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夕張市石炭博物館がリニューアルオープンしました!

炭鉱で栄えた夕張には、石炭をテーマとした博物館があります。その名も石炭博物館。潔いです。石炭博物館は、閉山後の地域活性化策として炭鉱跡地に作られたテーマパーク、「石炭の歴史村」の一部として1980年に開館しました。石炭や炭鉱に関する収蔵品を展示することで、北海道、日本の近代化を支えた夕張の歴史を伝えてきましたが、夕張市の財政再建などもあり老朽化した施設や展示の更新ができない状況が続いていました。
しかし、平成28年度には模擬坑道、平成29年度には本館の全面改修が行われ、先日4月28日(土)に念願のリニューアルオープンが実現しました。おめでとうございます!というわけで、リニューアルした博物館をご紹介したいと思います。
 

まずは、博物館本館です!

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右手の建造物は立坑櫓をイメージしたものですが、恥ずかしながら最近まで本物だと思ってました。
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1階は入場無料のスペースとなっていて、ホールもあります。5月12日には、ここで第66回夕張の杜コンサートが開催され、夕張出身のリリーズの歌を聞こうと多くの人が集まりました。これからも市内外の人が交流できる場としての活用が期待されます。
 

続いて、展示室です!

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2階の展示室からは有料となります。入り口付近にある券売機でチケットを入手して受付で渡してください。
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最初の展示室です。現在の夕張の状況について知ることができます。通常の展示だと過去から現在へという流れになるんですが、この博物館は「今」から始まるんですね。
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メイン展示室に向かう通路には大型スクリーンで映像が映し出されています。
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メイン展示室です。写真やテキストによる展示のほか…
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床には航空写真。夕張の地形やここに多くの人が生活していたことが実感できます。
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壁を使って、石炭の生産量や人口の推移をグラフなどで展示。こうして見ると、夕張の盛衰がよくわかります。
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ここからは、エレベーターに乗って地下の展示空間へと向かいます。ちなみに、エレベーターの中では「昭和」を感じることができますよ、私のオススメスポットです。
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いらっしゃいませ。
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ジオラマで採掘現場を再現しています。
 

最後は、模擬坑道です!

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模擬というネーミングから誤解される場合も多いのですが、実際に使われていた坑道を見学・研修用に整備して「模擬」坑道となったそうです。
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こちらの模擬坑道は一足先に改修を終え、昨年から公開されていました。国内唯一の坑内堀炭鉱、釧路コールマインの方々が改修工事を担当されました。
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これは自走枠。先ほどのジオラマの掘り方とは全然違いますね。技術の進歩に感心するとともに、これだけの設備が必要ということは、それだけ地下の作業が大変だったんだということが体感できます。
 
というわけで、見どころ満載な石炭博物館。今年は11月4日まで開館していますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

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