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空知の高いところ探訪記・春(秩父別町・奈井江町・そしてまさかの結末!?)

○○と煙は高いところがお好き

実は、高いところが大好きです。
ジェットコースターも結構いけます。
陽気が良くなってきたので、北海道グリーンランド(岩見沢市)のジェットコースターに乗りたくてウズウズしている今日この頃です。
 
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ドローンはなくとも、高見の見物。

それはさておき、空知地域。
○良野や○瑛とまではいきませんが、起伏の美しい丘陵地帯や、眺めのよいスポットが結構あります。
その中から、この春に訪れたいくつかを、ゆるーくご紹介したいと思います。

まず、北空知エリアから。
秩父別町の「開基百年記念塔」です。

 
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見上げると、結構大きいですね。
まちの開基100年    (平成6年)にちなんで、前年の平成5年(1993年)12月オープン。
高さは100フィート(=30.48メートル)あります。
塔頂に設置された鐘は、オランダ製で、重さ2.8トン。何と国内最大級のスウィング・ベルなんだそうです。
 
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あ、階段は121段だったのね。(数えながら登ったものの、途中でわからなくなりました。)
最上部の展望デッキからは、秩父別町の街並みや広大な農地、山野を一望できます。
 
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訪れたのは4月はじめ。この冬は雪が多かった影響でしょうか、一面、雪の原に見えますね。
雪解けが待ち遠しい春ならではの風景も、なかなかいいものです。

開館時間内であれば、年中無休?で塔に登ることができます。
「道の駅 鐘のなるまち・ちっぷべつ」や、「秩父別温泉ちっぷゆう&ゆ」のすぐお隣にありますので、四季折々の風景をお気軽・お手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。

開館時間など詳しくは、秩父別町ホームページ(開基百年記念塔のページ)でご確認を。
https://www.town.chippubetsu.hokkaido.jp/category/detail.html?category=tourism&content=249

次に、中空知エリアから、奈井江町の「にわ山森林自然公園」をご紹介。
5月上旬、道央自動車道を旭川方面に向かって走っていると、美唄市から奈井江町に入って間もなく、右手の山あいがひときわ桜色に染まって見えます。
そのあたりが実は、にわ山森林自然公園なのです。

公園は、冬期間は利用できないのと、アクセスがちょっとわかりにくいので、お出かけの際は奈井江町ホームページ(にわ山森林自然公園のページ)をご確認ください。
http://www.town.naie.hokkaido.jp/kankou/niwayama/

こちらは標高250メートルの展望台から眺めた、5月上旬の風景。
田植えに向けて水を入れた水田が遠くまで、まるで鏡のように輝いていますね。これはまさに、全道一の米どころ・空知だからこその風景です。
その向こうには、樺戸連山、そして中央にはピンネシリ(標高約1,100メートル)が見えます。
 
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それと、これがいわゆる春紅葉っていうものなのかな、展望台周辺の木々がとても鮮やかな色合いです。

 
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ちなみに、第一展望台にはオオカミ型LED野生動物撃退装置(通称モンスターウルフ)が目を光らせながら、音声で観光案内をしてくれていました。
奈井江町では最近、ロボットがはやっているのでしょうか??
⇒⇒⇒手打ちそば処 からまつ園 ~ネコ型ロボット活躍中!!~
他ではなかなか見られない光景です。
 
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秋になると、桜の葉が赤く色づき、そして眼下の水田は、稲穂の波で黄金色に染まることでしょうね。
紅葉シーズンにも色彩豊かな風景が楽しめそうなスポットです。

展望台までの道路は道幅が狭く、カーブも多いので、お越しの際はどうぞ安全運転で。
 

そして、まさかの展開。

そして、田植えの終わった5月末。すっかり初夏の日差しになりました。
苗がまだ短い田んぼには、青い空、白い雲、そして山の緑が映り込んでいます。
 
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爽快な風の中、車を走らせていると、木々の間から響くのは、エゾハルゼミの大合唱。
こんな気持ちの良い午後のひととき、これはもう、眺めの良い場所、高いところへ登るっきゃない…!
目指すは南空知エリアの、とある展望台。テンションも、標高もずんずん上がっていったところで、想定外の事態が。
 
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…あれ?通行止め?
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・・・え。熊。

道産子あるある

突然ですが、道産子のみなさん。こんな質問をされた経験、ありませんか。
そして本州にお住まいのみなさん、北海道出身者に、こんな質問をしたことはないでしょうか。

「野生のヒグマ、見たことある?」
「家の近くに出るんでしょう?」

そう。北海道では、フツーに家の近所に熊が出る、という勝手なイメージ。
(まさか某テレビ番組・○ンミンショーで、こんな話はしていないでしょうが…)
こういうイメージを持っている内地(北海道の方言で「本州」のこと)の人って、かなりの数いるんじゃないかなぁと思うのです。

東京で学生生活を送っていた頃、友人や先輩方と、何度かこんな会話になりました。

友人「ヒグマって、近くにいるんでしょ?」
宇佐城「うちで飼っているよ。番犬の代わりにちょうどいいんだよね」
友人「えー!そうなの?飼っているの!?何て名前?」

…もちろん飼ったことなんかありません。冗談です。
でも、こんな具合に、十中八九、みんな信じかけてしまうのですよ。
だから最後には、いくらなんでもありえへんよ!って、きちんと説明していました。

しかし。
昨年の今頃、札幌市内の住宅街に熊が出没し、何人か襲われてけがをしましたよね。
今は道内各地、どこでもヒグマに遭遇する可能性があるようです。
 
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ほら、あのてつおじも「熊対策忘れずに。」って言っています。
朝夕の薄暗い時間帯は特に注意する、野山に入る際は熊よけの鈴を付けたりラジオを流したり、音を出しながら行動するなど、対策が大切ですね。
⇒⇒⇒【 てつおじさんぽ゜ 】 ~ 第5歩 「てつおじのゆく頃に 解」 @ 月形 岩見沢 ~
 

やっぱり消化不良。これでは終われません。

ということで、残念ながら今回ご紹介できなかったスポット。
ひょっとすると、そのヒグマも、高いところが好きなのかしら??

それはさておき、通行止めが解除されたら、改めて、ご紹介できなかった眺望をみなさまにお届けしたいと思います。
そして他にも、空知の高いところ、ゆるーく登っていきますよ。
…あ、念のため、熊対策にモンスターウルフ、つれて歩きたいなぁ。

 

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