため、入口は今は受付のスペースとして使用されていますが、使い勝手の良さそうなスペースがあり、外と内のつなぎ目に暮らし易さへのこだわりが伝わってきます。玄関に入ると動物っぽい椅子がお洒落な空気を漂わせています。
02.JPG
03.jpg
2階にはリビング・ダイニング・キッチンがオシャレにレイアウトされており、薪ストーブ（？）とテラスがさらにオシャレ感を高めています。
04.JPG
05.jpg
このテラス、西側についていて、夕方の南幌の景色を眺めるには最高なのでは…。窓の外側には金属製の電動式ブラインドがついていて、西日が強すぎる日などに重宝しそうです。
06.JPG

カスタマイズできる家

2番手は、晃和住宅㈱さんと山之内建築研究所さんによる「ゆっくり、ていねいな暮らしを『カスタマイズできる家』」です。こちらの屋根のデザインもインパクトありますね～。
07.JPG
平屋建で部屋数は少ないですが独特な作りの採光や部屋の仕切りが斜めになっていたり、コンクリートブロックと道産木材を使った斬新な室内デザインが印象的。大きな窓があり外との一体感もありながら断熱、防音等にもこだわり快適な生活をめざしているのがわかります。
08.JPG
09.JPG
木にこだわりのある家具やイサムノグチの照明などもイメージを膨らませてくれます。
10.jpg

てまひまくらし

3番手は武部建設㈱さんとアトリエmomoさんによる「てまひまくらし」です。四季のてまひまな暮らしの楽しさを味わうことをコンセプトに設計されたそうです。
11.JPG
写真には写ってませんが、入口にまずちょっと休めるベンチのスペースが靴を履いたりちょっと休んだり…良い感じ。入ってみるとすぐにモノをストックするスペースがあり便利そう。
12.jpg
1階の居間はカフェのようにオシャレ。まん丸の大きなテーブルに子供用のカーブしたベンチがとても可愛い。奥がキッチンになっていますが、シンク側の背後にも調理台、隅には食品庫もあり使い勝手がよさそう。食品庫は扉が断熱になっていて低温に保てて重宝すること間違いなしです！
13.JPG
こちらも最初にご紹介した「南幌まちなかの家」と同じく南幌ならではのロケーションを活かして西向きにバルコニーが設けられています。
14.JPG
で、個性的なのはこちら！階段スペースの上に物干し棒が取り付けられていて、２階の部屋から障子窓を開けて洗濯物を干したりとったりすることができます。この間取りがまるで映画のセットのようです！
15.JPG
この物干しスペースの隣には寝室があって、ここからも洗濯物を取り込むことができるので、タオルを干しておくとか乾いたものをすぐ着るときとかに便利かも…。
16.jpg

大きな屋根の小さな家

4つ目は㈱キクザワさんと㈱エステーデザインオフィスさんによる「オープン×クローズ『大きな屋根の小さな家』」です。
17.JPG
壁とバルコニーが交互になっていて、建物の個性を主張しています。
18.JPG
室内に入ると、外壁の黒とは対照的に真っ白な内装が美しい…とてもシンプルで洗練されたデザインです。廊下が直線に延びていて両サイドに部屋が配置されていて思った以上に部屋がある印象。部屋と部屋との間の空間がゆとりを生んでいます。
19.jpg
また、こちらのお宅、部屋にセットしてあるオブジェや家具が大変上質で目を惹きます。(☆。☆)
20.jpg
21.jpg

Inside-Out

ラストは㈱アクト工房さんと㈱ATELIER　O2さんによる「都会の脇でお洒落に暮らす　Glamping-House 『Inside-Out』」です。
22.JPG
グランピング…確かに玄関にたどり着くまでに気分ちょっとアウトドア。ごつごつとした大きい石を踏みしめて中に入ります。

玄関から一段上がってフロアがあり、奥行きも吹き抜けの高さもあってちょっと驚き！異空間に入ったような生活感を感じさせないような不思議な感覚に捕らわれます。
23.jpg
建物に大きく入り込んだテラス…使い方はユーザーさん次第ってことですね♪
24.JPG
大きな窓付きのお風呂場。なかなか大胆です…
25.JPG
2階はユーザーがアレンジしやすい空間が広がり天井からの採光が部屋のデザインを引き立てています。間取り、内装のあちこちに強いこだわりを感じます。
26.jpg

南幌の一戸建で快適な暮らしをしてみたい方に…

今回、私と連れの2人で見学させていただきましたが、はじめは当面住み替え予定もなく興味本位だったのが、実際見てみると、各建築家さんが「風の強い南幌での快適な家とは…」と腕を振るって設計し各工務店さんと作り上げた住宅は外観からそれぞれとても個性的で圧倒されるものばかり！

どれ一つとっても普通の家はなく、素敵で思わず仕事や家族の都合や予算に問題なければ住んでみたいなぁと思ってしまう…どれにしようかと考えてしまう‥‥そのような経験ができました♪

さらに、家具やオブジェがまたどれも素晴らしくて見ているだけでも楽しい！あっという間に時間が経ってしまいました。

事前に申し込んでおけば各担当の方の説明も聞けて更に堪能できますので、南幌で一戸建の生活をご検討されていらっしゃる方、建物に興味のある方には一見の価値あること間違いないでしょう。

■みどり野きたスマイルヴィレッジ■
　住所：南幌町美園４丁目
　電話番号：　011-204-5577（北海道建設部住宅局建設指導課建築企画G）
　見学可能時間 11:00～17:00 ※原則事前予約制

あなたにおすすめの記事

TOPへ戻る