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札幌から30分の氷雪世界　空知／距离札幌30分钟的冰雪世界　空知

国際交流員　
更新日2025.02.13
汉语在下面


みなさん、こんにちは！北海道庁の中国国際交流員于 柳青枝（ウ リュウセイシ）です。出身は四川省で、冬は雪が降らず、夏はとても暑いところです。せっかく北海道に住むことになったので、冬のウインターアクティビティをぜひ楽しみたいと思っています。
1月21日（火）、空知総合振興局商工労働観光課の招きで「FAMトリップ」に参加し、空知の美唄市、長沼町、栗山町を訪れました。意外と暖かい冬に、空知ならではの旅を満喫しました。
※FAMトリップ：旅行会社やインフルエンサー等を招へいし、管内観光コンテンツを視察いただくことで、旅行商品の造成等を促し、誘客促進を目的とした視察旅行のこと。

空知はどこ？

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広い北海道は、日本の面積の約４分の１を占めています。各地域の経済発展を促進するため、北海道は14の地域に分けられて、空知はその一つです。
空知は札幌と旭川の間に位置し、24の市町があります。よく知られている岩見沢市や、メロンが美味しいことで有名な夕張市なども空知に含まれます。また、空知地域は札幌や旭川、新千歳空港から車で約１時間半の距離にあり、その便利さから多くの観光客が日帰り旅行の目的地として訪れています。
ちなみに、今回行った美唄には札幌駅からは特急で35分で行くことができます。

雪山のふもとに広がる、美唄スノーランド

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スノーランドに入ってまず驚いたのは、入場料がお得の1,000円！
1,000円でスノーチュービング、バブルボール、ファットバイク、サッカーなどのアクティビティが遊び放題です！
さらに、屋上テラスに上がると、スノーランドの全景だけでなく、遠くに連なる雪山（ピンネシリ）まで一望できます。その絶景に、思わず「気持ちいい！」と声が出てしまいました。

楽しいスノーチュービングや、白熱したバブルボール対戦などの無料アトラクションで遊び尽くしたものの、まだまだ物足りません！
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私たちを待っていたのが、さらにスリル満点の有料アクティビティです。
黄色のラフティングは波のようにうねる雪の上を駆け抜け、スノーモービルは真っ白な世界を疾走します。

私たちは叫びながら、笑いながら、美唄スノーランドでの楽しい半日をあっという間に過ごしました。
皆さんもぜひ、美唄スノーランドで雄大な雪景色とウインターアクティビティを楽しんでください。
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美唄スノーランド公式HP：https://www.alpen-group.net/bibai_snowland/

★参考情報★
美唄駅、美唄スノーランドを繋ぐシャトルバスは美唄市内の各停留所にも停車します。そのため、美唄の街でグルメやカフェ巡りも楽しめます。
また、美唄スノーランドでは、美唄市内のレストランやカフェ、雑貨店などで利用できる500円分の商品券を配布しています。
詳しい情報はこちらからご確認ください：https://bibaikanko.jp/machimise3/?p=3002

和洋折衷の美唄グルメ

昼食の時間、レストラン「ふぁみり～れすとらん仙中里(せんちゅりー)」へ。名前だけを見ると老舗の日本料理店かと思いましたが、実際は和と洋が融合したおしゃれな雰囲気のレストランでした。
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ここの食事はボリューム満点で美味しいのが特徴です。定食でも単品でも、どの料理も 驚くほどの大盛り！
美唄スノーランドでたくさん遊んでお腹がペコペコだった私たちには、まさにぴったりのレストランでした。
寒い冬に美味しい料理をお腹いっぱい味わい、温かいコーヒーを飲み、これ以上の幸せはありません。
カツスパゲティ、五目焼きそば、激辛カツカレーなどもこのお店の名物で、地元の方にも人気のメニューです。
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ふぁみり～れすとらん仙中里HP：https://www.city.bibai.hokkaido.jp/soshiki/44/10397.html

指先の四季と五感　和菓子

実は、日本に来る前、私は和菓子講師をしていました。また、和菓子店を経営しながら、7年間にわたり和菓子作りに携わっていたこともあります。北海道は手亡豆(てぼうまめ＝白インゲン豆）や小豆の優良産地のひとつで、豊富多彩な道産食材が和菓子の発展を支えてきました。そのため、北海道の和菓子にはこの土地ならではの個性と北国の風味が感じられます。
今回、和菓子作りを体験するお店は長沼町にある「森下松風庵」です。昭和25年に創業し、北海道産の食材を使いながら、長沼ならではの和菓子や洋菓子を創作し続けている老舗です。
体験するのは、皆さんに大人気の「練り切り」です！練り切りは、あんこに白玉粉で作った求肥を加え、粘り気を出すことで、まるでゴム粘土のような生地に変わります。この生地はさまざまな造形を作ることができるのが特徴です。最近では、練り切りが中国で人気を集めており、中国の人々にとっては、お気に入りのデザートの一つとなっています。
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森下先生の指導で、早速作り始めました。デザインは木型で作る桜や梅花、箆(へら)切り菊、そして秋を代表する三色の葉っぱです。
「それは初心者にとって難しいね…」
こうしたデザインは一見簡単そうに見えますが、実際には腕のある人でないとうまくできないものです。他の交流員がまだ練り切りと戦っている中、私はすべてを完成させ、みんなの写真を撮り始めました。
先生が箆切り菊を作る熟練の姿を撮りながら、私は感動しました。私にとって、和菓子とは、当地の食材を活かして、四季の風物詩に合わせて、小さなお菓子で自然本来の美しさを、視覚、嗅覚、味覚を通して再現するものです。
森下先生のような和菓子職人は、心のこだわりと美しい四季を感じる繊細な感性を持ち、毎日同じことを繰り返しながら、自分や周囲の環境を理解し、より生活に密着した和菓子を作り出します。技術を駆使して、日常の細やかな感情を形にした和菓子を他の人々と分かち合うことこそ、私が和菓子を学ぶ一つの理由だと思っています。

森下松風庵　和菓子作り予約ページ：https://h-takarajima.com/programs/5131/

北の錦、北海道の味

森下松風庵で和菓子作りを体験した後、最後の目的地「小林酒造」へ向かいました。
小林酒造は明治11年に札幌で酒造業を始めました。1900年、初代小林米三郎は、交通の便と自然環境の良さを考慮して、栗山町に移転しました。平成21年、創業100年以上を迎えた小林酒造は、北海道産の原料米を100％使用することに切り替え、北の人、北の米、北の水、北の酒が誕生しました。
北の錦記念館に入ると、歴史的な雰囲気が漂っています。館内では日本酒の展示に加え、試飲も行われています。普段あまりお酒を飲まない私も、試飲コーナーのお酒を全部試してみました。
二階に上ると、かつて蔵人たちの生活の様子や歴代社長の紹介が展示されています。
記念館の隣にある歴代社長宅「小林家」では、喫茶ホールとして甘酒や甘酒お汁粉を味わうことができます。
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小林酒造HP：http://www.kitanonishiki.com/

和ごころがあふれる一日

楽しい一日、気づいたら日が暮れていました。
空知での一日、美唄スノーランドでスリルとリラックスを味わい、美唄市で地元に愛されるグルメを楽しみ、森下松風庵で和菓子の四季の美を体験し、小林酒造で百年酒蔵の歴史に触れました。心に残ったのは、ここの住人たちと彼らの優しい心です。
この冬、札幌から電車（特急）で約30分の距離にある氷雪の世界、人々の優しさ、美味しいグルメ、美しい景色が広がる空知へぜひ足を運んでみてください！
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大家好，我是来自北海道厅国际课的中国国际交流员于柳青枝。我来自四川省，是一个冬天不会下雪，夏天非常炎热的地方。既然来到了北海道，冬天的雪上活动一定必不可少。1月21日，在空知综合振兴局商工劳动观光课的邀请下，我与道厅的另外两位交流员一同参加了“FAM trip”活动，走访了空知地区的美呗市、长沼町和栗山町，在这个难得的暖冬里体验了一场只属于空知的冬日之旅。
※FAM trip：是指由旅行社招募网红博主，通过体验区域内的旅游项目，提出意见与建议，提升旅行商品开发，并通过信息发布吸引更多游客的体验旅行。

空知在哪里？

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广阔的北海道拥有日本四分之一的领土面积。为了更好的统筹发展地域经济，北海道被分为了14个地区，空知便是其中之一。空知地区正好位于札幌和旭川中间，由24个市、町组成。比如有名的岩见泽市、盛产蜜瓜的夕张市都位于空知地区内。空知地区距离札幌、旭川和新千岁机场的车程都在1.5 小时左右，因为得天独厚的距离优势，成为了许多游客一日游的首选目的地。
这次我们前往的美呗市距离札幌乘坐特快列车只要35分钟。

雪山下的冰雪乐园！美呗SNOWLAND

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进入园区，第一个震惊到我的是这里的门票居然之要1000日元（实时汇率约合46人民币）！1000日元就可以畅玩滑雪胎、气泡球、雪地自行车、雪地足球等超级有趣的亲子项目，还可以在楼顶俯瞰园区全景，展望远方连绵不绝的雪山，还要什么自行车！看着远方的雪山，会让人不禁发出感叹：“真的太棒了！”。
刺激的滑雪胎和剑拔弩张的气泡球对战，单是免费项目就足够让人意犹未尽。
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但是，更加刺激的收费项目还在等着我们。伴随着大家的声声尖叫，黄色的雪上皮划艇在如同浪花起伏一般的雪地上穿梭；以壮丽的雪山为背景，雪上摩托车在一望无垠的雪原中驰骋。在美呗SNOWLAND中，一上午的时间似乎转瞬即逝。如果大家来美呗，千万不要错过这个在雪地撒欢的机会！
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美呗SNOWLAND官方网站：https://www.alpen-group.net/bibai_snowland/

小贴士：
美呗SNOWLAND的摆渡车会在美呗市区停车，大家可以在美呗市区的各类餐饮店一饱口福。此外，美呗SNOWLAND还会赠送500日元消费代金券，可以在美呗市区的部分餐厅、咖啡厅、杂货店使用。具体请查看：https://bibaikanko.jp/machimise3/?p=3002

和洋折衷的美呗美食

午餐的餐厅名叫“仙中里”。听名字感觉是一间日本料理老店，但实际上竟然是一家充满浓浓和洋折衷氛围的餐厅！
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这里最大的特点就是量大。无论是套餐还是单品都是满满一盘，正适合在美呗SNOWLAND玩了一上午饥肠辘辘的我们。在这个寒冷的冬天，没有什么比饱餐一顿，再来一口热热的咖啡更令人放松的了。此外，这里的猪排意面、五目烧面和超辣猪排咖喱都是美呗人最爱的单品。
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仙中里官方网站：https://www.city.bibai.hokkaido.jp/soshiki/44/10397.html

指尖的四季与五感

在来日本前，我曾是一位专职的和果子老师，有一家自己的和果子店铺，从事和果子相关工作7年。北海道是日本手亡豆、红小豆的产地之一，丰富的道产食材为和果子的发展提供了坚实的土壤，使北海道的和果子充满了特别的北国风味。
我们前往体验的店铺是位于长沼町的“森下松风庵”。森下松风庵创立于1950年，店铺以北海道食材为基础，设计制作了许多具有长沼特色的和果子与西式点心。今天体验的内容便是和果子中最受大家喜爱的“炼切果子”！炼切果子的原料是豆沙，加上由糯米粉制作的类似年糕的“求肥”来增加粘性，使得原本松散的豆沙能如同橡皮一般做出各种各样的造型。近年来，炼切果子在中国的知名度不断增高，成为了大家喜爱的甜品之一。
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在森下老师的指导下，大家迫不及待做了起来。森下老师安排的造型分别是用木型制作的樱花和梅花、篦菊、及代表秋天的三色叶片。
 “哇……对新手来说有点难啊”我不禁感叹。
这些造型看似简单，实际手上没点功夫是很难做好的。在同行小伙伴们还在与炼切搏斗的时候，我就已经做完，当起了大家的摄影师。
一边拍摄老师熟练的篦菊手法，我的心里莫名生出了一阵感动。和果子的本质，在我看来就是使用本土食材，结合四季风物，将大自然最原始的美通过视觉、嗅觉、味觉再次以这方寸大小的点心表达出来。
如同森下老师一样，每一位和果子职人都有着自己内心的执着和对四季之美的纤细感知，在日复一日的重复劳动中，逐渐理解自己，理解环境，从而设计制作出更加贴近生活的和果子。将自己的生活细节的感知，通过手上的技术，变成更加具现化的和果子，传递分享给每一位客人。这也是我最初学习和果子的原因之一。

森下松风庵和果子体验预约：https://h-takarajima.com/programs/5131/

北之锦 原汁原味的北海道风味

离开森下松风庵，我们驱车前往本次旅程的最后一站——小林酒造。
小林酒造创立于1878年，最早设于札幌，初代小林米三郎考虑到交通便利与自然环境，于1900年整体迁移到现在的栗山町。2009年，创业过百年的小林酒造正式销售100%使用北海道大米酿造的清酒，北方的人、北方的米、北方的水，三者合一的北国清酒正式诞生。
进入北之锦纪念馆，浓浓的历史沉淀感扑面而来。纪念馆中除了展示现有的清酒展品，还提供经典清酒的试饮。平时不喝酒的我，也把试饮区的酒都尝了一遍。走上二楼，这里展示了曾经酿酒工人们的生活场景和历代社长的生平。纪念馆旁边，还有小林家历代社长的家宅“小林家”。 小林家现在作为茶室，游客可以在这里品尝到甜酒和甜酒年糕汤。
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小林酒造官方网站：http://www.kitanonishiki.com/

满载日式风情的一天

还没回过神，已是日暮十分。这一天我们在空知感受到了美呗SNOWLAND的刺激与放松，在美呗市里品尝到了当地人最爱的美食，在森下松风庵领略了和果子的四季之美，在小林酒造体验了百年酒厂的深沉历史。而最令我感动，是这里的人和他们的善良美好。这个暖冬，非常推荐大家来到距离札幌30分钟的冰雪世界空知，来深度的感受这里的美食、美景和温暖的人！

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