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地域おこし協力隊の飲食店をご紹介します!(北海道・浦臼町)

こんにちは。浦臼町の中村です。今回は浦臼町地域おこし協力隊が経営するキッチンカーと新しくオープンしたカフェの2店舗をご紹介します。

そばスイーツ&ガレット Peony(ピオニー)

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1店舗目は、8月3日に開催された「第14回うらうす夏の味覚まつり」で出店デビューをした、地域おこし協力隊 稲野さんのキッチンカー「そばスイーツ&ガレット Peony(ピオニー)」をご紹介します。

ガレットってどんな食べ物?

私自身ガレットについて知らないことが多かったので、稲野さんに教えていただきました。
ガレットはフランス北西部のブルターニュ地方の郷土料理で、生地にそば粉を使うのが特徴です。薄く円形に焼くのはクレープと似ていますが、ガレットは主に食事として食べられます。

ガレットを作るところを特別に見学!

お客様から注文が入ったので、作るところを見学させてもらいました!
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まずは、生地を円形に整えます。この日の気温が3℃で、鉄板の温度が下がりやすいためキレイに焼くのが難しくなると教えてくれました。
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次に、バターを塗り、トッピングを乗せていきます。今回は卵とベーコン、チーズを乗せた「ガレットコンプレット」。ガレットの中で代表的なものです。
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最後に、焼いた生地が割れないよう慎重に折っていきます。最初の生地を伸ばす工程と最後の折っていく工程が特に集中すると教えてくれました。
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そしてお客様にガレットをご提供。お客様にも撮影許可いただきました、ご協力ありがとうございます。

私もガレットを注文!そして想いを…

初めて食べるガレットなので定番メニューを頼もうと思いましたが、甘いものが好きなのと期間限定という言葉に弱いため、期間限定メニュー「焼き芋あんバター」を注文しました。
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作ってもらいながら、稲野さんにいろいろお聞きしました。

―なぜガレットを?

浦臼の農家さんが伝統的に守り続けてきた「ぼたんそば」をもっと多くの方に知ってほしいと思いました。手打ちそばより習得に時間がかからず、キッチンカーでの提供ができることや浦臼の特産品であるワインやエゾシカ肉との相性を考えてガレットにたどり着きました。

―苦労や大変だったことはありますか?

作り始めるまでは早かったですが、完成までには苦労しました。本場フランスのそば粉と違い、日本のそば粉は粘度が強いためちょうどいい配分を見つけるのが大変でした。トッピングも含めてメニュー完成まで半年かかりました。今後も浦臼の特産品を使って時期に合った新たなメニューを試行錯誤しながら考えていきたいです。
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お話しを聞いている間にガレットができあがりました。そばとバターを焼き上げた香りが食欲をそそり、生地はサクサクでトッピングはモチッとした食感でした。焼き芋あんはしつこくないちょうどいい甘さで生地の塩気とのバランスが絶妙でした。

今後も町内に限らず、町外のイベントでも出店する予定ですので、インスタグラムやHPで出店情報をご確認ください。

そばスイーツ&ガレット Peony
【HP】https://note.com/soba_peony/n/n919951ae0064
【Instagram】https://www.instagram.com/peony.soba

Cafe 晴耕雨読

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2店舗目は、10月31日にグランドオープンした、地域おこし協力隊 荒尾さんのお店「Cafe 晴耕雨読」をご紹介します。
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奥のお部屋から全体の写真を撮らせていただきました。民家だった住宅をカフェにしているため、実家に帰ってきたような安心感があります。

―Cafe晴耕雨読の名前にはどんな思いが

晴耕雨読には「悠々自適な生活を送る」という意味があります。浦臼の田園風景を眺めながら、のんびりした雰囲気を感じられるカフェにしたいと思い晴耕雨読という名前にしました。
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今回はカフェのこだわりポイントである「田園風景を眺められる席」で風景と食事を楽しませてもらいました。

様々なメニューがある中、以前食べ損ねた「ミートパイ」を注文!
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サクサクのパイ生地の中にジューシーで濃厚なミートソースがびっしりと詰まっていて食べごたえがあり、とても美味しかったです。子どもから大人まで、どの世代の方も美味しく食べられる味でした。

ミートパイの他にもう1つカフェっぽいメニューを食べたいと思ったので、「フレンチトースト」も注文!!
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フレンチトーストの上にアイスと数種のベリーが乗っており、都心のカフェで出てきてもおかしくないくらいおしゃれでした。
もちもち食感がしっかり残ったフレンチトーストは、アイスとベリーを一緒に食べるとアイスの甘さにベリーの酸味が相性抜群で、思わずもう一口と手が伸びてしまうくらい美味しかったです。

ランチタイムとディナータイム

今回の取材ではランチタイムにお邪魔しましたが、18時から21時までのディナータイムはおばんざい営業としてコース料理を楽しむことができます。

―どんなメニューを楽しめますか?

できるだけ浦臼でとれた食材を使っていて、お米は有機JAS認証の完全無農薬のものを使っているのでお客様からもおいしいと好評です。水産物は浦臼では獲れないので、出身地の高知県の名産かつおとぶりのたたきを提供しています。藁焼きで作っているのでスモーキーな美味しさを実感できると思うのでぜひ食べに来てほしいです。

田園風景を眺めながら食事を楽しめる「Cafe晴耕雨読」にぜひ足を運んでみてください。

Cafe晴耕雨読
【ランチタイム】水11:00~16:00 金・土11:0017:00(予約優先)
【ディナータイム】月~土 18:00~21:00(完全予約制)
【定休日】日・祝・第3土曜日
【ご予約・お問い合わせ】090-1526-3174
【Instagram】https://www.instagram.com/cafe_seikouudoku/
【公式LINE】lin.ee/luqfzd5

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