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そらち いろんな川で釣ってみた。【ワカサギ釣り 入門編】

去年は「いろんな川で釣ってみた。」シリーズを50記事位書く予定だったのですが、遠く及びませんでした。理由はハッキリしています。それは、車をSUVからファミリーカーに乗り換えた事です。そりゃ~川に行くのも躊躇します。

しかし、空知の釣り情報を発信するのが私の使命!頑張ります! と行きたいところですが、窓の外を見てください。なんだか白くありませんか?! そうです。冬です。川は概ね凍ってます…

そこで考えました。冬に出来る釣り…島牧村の極太海アメ!屈斜路湖のプラチナレインボー!支笏湖のモンスターブラウン!然別湖の穴釣りミヤベイワナ!(←シュールだけと面白い)



空知じゃない…

ということで、空知でもできるワカサギ釣りを紹介したいと思います!!!

トラウトは長年やっているのですが、ワカサギに関してはド素人なので…


わからないことはプロに聞くべし!

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ということで、今回お話しを伺うのは、つり具センター岩見沢店の小松店長さんです!(宜しくお願いします。)

◆ワカサギ釣りとはどのような釣りですか、また、どんなところが魅力ですか???
ごくごく簡単に言うと、凍った湖などに穴を空け、エサを落とし込む釣りです。

ワカサギ釣りの魅力は、初心者からベテランの方まで様々なスタイルで楽しめることです!多くの釣りは、キャスティングというルアーやオモリを魚がいるところまで飛ばす作業がありますが、ワカサギ釣りは、氷の下に落とすだけなので初めての方でも簡単に楽しむことができます。また、子供から大人までアクティビティとして楽しむことができる釣りです。

何シーズンも経験したベテランの方にとっては、「極める」ことが非常に難しい(=奥が深い)ところです。魚のサイズが大きくても十数センチととても小さいので、突き詰めて行くと非常に繊細な釣りになります。竿の硬さ、オモリの重さ、糸の細さ、針の大きさ……無限の組み合わせの中から、自分のスタイルを見つけていく面白さがあります!

◆ワカサギ釣りにおいて必要な道具は何ですか???
・防寒着→水が氷る時期に釣るので、当然寒いです!特に足元の防寒は万全に!
・アイスドリル→氷に穴を開けなければ、釣りはできません!場所によっては既に空いている湖もありますが、基本的に必要になります!ちなみに、男の子は、氷に穴を空ける作業だけでテンションMAXになってしまします!
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・竿&リール→基本的に竿とリールは別売りで、かつ様々な種類がありますので、最初は竿とリールのセットがオススメ!
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(上の写真は、初心者向けで1,000~3,000円程度で購入できます。下の写真は、経験者向け。余裕の1万円超えです…)

・仕掛け&オモリ→こちらも様々な種類がありますので、迷ったらスタッフに聞いてみるのが無難です!釣り場では、切れたり絡まってしまうことがあるので、数セット持っていくのがベター!値段は500~1,000円程度です!
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・氷すくい→開けた穴も時間が経つと凍ってきてしましますので、軽く割ってすくう必要があります。天かすをすくうあみあみのお玉のようなイメージです。
・パイプ椅子→氷の上に長時間直接座って耐えられる方は不要です。
・魚を持ち帰るもの→食べておいしいワカサギなので、釣ったワカサギは持って帰る方がほとんどだと思います。
《持って帰るには…》
ワカサギを釣ったらまず水を張ったバケツなどに入れて生かしておきます。そうすることにより、体内から泥などを吐き出し食べた時の臭みがなくなります。帰るときは、水を切りジップロックに入れてチャックをします。そして、バケツにその辺にある雪を入れて、ワカサギ入りのジップロックを入れて更に雪で挟みます。これで鮮度を保ったまま家に持って帰ることができます!

◆必ずということではないけれど、あったら便利な道具は何ですか???
・テント→吹きっさらしの氷の上で長時間快適に釣りをするにはテントがオススメです。通常のテントとは違い、床の部分がありません。
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・ソリ→テントやアイスドリルなど大型の物を運ぶときにあると便利です。子供のソリ滑りのものではなく大きめのソリがベター!ホームセンター等で購入できます。
・スノーシュー→管理されている釣り場では、ほとんど使用しませんが、誰も雪を踏んでいない場所に行くときは必需品です!

◆釣り方と釣るためのポイントは何ですか???
①穴を空ける場所
魚がいないところにエサを垂らしても釣れるわけがありません!魚がいるであろう場所に穴を開けることが重要になります!…って、初めての方はどこに魚がいるか分かりませんよね!?そこで、大切になるのが、常連の方や先行者とのコミュニケーションです!「釣れてますか~??」と声をかけるだけで、ある程度穴を空ける場所が絞れてきます!

②時間帯
ワカサギが最も釣れる時間帯は、日の出から10時位までと言われています。多少早起きをして、挑戦しましょう!

③棚
釣り雑誌を片づける棚ではないですよ。「棚」とは、魚が泳いでいる深さです。通常は「底」から探していき、最も反応のある深さを探します。ワカサギの仕掛けは針が複数付いているので、釣れたワカサギがどこの針に掛かっていたかも棚を探す重要なポイントになります!

④エサ
エサは、「サシ」と呼ばれる小さい虫です。エサの交換はこまめに行いましょう!付けたてのエサ方が良く釣れます!ここでの注意すことは、エサの交換は素早く行うこと!限られた時間の中で、少しでもエサを水中に置いておくことが釣果に繋がります!!

また、一つの針に1匹のエサを付けるのは禁物です!ワカサギの口は小さいことと、エサのうまみ成分を放出させるため、半分にカットします!エサの両端に針を刺し、真ん中をカットするとスムーズに取り付けられます!


準備が出来たらすぐ行くべし!

小松店長的空知のワカサギスポットを教えてもらいます!皆さんメモの準備はよろしいでしょうか!?!?
①砂川オアシスパーク遊水池
砂川オアシスパーク遊水池の魅力は、なんと言っても魚の数が多い!!初心者の方はまず釣れる感覚を掴むことが大切ですので、初めての場所としては最適です!!
注)駐車場は30台程度しかありません。路上駐車をすると切符を切られますので、ご注意願います!

②桂沢湖
桂沢湖の魅力は、なんと言っても魚が美味しい!!桂沢湖は岩見沢市の水がめとなっているほど水質が良好です!そんなキレイな水で育ったワカサギは、美味いの一言です!


氷の上に立っていることを自覚すべし!

◆ワカサギ釣りにおける注意点は何ですか???
とにかく安全に楽しむことです!!!!管理されている場所では、管理者の留意事項等に必ず従ってください!

管理されていない場所では、基本的に自己責任になりますので十分な安全確認を行ったうえで楽しんでください!


この記事を読んだあなたは、きっとワカサギ釣りに行きたくなるはずです!!この季節ならではの釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか!

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