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沼田町のさつまいもを使った懐かしのおやつ3種類を食べ比べします

3月も半ば。
気温も少しずつ高くなり、北海道では雪が降ることもなくなってきました。

今日は、もうすぐ時期的に食べることができなくなる、あたたかくて懐かしい、秋冬ならではのおやつをご紹介します。

なんだと思いますか~?
焼いたらホクホク、スイーツにも使われるあの食べ物を干したやつです。

…そう。干しいもです。
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「おやつ」と言われて1番最初に干しいもを思い浮かべる人はなかなかいないかと思いますが、寒い時期、スーパーに置いてあるのを見かけると、つい買ってしまう存在ですよね。

実は、空知でもさつまいもはあちこちで収穫されているので、"ご当地干しいも"を楽しむことができちゃうんです。

今日は、沼田町の干しいも3種類を贅沢に食べ比べしてみようと思います!

そもそも、干しいもってどんな食べ物?

そもそも干しいもは、基本的にはさつまいもを蒸して切って乾燥させた食べ物です。
日本だと、茨城県が生産量のトップを誇っていますが、その品種は様々で、どの品種のさつまいもでも干しいもは作ることができるそう。

ただ、畑作りや苗植えから、育てたさつまいもを収穫して、蒸かして乾かして…と、どの品種を使った干しいもも、完成するまでにはたくさんの手間がかけられています。

特に、さつまいもの皮むきは、ひとつひとつ大きさや堅さに違いがあるため、機械でこなすことが難しく、蒸し上がったアッツアツの状態で、手作業で行われていることが多いんだとか。
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きっと品種によってもたくさんの工夫と苦労があるんでしょう。
ありがたく、美味しくいただきます。

3品種の干しいもを食べ比べ!

今回いただく干しいもは、北海道産の「シルクスイート」、そして沼田町産の「紅はるか」と「紅あずま」が使用された干しいもです。
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どれも、沼田町にある有限会社ウイングさんでつくられたもの。
左側2種類(シルクスイートと紅はるか)は、雪をイメージするパッケージがかわいらしく、1番右の紅あずまは、手作り感がただようシンプルで温かみのあるパッケージです。

シルクスイートのパッケージは、熊が…!鮭じゃなくて干しいもくわえてる…!
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さて、左から順番にいただいてみよう!
と、ひとまず1枚ずつお皿に出してみました。
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もちろん、それぞれのさつまいもの特徴がそのまま干しいもの形になっている訳ではないと思いますが…形の違いが面白いですね。
色には違いがほぼありません。

まずはシルクスイートからいただいてみます。

…これがですね、とっても甘くて。噛めば噛むほど甘みが出てきます。
おいしい。久しぶりに干しいも食べたけどはまりそうです。

次に、紅はるか

こちらは、ねっとりしていて、噛み応えがしっかりしています。
それから、シルクスイートと比べると香りが違う気が。
甘みはもちろん、独特な香りまで楽しめるのが紅はるかだと個人的には思いました。

最後。紅あずま

ほかの干しいもと比べると、水分量が少なめのような。
こちらも噛めば噛むほど甘みが出てきます。

そのまま味わったあとは、ちょっとアレンジ

せっかくたくさんの干しいもが手に入ったので、アレンジして食べてみます。
まずはトースターで1~2分焼いてみました。
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見た目はあまり変わらないので、どんどんいただいちゃいます。

シルクスイートは、焼くとより一層甘みを感じました。
紅はるかは、甘みと香り、それぞれ強くなった感じ。
紅あずまは、元々水分が少なめだったので、ちょっとしっとりめな芋けんぴみたいな感じ。

どの品種も、焼くと香りや甘みが強くなりました。

最後、もうひとアレンジしてみます!

まずはフライパンにバターをしいて…
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(家にバターがなかったのでマーガリンで代用しました。言わなければわかりません)

細かく切った干しいもをフライパンに投入します。
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バター(マーガリン)を絡めて、最後に塩を振って…
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あっという間に完成です!
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ちなみに、塩を強めに振って、すりおろしたニンニク(チューブでも可)を入れると、お酒に合うおつまみに変身するそうです。今度やってみます。

この食べ方だと、バターの香りと塩分が掛け合わさって、干しいものまた違ったおいしさを味わうことができます。
しっかりめに焼くことで、外はパリパリ&中はしっとりで、食感も楽しい。

アレンジ方法は無限ですが、まずはそのまま食べてみることをオススメします。
干しいもの本来のおいしさがあってこそのアレンジですからね。

ちなみに、自家製の干しいもって意外と簡単にできるようです。
空知産のさつまいもを使って自宅で干しいもづくり!なんてのも楽しいかもしれません。

みなさんも、ぜひ!沼田町産の干しいもや空知産のさつまいも、食べてみてくださいね。

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