空知は書道の聖地☆ ~北海道・滝川市で全道高等学校書道展・研究大会をWEB開催!~
更新日2021.11.04
「書道」が登録無形文化財として登録されます!
令和3年10月15日、「書道」が国の登録無形文化財として登録されることになりました。
この記事をお読みになられている皆さんの多くは、小学校及び中学校時代に国語科の授業をとおして「書写」を学ばれてきたのではないでしょうか。習字教室に通われている方もいるかと思います。「書写」「習字」「書」「書道」など呼称は様々ありますが、毛筆等を用いて文字を表記する表現行為が、次世代に向けて保存・継承していくべき価値ある文化として広く認められたことは、幼い頃から毛筆で文字を書くことに親しんできた私たち日本人にとって、大変喜ばしいことと言えます。「書道」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される日ももう間もなく!?かも知れません。
この記事をお読みになられている皆さんの多くは、小学校及び中学校時代に国語科の授業をとおして「書写」を学ばれてきたのではないでしょうか。習字教室に通われている方もいるかと思います。「書写」「習字」「書」「書道」など呼称は様々ありますが、毛筆等を用いて文字を表記する表現行為が、次世代に向けて保存・継承していくべき価値ある文化として広く認められたことは、幼い頃から毛筆で文字を書くことに親しんできた私たち日本人にとって、大変喜ばしいことと言えます。「書道」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される日ももう間もなく!?かも知れません。
10月15日は、本来であれば、道内各地より1000名近い高校の書道部員が滝川市スポーツセンターに集い、一斉に筆を走らせているはずでした。文化系部活動に所属する高校生たちの大会、高文連の全道高等学校書道展・研究大会、いわゆる書道の全道大会が、なんと20年ぶりに!滝川市内で盛大に開催される予定だったのです。
下の写真は20年前に滝川市で開催された大会のパンフレットです。当時、全道から789名もの書道部員がここ滝川に集合しました。
下の写真は20年前に滝川市で開催された大会のパンフレットです。当時、全道から789名もの書道部員がここ滝川に集合しました。
しかしながら、昨今の新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、参加者である高校生たちの安心・安全を最優先に考え、過去55回の歴史の中で今回初めて現地での開催を見送ることとなりました。
書道の聖地「空知」はそれだけじゃ終わりません
全道大会の現地開催が中止…でもそれでは終われません!
実は空知地区は、道内においても非常に書道が盛んな地域です。北海道、さらには日本を代表する著名な書家が、ここ空知から何人も輩出されていることをご存じでしょうか。書作品や書に関わる収蔵品を取り扱う施設が多いのも空知の特徴といえます。
実は空知地区は、道内においても非常に書道が盛んな地域です。北海道、さらには日本を代表する著名な書家が、ここ空知から何人も輩出されていることをご存じでしょうか。書作品や書に関わる収蔵品を取り扱う施設が多いのも空知の特徴といえます。
滝川市には、書家・上田桑鳩(そうきゅう)氏の収蔵品を豊富に揃える滝川市美術自然史館があり、数年に一度上田氏の企画展が催されるほか、空知にゆかりのある書家による個展やグループ展なども頻繁に開催されています。
▶滝川市美術自然史館ホームページはこちら
また、2014年には道の駅 田園の里うりゅうに併設する「辻井京雲ギャラリー墨響」が開設されましたが、辻井京雲(けいうん)氏は雨竜町出身かつ北海道滝川高等学校のOBでもあり、日本を代表する書家の一人です。中高生が使う教科書や教材にも辻井氏の監修のものがたくさんあります。
▶滝川市美術自然史館ホームページはこちら
また、2014年には道の駅 田園の里うりゅうに併設する「辻井京雲ギャラリー墨響」が開設されましたが、辻井京雲(けいうん)氏は雨竜町出身かつ北海道滝川高等学校のOBでもあり、日本を代表する書家の一人です。中高生が使う教科書や教材にも辻井氏の監修のものがたくさんあります。
道の駅に併設されたこのギャラリーには、躍動感溢れる大小さまざまな書作品が惜しみなく展示されており、その気迫に満ちた書に誰もが息をのむこと間違いなし!空知にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
史上初のWEB開催 ~若き書人たちの作品をご覧ください!~
全道の高校生が、書道の聖地「空知」に集う大会の開催は叶いませんでしたが、協議と試行錯誤を重ねた結果、開催方法を大きく変更し、大会史上初めてWEB開催することといたしました!
11月5日(金)より12月24日(金)まで、場所も時間も気にすることなく、誰でも自由に北海道の若き書人たちのエネルギッシュな書作品をご覧いただくことが可能となります!
全道1432名の出品作品の中から選抜された700点弱の優秀作品のほか、8月に開催された、「文化部のインターハイ」とも呼ばれる全国高等学校総合文化祭・紀の国わかやま総文2021に出品された北海道の代表作品17点も道内初公開となります!
そのほか、菜の花畑など空知管内で撮影された写真上に、生徒が感じた言葉をしたためた空知ならではの作品も、いくつか紹介する予定です。
11月5日(金)より12月24日(金)まで、場所も時間も気にすることなく、誰でも自由に北海道の若き書人たちのエネルギッシュな書作品をご覧いただくことが可能となります!
全道1432名の出品作品の中から選抜された700点弱の優秀作品のほか、8月に開催された、「文化部のインターハイ」とも呼ばれる全国高等学校総合文化祭・紀の国わかやま総文2021に出品された北海道の代表作品17点も道内初公開となります!
そのほか、菜の花畑など空知管内で撮影された写真上に、生徒が感じた言葉をしたためた空知ならではの作品も、いくつか紹介する予定です。
さらに、全国大会の様子のほか、空知管内の書道部員の取り組みなどを映像でお楽しみいただける各種コンテンツも取りそろえて、開催期間中、皆様のご来場をお待ちしております。
コロナ禍だからこそ実現できた、一風変わった今年度の書道全道大会。
WEB開催による空知大会を、ぜひ多くの皆様に楽しんでいただければ幸いです。
大会公式ホームページ・ツイッターは、下記リンクまたはQRコードから!
▶大会公式ホームページ
https://55sorachi.com/
▶公式ツイッター
https://twitter.com/55sorachi/
WEB開催による空知大会を、ぜひ多くの皆様に楽しんでいただければ幸いです。
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