国道275号メロンの旅&空知のメロンを食べ比べてみた話(北竜ひまわりメロン、暑寒メロン、うらうすメロン)
更新日2022.08.04
♪今年のメロンは(特に)よいメロン!?
意外にフルーツ天国な北海道・空知地域です。
初夏になればイチゴにサクランボ。
そしてハスカップ、ブルーベリーといった果樹に、スイカ、メロンと続きます。
秋にはリンゴ、ナシにブドウ。あ、ブドウは、生食用というよりはワイン原料の方が多いかな。
その中で、今が旬のメロン。
代表選手は、みなさんご存知「夕張メロン」。
その他にも、空知の各地で、様々な赤肉・青肉のメロンが生産されています。
先日、夕張市内で夕張メロンについていろいろお話を伺いました。
詳しくはこちらをご覧くださいね↓
そのまま食べるだけじゃない!?夕張メロンの多彩なカタチ
夕張だけじゃなく、あちこちの直売所などでお話を伺うと、みなさん口を揃えて「今年のメロンは、特においしくできていますよ」とおっしゃいます。
そう言われると、ますますいろいろ、食べたくなりますよね。
そこで。一度やってみたかった「空知のメロン食べ比べ」を決行したいと思います。
初夏になればイチゴにサクランボ。
そしてハスカップ、ブルーベリーといった果樹に、スイカ、メロンと続きます。
秋にはリンゴ、ナシにブドウ。あ、ブドウは、生食用というよりはワイン原料の方が多いかな。
その中で、今が旬のメロン。
代表選手は、みなさんご存知「夕張メロン」。
その他にも、空知の各地で、様々な赤肉・青肉のメロンが生産されています。
先日、夕張市内で夕張メロンについていろいろお話を伺いました。
詳しくはこちらをご覧くださいね↓
そのまま食べるだけじゃない!?夕張メロンの多彩なカタチ
夕張だけじゃなく、あちこちの直売所などでお話を伺うと、みなさん口を揃えて「今年のメロンは、特においしくできていますよ」とおっしゃいます。
そう言われると、ますますいろいろ、食べたくなりますよね。
そこで。一度やってみたかった「空知のメロン食べ比べ」を決行したいと思います。
国道275号 通称「メロン・スイカ街道」(と命名したい)
まず、メロンを調達しなくては。
とはいえ、空知地域には市と町が24もあって、三重県とほぼ同じ広さ。しかも、メロンを生産していないまちは数カ所しか思い付きません。どこのメロンをセレクトするか、迷ってしまいますね。
最近、北海道では赤肉メロンの方がメジャーなのですが、赤に負けるな!頑張れ!というエールを込めて、青肉メロンを購入することに。(いえ、個人的に青肉の方が好きなだけです。)
となれば、やはり国道275号でしょう。
そう、空知地域の西部を縦貫する国道275号沿いには、青肉メロンを生産しているまちが連なっているのです。
道路事情(と、ついでに各市町の観光情報)は、こちらのマップでご確認くださいね↓
とはいえ、空知地域には市と町が24もあって、三重県とほぼ同じ広さ。しかも、メロンを生産していないまちは数カ所しか思い付きません。どこのメロンをセレクトするか、迷ってしまいますね。
最近、北海道では赤肉メロンの方がメジャーなのですが、赤に負けるな!頑張れ!というエールを込めて、青肉メロンを購入することに。(いえ、個人的に青肉の方が好きなだけです。)
となれば、やはり国道275号でしょう。
そう、空知地域の西部を縦貫する国道275号沿いには、青肉メロンを生産しているまちが連なっているのです。
道路事情(と、ついでに各市町の観光情報)は、こちらのマップでご確認くださいね↓
ということで。
国道275号を走りながら、青肉のメロンを買う旅に出かけます。
ちなみに、この国道沿いでは、おいしいスイカにも結構出会えます。でも今日は、メロンに集中。目移りしてスイカも買っちゃわないようにします。ガマン、ガマン。
国道275号を走りながら、青肉のメロンを買う旅に出かけます。
ちなみに、この国道沿いでは、おいしいスイカにも結構出会えます。でも今日は、メロンに集中。目移りしてスイカも買っちゃわないようにします。ガマン、ガマン。
北竜ひまわりメロン、暑寒メロン(雨竜町)に、うらうすメロン
最初にやってきたのは、北空知エリアの北竜町。
ここから旅をスタートして、札幌方面へ向け、国道275号を南下していきます。
北竜町は「ひまわりの里」として有名なまちです。
空の青と黄色のひまわり畑のコントラストは、まさに絶景。約23ヘクタールの畑に咲き誇るひまわりは、何と200万本!圧巻のスケールですよ!
今の季節は、ちょうど「ひまわりまつり」開催中。
気になった方は、過去記事をチェックしてくださいね↓
「夏に行きたいひまわり畑」アンケートで見事第1位!北竜町「ひまわりまつり」 が始まります~!
さて、「道の駅 サンフラワー北竜」に到着。
ここから旅をスタートして、札幌方面へ向け、国道275号を南下していきます。
北竜町は「ひまわりの里」として有名なまちです。
空の青と黄色のひまわり畑のコントラストは、まさに絶景。約23ヘクタールの畑に咲き誇るひまわりは、何と200万本!圧巻のスケールですよ!
今の季節は、ちょうど「ひまわりまつり」開催中。
気になった方は、過去記事をチェックしてくださいね↓
「夏に行きたいひまわり畑」アンケートで見事第1位!北竜町「ひまわりまつり」 が始まります~!
さて、「道の駅 サンフラワー北竜」に到着。
道の駅に向かって右手に、「北竜町農畜産物直売所 みのりっち北竜」があります。
中をのぞいてみると…ありました、ひまわりメロン!
「龍の鈴」という青いシールが貼られていますね。カッコいい名前です。
「龍の鈴」という青いシールが貼られていますね。カッコいい名前です。
この日は海の日で、三連休の最終日。お店の方に伺うと、
「おととい・昨日と結構売れて、品薄になっているのですが、この後、今日収穫したメロンが入荷する予定です。」
大人気なんですね。そんな「北竜ひまわりメロン」の特徴は?
「北竜ひまわりメロンの特徴は、さわやかな甘さと柔らかさにあります。今年は天候も順調で、大きく育ちましたよ。」
とお話を伺っていると、お店の奥の方で、お客さんが、一生懸命、スイカを品定めしています。
「わぁ~このスイカ!大きい!大家族向けのサイズね!」
メロンだけじゃなく、スイカの生育も良いようです。
…あ、今日はスイカじゃない、メロン、メロン。
1玉購入して、次に向かいます。
北竜町から国道275を札幌方面に走ること15分あまり。やってきたのは、北竜町のおとなり、雨竜町です。
稲作を中心とした農業のまちで、ラムサール条約の登録湿地に指定されている「雨竜沼湿原」は、標高850メートルの高地に広がる国内有数の湿原です。
「おととい・昨日と結構売れて、品薄になっているのですが、この後、今日収穫したメロンが入荷する予定です。」
大人気なんですね。そんな「北竜ひまわりメロン」の特徴は?
「北竜ひまわりメロンの特徴は、さわやかな甘さと柔らかさにあります。今年は天候も順調で、大きく育ちましたよ。」
とお話を伺っていると、お店の奥の方で、お客さんが、一生懸命、スイカを品定めしています。
「わぁ~このスイカ!大きい!大家族向けのサイズね!」
メロンだけじゃなく、スイカの生育も良いようです。
…あ、今日はスイカじゃない、メロン、メロン。
1玉購入して、次に向かいます。
北竜町から国道275を札幌方面に走ること15分あまり。やってきたのは、北竜町のおとなり、雨竜町です。
稲作を中心とした農業のまちで、ラムサール条約の登録湿地に指定されている「雨竜沼湿原」は、標高850メートルの高地に広がる国内有数の湿原です。
【昨年7月下旬 雨竜沼湿原の様子】
「道の駅 田園の里うりゅう」内で、暑寒メロンの特設コーナー開設中!という情報をゲットしましたので、のぞいてみましょう!
「道の駅 田園の里うりゅう」内で、暑寒メロンの特設コーナー開設中!という情報をゲットしましたので、のぞいてみましょう!
あ。ここの道の駅、25周年なんですね。おめでとうございます♪
この横断幕の向こうに、暑寒メロンの特設コーナーを発見。
この横断幕の向こうに、暑寒メロンの特設コーナーを発見。
おぉ~。「暑寒メロン」の箱がいくつも並んでいます。
ちなみに、「暑寒」は地名です。雨竜沼湿原の先には、南暑寒別岳(1,296メートル)、そして暑寒別岳(1,492メートル)があります。
ちなみに、「暑寒」は地名です。雨竜沼湿原の先には、南暑寒別岳(1,296メートル)、そして暑寒別岳(1,492メートル)があります。
※価格は大きさや日によって変動します。
立派なメロン。どれもおいしそうですね。
担当の方に手伝っていただいて、特においしそうな1玉を選びました。
この「暑寒メロン」コーナーは、例年、7月中旬から8月上旬まで開設しているのだとか。時間は、午前9時半から午後3時まで。地方発送にも対応してくれますよ。
メロンのシーズンもそろそろ終盤にさしかかっています。ご利用の方は、お早めにお越しくださいね。
さて、再び国道275号へ。次は、浦臼町を目指します。所要時間は30分ほど。
浦臼町と言って真っ先に思い浮かぶのは、日本一の面積を誇るワイン用のブドウ畑。ワイン好きにはたまらない景観です。(あくまで飲んべえの個人的な感想です。)
立派なメロン。どれもおいしそうですね。
担当の方に手伝っていただいて、特においしそうな1玉を選びました。
この「暑寒メロン」コーナーは、例年、7月中旬から8月上旬まで開設しているのだとか。時間は、午前9時半から午後3時まで。地方発送にも対応してくれますよ。
メロンのシーズンもそろそろ終盤にさしかかっています。ご利用の方は、お早めにお越しくださいね。
さて、再び国道275号へ。次は、浦臼町を目指します。所要時間は30分ほど。
浦臼町と言って真っ先に思い浮かぶのは、日本一の面積を誇るワイン用のブドウ畑。ワイン好きにはたまらない景観です。(あくまで
【昨年秋のブドウ畑の様子(浦臼町内で撮影)】
浦臼町内の国道275号沿いには、夏場になると、スイカやメロンの直売所が何軒かオープンしています。
わが家でいつも利用している直売所へ向かったところ…残念。この日はシャッターが閉まっていました。売り切れちゃったのかな。
では、道の駅を目指しましょう。
「道の駅つるぬま」の周辺には、鶴沼公園に温泉、キャンプ場などの観光スポットがいろいろ揃っています。
その一角にある「野菜と花の直売所ゆめや」へ。
浦臼町内の国道275号沿いには、夏場になると、スイカやメロンの直売所が何軒かオープンしています。
わが家でいつも利用している直売所へ向かったところ…残念。この日はシャッターが閉まっていました。売り切れちゃったのかな。
では、道の駅を目指しましょう。
「道の駅つるぬま」の周辺には、鶴沼公園に温泉、キャンプ場などの観光スポットがいろいろ揃っています。
その一角にある「野菜と花の直売所ゆめや」へ。
お、メロン発見。
上段の右側が青肉メロン。「キングメルティー」という品種です。
「幻の青肉メロン」という表示に、胸が高鳴ります♪
上段の右側が青肉メロン。「キングメルティー」という品種です。
「幻の青肉メロン」という表示に、胸が高鳴ります♪
どのメロンも、皮が少し黄色味を帯びていますね。
お店の方に聞いてみると、「食べ頃は2~3日後ですね。」とのこと。
あ、そうか…。
最近、北海道内の道の駅や直売所では、よく「○月○日頃が食べ頃です」という表示を、メロンひとつひとつにつけてくれていたりします。
そう、収穫直後のメロンは通常、青味がかっていて硬く、食べ頃ではありません。
おいしく食べるには、数日、常温で保存して「追熟」させる必要がある果物なのです。
先ほど購入した「北竜ひまわりメロン」と「暑寒メロン」は、いずれも購入の際に、「5~6日後が食べ頃」とお店の方が教えてくれました。追熟はこれから、ということです。
一方、うらうすメロンは、追熟が進んできている状態。
「3種類同時に食べ比べ」をするには、食べ頃のタイミングが合うメロンを調達しなければならないのですが、生育状況や品揃えによっては、それが難しい場合もある…ということなんですね。
よし。今回はメロンの状況に応じて、実食は2回に分けて行うことにしましょう。
ということで、うらうすメロン1個、購入です!
ここから更に、国道275号を進んで、月形町で特産の青肉メロン「月雫(つきのしずく)」を購入したいところですが-、時間とお財布の都合により、旅はここで終了。(涙)
今回は3種類で食べ比べをしたいと思います!
お店の方に聞いてみると、「食べ頃は2~3日後ですね。」とのこと。
あ、そうか…。
最近、北海道内の道の駅や直売所では、よく「○月○日頃が食べ頃です」という表示を、メロンひとつひとつにつけてくれていたりします。
そう、収穫直後のメロンは通常、青味がかっていて硬く、食べ頃ではありません。
おいしく食べるには、数日、常温で保存して「追熟」させる必要がある果物なのです。
先ほど購入した「北竜ひまわりメロン」と「暑寒メロン」は、いずれも購入の際に、「5~6日後が食べ頃」とお店の方が教えてくれました。追熟はこれから、ということです。
一方、うらうすメロンは、追熟が進んできている状態。
「3種類同時に食べ比べ」をするには、食べ頃のタイミングが合うメロンを調達しなければならないのですが、生育状況や品揃えによっては、それが難しい場合もある…ということなんですね。
よし。今回はメロンの状況に応じて、実食は2回に分けて行うことにしましょう。
ということで、うらうすメロン1個、購入です!
ここから更に、国道275号を進んで、月形町で特産の青肉メロン「月雫(つきのしずく)」を購入したいところですが-、時間とお財布の都合により、旅はここで終了。(涙)
今回は3種類で食べ比べをしたいと思います!
「きき酒」ならぬ「ききメロン」!?
さて。
メロンの旅で購入した3つのメロン。食べ比べを開始しましょう!
メロンの旅で購入した3つのメロン。食べ比べを開始しましょう!
【うらうすメロン(手前)、暑寒メロン(左上)、北竜ひまわりメロン(右上)】
食べ比べは、メロンの食べ頃(追熟の状況)に応じて、2回に分けて行いました。
・1回目:メロンの旅の2日後、うらうすメロンを試食
・2回目:メロンの旅の約1週間後に、暑寒メロンと北竜ひまわりメロンを試食
参加者は、各回とも「そらち・デ・ビュー」のスタッフ6名。ただし、うち2名は、2回目に参加できなかったため、別のスタッフ2名が代わりに参加しています。(両方の回とも参加したのは4名です。)
最初はどこのメロンかを一切知らせずに、食べてもらいます。
「きき酒」ならぬ「ききメロン」です(笑)
食べ比べは、メロンの食べ頃(追熟の状況)に応じて、2回に分けて行いました。
・1回目:メロンの旅の2日後、うらうすメロンを試食
・2回目:メロンの旅の約1週間後に、暑寒メロンと北竜ひまわりメロンを試食
参加者は、各回とも「そらち・デ・ビュー」のスタッフ6名。ただし、うち2名は、2回目に参加できなかったため、別のスタッフ2名が代わりに参加しています。(両方の回とも参加したのは4名です。)
最初はどこのメロンかを一切知らせずに、食べてもらいます。
「きき酒」ならぬ「ききメロン」です(笑)
【↑上:Aのメロン(実は暑寒メロン)、下:Bのメロン(実は北竜ひまわりメロン)】
【↓Cのメロン(実は浦臼メロン)】
【↓Cのメロン(実は浦臼メロン)】
さて、わかるかな?
まず、「空知産のメロン」という情報だけを提供して、産地を予測してもらいました。
が、さすがにノーヒントだと難しいですね。
この時点では、正解者はゼロ。
ちなみに、メロンの感想はこんな感じでしたよ。
が、さすがにノーヒントだと難しいですね。
この時点では、正解者はゼロ。
ちなみに、メロンの感想はこんな感じでしたよ。
※あくまで参加者の個人的な感想です。
感想が出そろったところで、「うらうすメロン」「暑寒メロン」「北竜ひまわりメロン」の3択を提示したところ、参加者からは「おぉ~」とどよめきが。
それもそのはず。ノーヒントの段階では、浦臼、雨竜、北竜のほかに、芦別、三笠、深川、栗山、月形、奈井江といった、空知地域のメロン産地の名前がいろいろ登場していましたので。
感想が出そろったところで、「うらうすメロン」「暑寒メロン」「北竜ひまわりメロン」の3択を提示したところ、参加者からは「おぉ~」とどよめきが。
それもそのはず。ノーヒントの段階では、浦臼、雨竜、北竜のほかに、芦別、三笠、深川、栗山、月形、奈井江といった、空知地域のメロン産地の名前がいろいろ登場していましたので。
ここから、浦臼、雨竜、北竜の、どのメロンかを選んでもらいましょう!
みんなに悩みに悩んで選択してもらった上で、正解を発表。
・1回目と2回目の両方の試食に参加した4名中、2名が正解!
・2回目の試食のみ参加した2名中、1名が正解!
という結果になりました。
それにしても。
ひとくちに「青肉メロン」といっても、品種ごと、産地ごとの違いって、結構あるものなのですね。食べ比べをしてみて、よ~くわかりました。
甘さで選ぶか、みずみずしさで選ぶか、香りで選ぶか。
いろいろ食べて、自分好みのメロンを見つけるのも、いいかもしれませんね。
しかし!共通して言えることはひとつ!
みんなに悩みに悩んで選択してもらった上で、正解を発表。
・1回目と2回目の両方の試食に参加した4名中、2名が正解!
・2回目の試食のみ参加した2名中、1名が正解!
という結果になりました。
それにしても。
ひとくちに「青肉メロン」といっても、品種ごと、産地ごとの違いって、結構あるものなのですね。食べ比べをしてみて、よ~くわかりました。
甘さで選ぶか、みずみずしさで選ぶか、香りで選ぶか。
いろいろ食べて、自分好みのメロンを見つけるのも、いいかもしれませんね。
しかし!共通して言えることはひとつ!
空知のメロン、いろいろ美味しいのが揃ってま~す!
メロンのシーズンもそろそろ終盤ですが、まだまだ、空知のいろ~んなメロン、食べまくるぞ~!
…もちろん、お財布の中身と相談しながら、になりますけれどね(汗)
…もちろん、お財布の中身と相談しながら、になりますけれどね(汗)
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