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【そらちの花*通信 第39輪】そらちのお花紹介 ~月形花き生産組合の カーネーション~


* カーネーション部会長に聞きました

こんにちは、空知総合振興局農務課です。

今回は月形花き生産組合の主力商品であるカーネーションについてご紹介します。

では早速、月形花き生産組合カーネーション部会長の堀さんにお話を伺いたいと思います!


― カーネーションの生産状況について教えてください。
月形花き生産組合は全体52戸の組合員で構成(令和2年度現在)されており、その中でもカーネーション部会は16戸の生産者から成っております。
今年度の出荷実績(12月末現在)はスプレーカーネーションで約146万本、スタンダードカーネーションで約83万本となっています。

― 何故カーネーションの生産に力を入れていらっしゃるのでしょうか?
水稲からの転作が主なきっかけですが、カーネーションは種類も多く日持ちが良い花で、用途も広く価格も比較的に安定しています。
品質にこだわり細かな栽培管理の徹底を目指しニーズに応えられるよう努力しています。

ー 生産しているカーネーションの種類を教えてください。
スプレーカーネーション・スタンダードカーネーション各品目で約60種類となっており、色目に関してもピンク、赤、黄色、白等様々なカラーバリエーションに富んでいます。

― 月形花き生産組合のカーネーションの特徴や魅力を教えてください。
先ほどもお話しましたが、種類が豊富で日持ちが良いことです。
さらに月形は共撰産地ではなく個撰産地であり、生産者全員で特定の品種を決めて作付けをするのではなく、各個人が様々な品種の作付けをしていることによって多種多様な色目のカーネーションをお届けしています。
また、カーネーションは仏花やブライダル等花束やアレンジと用途も広く年中使用できることも魅力です。

 


* 節目の年を越え一層良い花を

ー カーネーションはどこに出荷されているのですか?
出荷先については、北海道、東北、関東、名古屋、関西、中国、北陸、九州方面の全国19市場へ主にトラック輸送を用いて出荷しております。
出荷時期については、昨年から通年で出荷している生産者もいますが、5月下旬~6月上旬頃から徐々に出荷が始まり、7月下旬~8月上旬にはほとんどの生産者の出荷が始まります。
お盆需要に向けて出荷が増え、秋の彼岸が出荷のピークとなり10月中下旬には徐々にですが出荷本数も減り始めます。
昨年であれば札幌花き園芸の止市(年末最後のせり)がある12月下旬まで出荷を続けている生産者も何人かいました。

ー 最後に、読者の皆さんへPRをどうぞ!
昨年、月形花き生産組合は50周年という節目を迎えることができました。
菊の生産から始まった月形の花は今やたくさんの品目、品種の花が出荷されるまでになりました。
個撰産地だからこそ色々な花の生産ができます。
より一層品質の良い様々な花を皆様へ届けられるよう日々努力して参ります。
これからも月形の花をよろしくお願いします。


堀さん、お忙しいところありがとうございました!
月形花き生産組合のカーネーションは振興局でも振興局ロビーへの展示や北海道花の日のお花の配付で
使用させていただきました。
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(ロビーに展示 花通信第2輪より)
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(ロビーに展示 花通信第8輪より)
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(花の日の配付で使用 花通信第17輪より)


今年も月形花き生産組合自慢のカーネーションをよろしくお願いします!

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