やさしく包み込む屋根の下へ 由仁町の古民家カフェ~カフェ「morinoyane-モリノヤネ-」~
更新日2025.11.13
こんにちは!由仁町のニョッキ&ぼたもちです。
今回は由仁町山桝(やまます)に先月新しくオープンしたカフェをご紹介します。
今回は由仁町山桝(やまます)に先月新しくオープンしたカフェをご紹介します。
由仁町の古民家カフェ「モリノヤネ」にやってきました
由仁町の静かな通り沿いに、築60年の古民家をリノベーションしたカフェ「morinoyane-モリノヤネ-」があります。
店主さんご家族の手で丁寧に改装された店内は、すりガラスの引き戸や欄間など、かつての面影を残しながらも、どこか新しさを感じる空間。家具は端材や譲り受けたものを再生して使われており、木の香りがほのかに漂う店内は、足を踏み入れた瞬間から時間がゆっくりと流れ始めます。
扉を開けると、暖かな日の光が出迎えてくれました。
店主さんご家族の手で丁寧に改装された店内は、すりガラスの引き戸や欄間など、かつての面影を残しながらも、どこか新しさを感じる空間。家具は端材や譲り受けたものを再生して使われており、木の香りがほのかに漂う店内は、足を踏み入れた瞬間から時間がゆっくりと流れ始めます。
扉を開けると、暖かな日の光が出迎えてくれました。
店名「モリノヤネ」には、店主・守屋さんの名前のエッセンスもありながら、“やさしく包み込む屋根の下で、誰かの心がほっとできるように”という願いが込められているとのこと。
由仁町にお店を構えたのも、偶然のようでいて、どこか導かれたような感覚だったそうです。
「空と山が広がる、この場所で居どころを作れたら」
直感に導かれるように、家族とともに1年をかけての古民家のリノベーションが始まりました。カウンターや棚も、もらった木材や端材で手作りしたそうです。素材が見せる表情は、遊び心もこめられていて、ひとつひとつに物語が宿っているようでした。
由仁町にお店を構えたのも、偶然のようでいて、どこか導かれたような感覚だったそうです。
「空と山が広がる、この場所で居どころを作れたら」
直感に導かれるように、家族とともに1年をかけての古民家のリノベーションが始まりました。カウンターや棚も、もらった木材や端材で手作りしたそうです。素材が見せる表情は、遊び心もこめられていて、ひとつひとつに物語が宿っているようでした。
体にやさしいおうちごはん
モリノヤネのコンセプトは、体にやさしいご飯です。守屋さんが目指しているのは、華やかさよりも日常のぬくもり。
「実家に帰って、お母さんが作ってくれたような日常のご飯を、小さなおかずをいくつか付けて出す。そんな“おうちごはん”を届けたいんです」と語ってくれました。
「実家に帰って、お母さんが作ってくれたような日常のご飯を、小さなおかずをいくつか付けて出す。そんな“おうちごはん”を届けたいんです」と語ってくれました。
看板メニューは、玄米ごはんと自家製みその豚汁。
玄米ごはんは2~3日寝かせて発酵させた玄米で、小豆と炊かれたもちもちの食感と、噛むほどに広がる深い甘みが特徴です。塩気のバランスも絶妙で、体の内側からじんわりと満たされていくような感覚になりました。
豚汁は、大きめに切られた野菜がごろごろ入っていて、自家製みその旨みがしっかり染み込んだ、まさに“ほっこり”という言葉がぴったりのやさしい味わいです。
この日のおかずは、卵焼き、レモンの香るキャロットラペ、鶏肉のトマト煮など…それぞれ違う小鉢が並び、どれも丁寧に手作りされています。この日は特別に丁度仕入れがあったというオリーブの実の新漬けが。
料理は、素材にもこだわりがあり、小豆島のオリーブオイルや醤油、豊島の完全天日塩など、店主さんが旅先で出会った人たちから直接取り寄せているそうです。
お米はご近所の藤田さんの玄米を使用。由仁のお米を味わうことができます。
玄米ごはんは2~3日寝かせて発酵させた玄米で、小豆と炊かれたもちもちの食感と、噛むほどに広がる深い甘みが特徴です。塩気のバランスも絶妙で、体の内側からじんわりと満たされていくような感覚になりました。
豚汁は、大きめに切られた野菜がごろごろ入っていて、自家製みその旨みがしっかり染み込んだ、まさに“ほっこり”という言葉がぴったりのやさしい味わいです。
この日のおかずは、卵焼き、レモンの香るキャロットラペ、鶏肉のトマト煮など…それぞれ違う小鉢が並び、どれも丁寧に手作りされています。この日は特別に丁度仕入れがあったというオリーブの実の新漬けが。
料理は、素材にもこだわりがあり、小豆島のオリーブオイルや醤油、豊島の完全天日塩など、店主さんが旅先で出会った人たちから直接取り寄せているそうです。
お米はご近所の藤田さんの玄米を使用。由仁のお米を味わうことができます。
食後のお楽しみ。
この日のデザートは、酒粕のチーズケーキ、カタラーナ、さつまいもプリンの3種類。選びきれなくて、全種類を注文してみました。
酒粕のチーズケーキは甘さ控えめで、ふんわりと酒粕の香り。チーズのコクと酒粕の風味が重なり合い、ひと口ごとに深みが広がります。添えられた「発酵あんこ」との相性も抜群。小豆と米麹だけで作られた自然な甘さが、心地の良いハーモニーを奏でています。
カタラーナは表面が香ばしくパリパリに焼かれていて、やさしい味わいが広がります。さつまいもプリンは、とろとろの食感とさつまいも本来の素材の甘みが魅力です。
どれも白砂糖・小麦粉・牛乳を使わず、黒糖や米粉、酒粕などで作られていて、体にやさしいスイーツとして紹介してくれました。舌の上でほぐれていく、やさしい味わいに幸せ極まれり。
そしてドリンクメニューは、こだわりの珈琲をはじめ、自家製ジュースとあり、充実しています。
私たちは自家製ソーダをいただきました。
しそソーダは香りがしっかり立っていて爽やか、梅ソーダは甘みと梅の風味がバランスよく、食後の口をさっぱりと整えてくれます。
この日のデザートは、酒粕のチーズケーキ、カタラーナ、さつまいもプリンの3種類。選びきれなくて、全種類を注文してみました。
酒粕のチーズケーキは甘さ控えめで、ふんわりと酒粕の香り。チーズのコクと酒粕の風味が重なり合い、ひと口ごとに深みが広がります。添えられた「発酵あんこ」との相性も抜群。小豆と米麹だけで作られた自然な甘さが、心地の良いハーモニーを奏でています。
カタラーナは表面が香ばしくパリパリに焼かれていて、やさしい味わいが広がります。さつまいもプリンは、とろとろの食感とさつまいも本来の素材の甘みが魅力です。
どれも白砂糖・小麦粉・牛乳を使わず、黒糖や米粉、酒粕などで作られていて、体にやさしいスイーツとして紹介してくれました。舌の上でほぐれていく、やさしい味わいに幸せ極まれり。
そしてドリンクメニューは、こだわりの珈琲をはじめ、自家製ジュースとあり、充実しています。
私たちは自家製ソーダをいただきました。
しそソーダは香りがしっかり立っていて爽やか、梅ソーダは甘みと梅の風味がバランスよく、食後の口をさっぱりと整えてくれます。
のんびりして、元気になれる場所
窓の外を眺めながらご飯を噛んでいると、お店の前に野鳥が羽を休めにやってくるのが見えました。普段気づけない日常をふと味わえた気がして、なんだかほっとした気持ちに。
守屋さんは「お店を持ちたいというより、“場所が欲しかった”んです」と語ります。
穏やかな時の流れる場所で、本を読んだり、景色を眺めたり、コーヒーだけ飲んだり。そんな自由な空間を作りたかったそうです。
奥にあるスペースは、音を楽しんだり、寝転んだり、読書したりと、訪れる人が思い思いに過ごすことができます。
守屋さんは「お店を持ちたいというより、“場所が欲しかった”んです」と語ります。
穏やかな時の流れる場所で、本を読んだり、景色を眺めたり、コーヒーだけ飲んだり。そんな自由な空間を作りたかったそうです。
奥にあるスペースは、音を楽しんだり、寝転んだり、読書したりと、訪れる人が思い思いに過ごすことができます。
「派手な装飾や“映える”料理はありません。でも、のんびりして、元気になれる場所があります。ギターを持ってきてもいいし、景色を眺めながらぼんやりするのもおすすめです。」
そんな自由であたたかな空間が、由仁町の「モリノヤネ」にはあります。
出会いが味になり、手仕事が空間を紡ぐ。モリノヤネは、そんな“居場所”の記憶を、そっと差し出してくれました。
そんな自由であたたかな空間が、由仁町の「モリノヤネ」にはあります。
出会いが味になり、手仕事が空間を紡ぐ。モリノヤネは、そんな“居場所”の記憶を、そっと差し出してくれました。
(左から)店主の守屋登志子さん、ご長男の岳杜さん
morinoyane-モリノヤネ-
住所:由仁町山桝1053番地
営業時間:11:00-16:00(Lo15:30)
定休日:不定休(予約はInstagramにて)
Instagram:https://www.instagram.com/morinoyane?igsh=MWM2YWM1NGc5OGFxMw==
住所:由仁町山桝1053番地
営業時間:11:00-16:00(Lo15:30)
定休日:不定休(予約はInstagramにて)
Instagram:https://www.instagram.com/morinoyane?igsh=MWM2YWM1NGc5OGFxMw==
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