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そうだ、ふるさと納税しよう。  ~北海道・空知管内ふるさと納税の旅 vol.3 赤平市編~

空知地方にも猛暑日がやってきた夏。それも過ぎ去って…秋。

北海道らしい、さわやかな夏はどこへいったのか…
2021年の夏。7月27日に沼田町で36.5℃。岩見沢市でも35℃、初の猛暑日を観測。
7月半ばから8月上旬まで、殺人的な暑さ?が続いた、北海道・空知です。
それでも、過ぎ去ってしまうと、妙にノスタルジーを感じるというか。
感傷的になるのは、歳を取ったから深まりゆく秋のせいなのでしょうか。

そんなある日。
♪飛んでイスタンブ~ゥル~
突然、カーラジオから流れてきた懐かしのメロディー。

…ああ、この夏も、飛行機に乗って遠くへ出かける、なんてことはなかったな。
うちのエース君も、出番がやってこないよなぁ。

そう、うちのエース君。
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数年前に「国産」の表示に惹かれて購入。大容量なうえに使い勝手がよく、旅行の際、
大いに活躍してくれました。
その後は…2度の引っ越しで、段ボールの代わりに衣類を運んでくれただけ。
本来の活躍の機会をすっかり失っています。

さてさて、今回、何でキャリーケースの話から始めたのか?というと、暑い季節を
迎える前から、
「赤平市が7月に、今年度の返礼品カタログを発行するってよ」
という話を、風の便りに聞いておりまして。
で、最近、赤平市のホームページを改めて見てみたところ、
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あら。ピンク色、同じキャリーケース。ってことは、うちのエース君、赤平生まれ?
石炭そっくりの「塊炭飴」や、われらが「そらち応援大使」鈴井貴之さんだけが赤平市の
特産品ってわけじゃないのね。
しかも!
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カタログに、ステキな若者たちが載っているぞ。
何か、わくわくしてきた…

ということで、今回は、新しいカタログを羅針盤に、赤平の魅力を再発見すべく、
ふるさと納税をしたいと思います!
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…あ。鈴井さんは特産品じゃないですね。大変失礼いたしました(汗)

改めて、赤平市って、どんなまち?

まずは、改めて赤平市をリサーチすべく、市役所の方にお話をうかがいましょう!
…あら、カタログに載っていた、担当の方ですね。
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市内を流れる空知川のように穏やかで温かみのある笑顔がまぶしい
赤平市役所企画課 伊藤さん


―赤平市って、ひとことで言うと、どんなまちなのでしょうか。

伊藤さん まずは赤平市のホームページを見てください(笑顔)

―え。(説明してくれないの?と思いつつ、赤平市の「ふるさと納税」特設サイトを見る。)
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―おぉ~。1枚の絵に、赤平市がぎゅっと詰まっていますね。特産品も載っている!

伊藤さん でしょう?赤平市に親しみを持っていただけたらと思って、あえて
手書きにしています。

―さいごの炭鉱閉山が平成6年。1994年か…つい最近ですね。
(注:約50年生きてきた人間の、あくまで個人的な感想です。)
「旧住友赤平炭鉱立坑櫓」や、日本一のズリ山階段もスケールが大きいですよね。
炭鉱とともに歩んできた赤平市の歴史を感じます。

伊藤さん そうした炭鉱の記憶は、これからも大切にしていきたいと思っていて、
寄附金の一部は炭鉱遺産の保全に活用させていただいています。

ここがポイント!赤平市のふるさと納税

―そういえば、最近、寄附金を活用して、エルム高原温泉の送迎バスを更新した
そうですね。

伊藤さん 補助ステップ付きのバスにリニューアルしました。乗り降りしやすいと
ご高齢の方にも好評です。納税してくださったみなさまのご厚志に感謝しています。
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―昨年度は、全国的にふるさと納税の件数や金額が増えた、という話を聞きました。

伊藤さん うちのまちでも、前年度から1億円あまり増えました。寄附金は、
6パターンの使い道からご指定いただけるようにしています。
具体的には、地域医療、子育て、市民自らのまちづくり、炭鉱遺産の保全・継承、
その他まちづくりに資する事業、そして使途の指定なし、の6つです。

―どの使い道を選択される方が多いのでしょう。

伊藤さん 指定しないで市にお任せします、という方も多いのですが、ここ1~2年は
やはり新型コロナウィルスの影響でしょうね、地域医療が増えています。
コロナの影響といえば、トイレットペーパーが返礼品として一番出るようになりました。

―昨年(2020年)の3月頃でしたか、「トイレットペーパーがなくなる」という噂が
広まって、みんな買いだめに走った…なんてことがありましたね。

伊藤さん その後も、家で過ごす時間が長くなったからでしょうね、返礼品も、
トイレットペーパーなどの紙類だけで返礼品全体の7割を占めました。

―返礼品のセレクトにも、巣ごもり需要の波が押し寄せているのですね。
 他に、赤平市ならではのものをご紹介いただけますか?

伊藤さん 例えば「鞄いたがき」の手作り革製品。これから年末にかけて、クリスマス
限定の製品も登場する予定です。
カバン類は、「エースラゲージ」のスーツケースもあります。

―あ!それ、うちでも使っています!やっぱりメイド・イン・赤平なんですね!

伊藤さん 他には、積み木や椅子といった木工製品や、胡蝶蘭などもご用意して
います。毎年4月の「あかびらランフェスタ」、今年は中止になってしまいましたが、
赤平は胡蝶蘭の名産地でもあります。

―農産物、食品では、どのような返礼品を揃えていますか。

伊藤さん 今の季節ならではの新米が入ってきました。農薬を通常の半分以下に抑えた
特別栽培米です。それと、赤平市のソウルフードとでも言いましょうか、
「たきもと」のジンギスカンや、炭鉱長屋で愛されてきたがんがん鍋の豚ホルモン
ですね。ちなみに、炭鉱、石炭にちなんだものとしては、立坑櫓のクラフトキット
石炭かりんとう、昔懐かしい塊炭飴などもありますよ。

―そんな中で、伊藤さんのイチ押しは。

伊藤さん 難しいなぁ。赤平市の返礼品は、「ものづくりのまち」らしく、食品から
日用品まで、幅広く取り揃えているので…そうですね、これからの季節にぴったり
なのは北海あいがも鴨鍋。スープの味が絶妙で、僕も大好きです。

毎月発行!「あかびらふるさと便り」

伊藤さん 赤平市では、返礼品をお送りする際に、赤平市の最近の様子や旬の話題を
ご紹介する「あかびらふるさと便り」を同封しています。

―お、これも手書き。何か郷愁をそそられる、すてきな紙面ですね。
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伊藤さん 昨年度までは隔月だったのですが、好評で、今は毎月発行しています。
過去に寄附をしてくださった方へ、メールマガジンでお届けしたりもしています。

―そうか、雪虫って、本州の人にはわからないのか…。秋の夜空に映える立坑櫓の
ライトアップ、とてもきれい。新米のご案内が入るのも、この季節ならでは。優しい
タッチで、今のまちの様子が目に浮かぶようです。

伊藤さん 普段から赤平市の持つ「あたたかさ」「田舎らしさ」を大切に、まちづくりを
進めています。きっかけはふるさと納税かもしれませんが、せっかく赤平市と
つながってくださった方がたくさんいるのですから、赤平の魅力をもっと知って
いただいて、そして応援してくださったら嬉しいですね。

―伊藤さん、ありがとうございました!

赤平市のふるさと納税や、ご紹介したふるさと通信について、詳しく知りたい!と
いう方は、こちらをご覧ください↓

赤平市ふるさと納税ホームページ
https://www.city.akabira.hokkaido.jp/static/akabira_furusato/info.html

で、ふるさと納税。返礼品は…

では、返礼品を決めて、ふるさと納税しましょうか。
本当は、たきもとのジンギスカンにしようと思っていたのですが、あまりにいろいろ
紹介してくれるので、すっかり迷ってしまいました。(と、人のせいにする…)

そうそう、最近こんなものも返礼品に追加されました。
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そらち応援大使・鈴井さんの森で摘み取ったふきのとう、行者にんにく、青なんばんを、
北海道産の米こうじで作った醤油麹に練り込んだ調味料。これ、納豆に入れると
美味しいのです~。
伊藤さんオススメの鴨鍋も、いいですね。鍋のおいしい季節になってきました。
…ん?
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赤平産羊乳を使ったアイスクリームを発見。珍しいですね、羊乳って。しかも赤平産。
「羊乳のクセはなく、濃厚で上品な味わい」と紹介されています。
すご~~~く気になるので、返礼品はこれに決めました!

今回も、ふるさと納税のサイトから、寄附の手続きをします。
寄附金の使途は6パターンあるとのことでしたね。
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「子どもたちが元気で健やかに育つための事業」にチェックを入れて、と。
納税完了!後は、届くのを楽しみに待つだけです。
…あ。前回の美唄市に引き続き、またひつじだけど、まぁいいか。
そうだ、ふるさと納税しよう。~北海道・空知管内ふるさと納税の旅 vol.2 美唄市編
(納税後のおはなし)
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そして、赤平市との「つながり」は、まだまだ続く…

市役所での取材は1時間ほどで終了。でも伊藤さんが何やら言いたげなご様子で…

伊藤さん 宇佐城さん、質問があります。そらち・デ・ビューで不定期に連載している
「○○○○」、誰が担当しているのですか?

―詳細は秘密です。

伊藤さん ぜひ、赤平市内で取材してほしい○○○○があるのです!あの連載を
担当している人は、絶対、違いのわかる人だと思います!僕が気に入っている
○○○○の味に共感してくれるはずです!

―(心の中で)「あたたかさ」通り越して、熱いなぁ。まるで「あかびら火まつり」だわ。

「あかびら火まつり」について詳しく知りたい方は、過去記事をご覧ください↓
今年の「あかびら火まつり」はオンラインで開催!
あかびら火まつりアーカイブ(YouTube)はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=7dDKXTks2Vs

ということで、近いうちに、赤平市の○○○○に関する続報をお届けすると思います。
乞うご期待!
え?「○○○○って何?」ですって?
…詳細は秘密です。しばしお待ちを。

♪飛んでイスタンブ~ゥル~

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