【 てつこの部屋 】 ~ VOL14 炭鉱マンと炭鉄港女子(赤平前編)~
更新日2021.01.21
♦日本でここだけ
ついに、、、
ついに、来てしまいました。
「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」
ついに、来てしまいました。
「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」
前回、芦別市を堪能したあと
わたしは炭鉄港女子*大倉さんへ
電話をかけた。
【来週は少し時間があるので、
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設に
来てみませんか♪】
大倉さんの優しいお言葉に、
容赦なく甘えることにした。
大倉「てつこさ~ん♪」
わたし「大倉さん!!!!!
はじめまして!!てつこです」
わたしは炭鉄港女子*大倉さんへ
電話をかけた。
【来週は少し時間があるので、
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設に
来てみませんか♪】
大倉さんの優しいお言葉に、
容赦なく甘えることにした。
大倉「てつこさ~ん♪」
わたし「大倉さん!!!!!
はじめまして!!てつこです」
大倉「赤平まで来てくれてありがとう♪
こちらは、この施設で
ガイドをしている三上さんです!」
三上「はじめまして。
赤平の炭鉱で働いていたので、
何でも聞いてくださいね♪」
わたし「よろしくお願いしますっ!(ロ_ロ)ゞ」
2018年(平成30年)にオープンした、
ここ赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設は
元炭鉱マンのガイド付きで
立坑櫓(たてこうやぐら)の内部を見学ができる
国内唯一の施設だ。
まずは座学で、基礎知識を取得。
こちらは、この施設で
ガイドをしている三上さんです!」
三上「はじめまして。
赤平の炭鉱で働いていたので、
何でも聞いてくださいね♪」
わたし「よろしくお願いしますっ!(ロ_ロ)ゞ」
2018年(平成30年)にオープンした、
ここ赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設は
元炭鉱マンのガイド付きで
立坑櫓(たてこうやぐら)の内部を見学ができる
国内唯一の施設だ。
まずは座学で、基礎知識を取得。
ガイダンス施設からすぐ外に見える
巨大な構造物は、
旧住友赤平炭鉱立坑櫓
巨大な構造物は、
旧住友赤平炭鉱立坑櫓
1963年(昭和38年)に建設され、
1994年(平成6年)に閉山。
地上44m、深度なんと650m
建設費用は約20億円
・
・
・
ちょっと想像のつかない数字に
驚かされると同時に、
当時の炭鉱の勢いを感じる。
そして待ちにまった
立坑櫓ヤード(操車場)へ。
1994年(平成6年)に閉山。
地上44m、深度なんと650m
建設費用は約20億円
・
・
・
ちょっと想像のつかない数字に
驚かされると同時に、
当時の炭鉱の勢いを感じる。
そして待ちにまった
立坑櫓ヤード(操車場)へ。
♦合理化の優等生
#後ろ姿だけで映える
#立坑櫓好きと繋がりたい
#立坑櫓好きと繋がりたい
一歩入った瞬間、世界が変わった。
見えているものすべてから放たれている
懐かしさや力強さに圧倒された。
大倉「これは坑道と地上を繋ぐ
エレベーター。
“デッキケージ”です!」
大倉「現代のエレベーターとは違い、
当時は4階建てだったんですよ。」
三上「あちらに見えている白いケージ。
あれがまさにエレベーターの箱部分で。
1階あたり18名が乗っていました。」
(ここに18人!?)
三上「1階あたり18名なので、
4階で72名です。」
大倉「このエレベーターで人員を、
トロッコで炭車を大量に昇降させ、
石炭生産コストを飛躍的に削減。
ここの立坑櫓はまさに
合理化の優等生なんです。」
三上「実際にエレベーターに
乗ってみて下さい!」
わたし「これが炭鉱マンの
見ていた景色…」
三上「坑道の中はまさに暗闇でね。
これに乗って地下から上がり、
お日様の光が見えた時、
心の底からほっとしました。」
わたし「…(ぐすん)。
お日様ってあったかい…。」
見ていた景色…」
三上「坑道の中はまさに暗闇でね。
これに乗って地下から上がり、
お日様の光が見えた時、
心の底からほっとしました。」
わたし「…(ぐすん)。
お日様ってあったかい…。」
♦掘るだけじゃない
ヤードの2階部分へ移動すると、
黒板になにやら説明が。
三上「これは、さっき見たエレベーターを
動かす仕組みが書いてあります。
外からみたときに滑車がありましたよね?
そこにワイヤーでエレベーターを吊し、
滑車の回転で昇降するという仕組みです。
黒板になにやら説明が。
三上「これは、さっき見たエレベーターを
動かす仕組みが書いてあります。
外からみたときに滑車がありましたよね?
そこにワイヤーでエレベーターを吊し、
滑車の回転で昇降するという仕組みです。
ちなみに外の滑車は
直径5.5mもあります。」
(で…でかい…!)
三上「一度に72人も乗せるエレベーターを
吊すためには、さらに
この太いワイヤーが必要です。」
(で…でかい…!!)
三上「滑車などの機械が大きい分
点検や修理に使う
道具もこんなに大きいんですよ。」
(で…でかい…!!!)
三上「採炭に至るまでの作業、
そしてその機械のメンテナンスも
安全な採炭をするためには重要なんです。
ここはエレベーターの操縦室です。
どうぞ座ってみて下さい!」
三上「採炭に至るまでの作業、
そしてその機械のメンテナンスも
安全な採炭をするためには重要なんです。
ここはエレベーターの操縦室です。
どうぞ座ってみて下さい!」
(ガチャガチャ)
(なんかわたしかっこいい…照)
(なんかわたしかっこいい…照)
三上「当時の新聞もそのままなんです。」
(1987年の新聞!)
紙面には、
“保安点検月間”
“みんなで参加 安全な職場…”
の文字が。
石炭作業は急激に斜陽になり、
その中で効率化を図るも、
ここ住友赤平炭鉱も
1994年(平成6年)に閉山を迎えた。
ここには、そのときの空気が
そのまま残っているようで、
わたしは息を飲んだ。
(ここにいた炭鉱マンたちの影が
見える気がする……)
赤平探訪は、後半へと続く……
(1987年の新聞!)
紙面には、
“保安点検月間”
“みんなで参加 安全な職場…”
の文字が。
石炭作業は急激に斜陽になり、
その中で効率化を図るも、
ここ住友赤平炭鉱も
1994年(平成6年)に閉山を迎えた。
ここには、そのときの空気が
そのまま残っているようで、
わたしは息を飲んだ。
(ここにいた炭鉱マンたちの影が
見える気がする……)
赤平探訪は、後半へと続く……
To be continued......
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