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空知プロモーション動画撮影裏話vol3 ~空知の燦々(北竜町・ひまわり)編~

皆さんこんにちは、記録的な猛暑が続いた今年の北海道の夏ですが、お盆を過ぎてようやく朝晩ホッとする涼しさが感じられるようになりました。
これから、空知は実りの季節!とうもろこしをはじめ、秋野菜の出荷もそろそろ始まり、そして新米の収穫まで、もうあと1か月あまりです。
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世界の皆さん!空知の夏と言えば…あの花です

そらち・デ・ビューで好評連載中の【そらちの花*通信】では、全道一の花産地である空知の花の魅力を発信していますが、空知の夏の花と言えば…北竜町のひまわりを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そらち応援大使・鈴井貴之さん出演の「空知プロモーション動画」でも、空知の代表的な景観として、オープニングのシーンからこのひまわりが登場します。
オープニングのひまわりのシーンはこちらからどうぞ
北竜町は約23haの畑に200万本ものひまわりが咲き誇る、まさに「太陽を味方につけたまち」です。
この圧巻のひまわり畑ですが、意外なところでも見つけました。

 
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これは、日本一のターミナル・東京駅構内のセレクトショップで購入したメガネやスマホ用のクリーニングクロスです。「JAPAN MAP」のタイトルどおり、日本地図上に全国の観光名所や名産品などがデザインされた、インバウンド需要もターゲットにした商品です。東京タワーや富士山、金閣寺など言わずと知れた観光コンテンツのイラストが描かれていて、コレ1枚で「日本に行ってきました」という土産には最適かもしれません。

そして、ひときわ大きい、別枠?!の北海道をよーく見ると、札幌時計台、函館・五稜郭タワー、富良野のラベンダー、阿寒湖のマリモなどと並んで、ちょうど北空知の北竜町あたりに…ありました。ひまわりです!!
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北竜町のひまわりが、オリンピック・パラリンピックのように、空知を、いや日本を代表して、世界の舞台で魅力を発信してくれています!

撮影は「油用」のひまわり畑

「空知プロモーション動画」でも、そんな世界が認めたひまわり畑のドローン映像が使われています。「そらち夏」パートのはじめ、『空知の燦々』というタイトルで登場します。(0:34
 
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この映像の撮影は、昨年の7月下旬に行いました。しかし、今年と同様、昨年も新型コロナウイルス感染拡大に伴い「北竜町ひまわりまつり」は中止となりましたので、地元農家の方にご協力をいただき、油用のひまわり畑での撮影となりました。

一口にひまわりと言っても、いろんな種類がありますが、大きく分類すると以下の3つに分けられます。
園芸用
(鑑賞用)
八重咲きのものや枝分かれして花が咲くものなど、鑑賞を目的として品種改良されている。
【そらちの花*通信 第59輪】でも紹介!
食用 お菓子や、スナック製品を作るために品種改良されたもので、種が大きく、種の殻に白黒の縞模様が入っている。
油用 ヒマワリの品種の大部分を占め、油を多く採るために品種改良されている。ひまわり油はオメガ6系の油で、若返りのビタミンと呼ばれる「ビタミンE」が豊富に含まれている。

油用の品種が一番多いというのは驚きですね。ひまわりの種は栄養価が高く、高血圧の予防や免疫力の向上、アンチエイジングなど健康に優れた効果があるといわれています。観ても元気をもらい、食べても健康となり…ひまわりには何かパワーを感じますよね。

ひまわりにご対面

ということで、この油用のひまわり畑にご案内いただき、ドローン撮影となりました。
畑は、北竜町の市街地や道の駅(ひまわりまつりの例年の会場)から20分ほど北上した場所にありました。
普通のドライブでは絶対入らないような未舗装の農道を進むと、小高い丘の上にこの光景が広がっています。
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あ、花が全部…向こう側を向いちゃっている(汗)でも、そこは安心のドローン撮影なのです。

北竜町で栽培している油用のひまわりは、ビタミンEとオレイン酸を豊富に含む「コバルトⅡ」という品種で、背丈が中程度で茎も太く、強い雨風でも倒れにくかったり、病気にも強いなどのメリットがあるそうです。
当日は天気にも恵まれたので、空の青色ひまわりの黄色のコントラストが鮮やかです。写真や映像では平坦な場所に見えますが、丘の途中のなだらかな斜面に植えられているので、「わーっ、ひまわりだ―――っ」と叫んで走り回るには……体力が必要です(汗)。
車を停めた反対側の畑を振り返ると…これくらい傾いています。
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そんな、一面のひまわり畑をドローンで撮ったダイナミックな映像が、プロモーション動画に使われていますので、改めてそのパートをご覧ください。
空知プロモーション動画(ひまわり)
前向きに飛びながら、横から後ろを撮影するという、人がやると絶対事故を起こしそうな撮り方を、高性能のドローンくんはきちんと撮ってくれています。

ちなみに、北竜町の公式チャンネルには、別の年に撮影したひまわりまつり会場の映像とともに、キレイな花を咲かせるための地元の皆さんの日々のご努力が収められていますので是非ご覧ください。
北海道北竜町「ひまわりの里」

ひまわりの「裏」の話…

そして今回は、映像に映っていない裏話をしましょう。
先ほど、ひまわりの反対側(まさに「裏」)の畑をチラッとお見せしたので、気づいた方もいるかもしれません。
農道をはさんだ隣の畑には一面の白い花が咲いていました。
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これは北竜町の名産そばの花です。
北竜町のそばの実は、低農薬栽培、大粒のみを厳しく選別する品質管理を徹底しており、石臼でじっくりと挽くことできめ細かい風味のあるそばができるそうです。
そばの香ばしさの中に、太陽をたっぷり浴びた北竜の大地の風味が感じられると、そば通からの評価も高いです。

ひまわり畑の隣にそば畑…そんな北竜の風景をアレンジレシピで再現した料理を、なんと、この「そらち・デ・ビュー」でも紹介していました。
そらち食材deアレンジレシピ ~ じっくり考え・準備した「ひまわり油蕎麦」編 ~
空知の風景を丸ごと料理にして食べる!これは食の魅力にあふれる空知だからこそできることではないでしょうか。
そう、空知プロモーション動画は、空知の四季の風景だけでなく、その裏には空知の食の魅力もたっぷり詰まっていたのです。ん…いや、食の宝庫・空知だからこそ、こんなにも素晴らしい風景が広がっているんですよね。
そんな視点で、この動画改めてご覧ください。(あ、お腹が鳴っちゃうかもしれません。)
空知プロモーション動画 「鈴井貴之 空を知る 心が舞う」


北竜町のひまわり油の取組は、令和2年度ふるさとづくり大賞を受賞しています。
詳細は総務省のホームページからどうぞ


次回もまた、この動画に隠された秘密?!を紹介していきますね。

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