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江部乙に、つどいの場ができました。 ~滝川市農村環境改善センター、リニューアル!~

ラジオ体操にカルガモ親子。江部乙の夏休み。

こんにちは!滝川市の江部乙まちづくりコミュニティ行動隊女子部です。

暑い夏休み、7月末ラジオ体操が開かれている水色公園の池では、カルガモ親子が
泳いでいます。
あんまり可愛くてラジオ体操に来た子どもも大人も笑顔で見守り。
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隣のコミュニティセンター(通称コミセン)は7月から老朽化のため取り壊し工事が
始まりました。
子どもたちは、夏休みの宿題を終えてコミセンの子ども盆踊りに行くのが夏の
楽しみのひとつでしたね。
でも、寂しいことばかりではありません。こちらに入っていた児童館や
サークル活動は、滝川市農村環境改善センターに移転したのです。

リニューアルした改善センターは…

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リニューアルオープンした改善センターは、道の駅たきかわの東側にあります。
一見前と変わらないレトロな外観ですが、中に入ると、江部乙出身の日本画家・
岩橋英遠さんのアトリエの復元コーナーや、地元の方が展示を行う
「ほくしん☆ギャラリー」が迎えてくれます。
もともとあった市役所の支所は入り口側に移動しています。
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明るいガラス張りで天井に木枠がある「つどいの場」には、児童館が移転して、
子どもたちの声が聴こえてきます。
この「つどいの場」では、7月末に、滝川市にある國學院大学北海道短期大学部の
舛井ゼミの皆さんの企画「ゆにこみゅーん」で子どもと学生が一緒に学習や製作を
しています。8月には、地域の絵本好きの方が「ほんわかえほんの時間」をスタート。
大人も子どもも楽しめる絵本を一緒に読みました。
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また「出会いの森」として滝川の図書館からおすすめの本が3ヶ月ごとに入れ替えで
並べられています。
ここには江部乙出身の芸術家についての本のコーナー「アートヒストリーボックス」が
企画されていて、写真家、芸術家、音楽家と、江部乙に屯田兵入植当時から晴耕雨読で
文化芸術が根付いてきたことを知ることができます。

普段の市民生活だけでなく、何かあった時に拠点となる施設の必要性というのは
2018年の胆振東部地震の時、全道的な大停電ブラックアウトで実感させられました。
ホント、あれが冬だったら…と考えると、備えは大事…。
現在の新型コロナ禍においても、大切なのは、住むところ、買い物ができるところ、
学校と診療所、交通手段と、心の栄養としての文化芸術。
生活の拠点・地元の記憶を市民でつくっていけるといいな…

乙なカレッジ、開学!

そんなときにこの改善センターで始まるのが!「えべおつ市民大学〜乙なカレッジ」
(略して乙カレ)です。学長さんは、現役地元農家の山木さん。
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運営委員会が昨年から立ち上がって、いろんな企画が動き始めています。
素敵な施設…で終わってしまうのではなく、ここに暮らすカルガモの親子のように、
ここを拠点として地元暮らしを充実させて生きていけることができたら。
そんなワクワク感が動き始めています。
次回 はその数々の乙カレの企画のご報告・ご紹介をしたいところです。

ご興味がある方は、「Facebook 乙カレ」で検索してこの経過、ぜひ
覗いてみてください。

乙カレ:滝川市農村環境改善センター Facebook
https://www.facebook.com/otsukarekaizen/

*** 滝川市農村環境改善センター ***
滝川市江部乙町東11丁目13−1
開館時間 9時〜21時
休館日 日曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
駐車場100台

それでは!乙カレさまです!

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