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Kids アート教室 はるの木【空知アトリエ】 今シーズンも始まりました!

ちょうど2年前にもこの「そらち・デ・ビュー」で紹介させていただきましたが、
子どもを対象にした『kidsアート教室』


さらにパワーアップして、今シーズンも教室がスタートしたとお聞きして、
会場のアルテピアッツァ美唄まで行ってきました!


子ども達の無限大の創造力に圧倒され、
実は大人が刺激を受ける「オトナの教室」?!と思えるくらい
楽しいアートな半日を、皆さんも是非感じてみてください。

改めてkidsアートはるの木とは

個を伸ばす教育として知られる北イタリアの「レッジョエミリア教育」の概念を取り入れ、
作品の評価はせず、子どもの自由な発想を大切に
カタチにしていく活動をサポートしているという「kidsアート教室」。
上手にできることだけではなく、創作中に感じたこと、考えたことを大切に、
子ども達が自由に自分を表現できる空間作りをめざしています。


発祥のレッジョエミリア市、皆さんもよくご存じのある食べ物の発祥の地です。
わかりましたか?「レッジョ」がなんとなくヒントです!?
そう、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ!
イタリアチーズの王様と言われる、パスタの仕上げにかけるあのチーズです。
 
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美しい自然環境と豊かな農産物に恵まれた土地で生まれた教育…
なんとなく北海道や空知の環境とも共通点がありそうです。

今日テーマは?

はるの木では、その月ごとのテーマ創作+季節に合わせた材料や
期間限定のモチーフを取り入れた自由創作という内容で活動しています。


まだ肌寒さの残る空知の春、今回のテーマは何だろう?と期待していたんですが、
参加するご家族には事前にこんな連絡が届いていたそうです。
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「みどりを作ろう」
なるほど、雪で白一色だった冬から、北海道はこれから新緑の季節!
だからみどりを作るんですね。

しかも「4~6月の3ヶ月で1つの作品を作る」と。
なかなかの大作になりそうですよ。

と期待に胸を膨らませ、会場のアルテピアッツァ美唄へ。

 
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シートの敷かれた会場には、長―い模造紙が十字においてあって、
まるでA滑走路とB滑走路?!

この滑走路から、子ども達の無限大の創造力が飛び立ちます!
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続々とやってくる今回のFamily Art Class に参加の皆さん。
3歳から小学生くらいまでのお子さんとお母さん、お父さん。
日曜のアート教室に家族でお出かけなんて、
昭和の時代、私たちの子どもの頃はなかったなぁ。(うらやましい)
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お子さんが8人くらい、親御さん10人くらいの皆さんがそろったところで、
はるの木空知を運営しているTachiさんの合図とともにスタートです。


創作スタイルはいたって自由、そうパルミジャーノチーズの精神
…じゃなかったレッジョエミリア教育でした(汗)。


たちさんから説明のあったのは、たった2つ。

・今日は、みどりを作りまーす
・絵の具を混ぜて自分の好きなみどりをつくって塗ってくださーい

いろんな「みどり」ができていく

色の3原色って美術の授業で習いましたよね。

をつくるには…青と黄色ですよね。

用意されている絵の具は、緑っぽいのもあり、他の色もあり、
この辺も緩やかに子ども達の想像力に任せているようですね。
まず、絵の具をブレンドして、適量の水を混ぜながら、自分の好きな緑色を作っていきます。
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そして色を作ったら、用意された模造紙にひたすら塗っていきます。
全部緑に塗りつぶしたり、重ねて塗って絶妙のコントラスを表現したり…。
お父さん・お母さんやお友達に相談しながらの子もいれば、自分の世界に没頭する子もいます。
この段階になると子ども達の集中力もMaxです。
刷毛で塗るだけでは物足りないというアーティストも登場!
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次々といろんな「みどり」ができあがっていきました。
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来月以降はこれをアートの素材に使って、何かを作っていくそうです。
何ができるかは、子ども達の想像力次第!


豊かな自然の中、子ども達がアートに親しんでいる環境のそばで、
大人も一緒に楽しんでいる様子が印象的でした。
毎日仕事や家事に追われて、ちょっぴりお疲れモードの皆さんへの
「オトナの癒やし」になってます!

また、家では見れない子ども真剣な表情や楽しい様子に、
新しい発見や刺激をもらっているようでした。


 

続いて自由創作の時間

テーマアートの後は、自由創作の時間です。
さらに自由に子ども達が好きなアートを作っていきます。

お友達の誕生会用のプレゼント、思い出の写真のアルバム、生き物を思わせるアート作品!?など
子ども達が思い思いのアート作品を作っていきます。

子ども達本人からすると、アート作品を作っているというよりも、
アート素材を使って楽しく遊んでいる感覚なんでしょうね。

 
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アート素材のバイキング!

窓際のスペースには、彩り鮮やかな色紙やウレタン、
端材、綿素材や色塗り用の絵の具やマジック、はさみやのり、
メンディングテープな様々なアート素材が並んでいます。
もう少しあたたかい季節になると、葉っぱなどの自然素材も並ぶそうです。
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子ども達は、まるで朝食バイキングのように、
好きな素材、使いたい素材をこのコーナーから自由に取っていき
自分のアート作品に使用していきます。


ここで素材を選んで、「何に使えるかなぁ」と考える瞬間が、
子ども達の想像力を育てる源泉になっているんだなと思いました。

そして、指導のたちさんからはこんな話も伺いました。

 
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タイルは、建築業者さんのサンプルを提供していただいた端材だそうです。
このほか、皮製品の端材なども地元事業者さんからのご協力で活用しているそうです。


その地域にゆかりのある素材をもっと集めて、
それをアートの素材に使っていくことを目指しているとのこと。
それは子ども達に、その地域の歴史や文化、魅力を学んでもらえる機会にも繋がります。

空知で地元素材といえば…
例えばワインの使用済みコルクとか、稲の麦わらとか、木工用の端材などなど
いろいろありそうです。
「地域の産業」と「アート」と「子ども達」が繋がる、そんな夢も!


 

今年は11月まで開催

今シーズンのkidsアート教室は11月まで開催。
今回見学した親子で一緒に創作活動を楽しむFamily Art Classのほか、
お子さんをお預かりして創作活動を楽しむKids Art Class、
学童保育のkidsアート版とも言えるAfter School Class、
そして木育おもちゃや感触遊びを親子で楽しむBaby Art Classの4クラスで、
子どもも大人もアートを楽しむことができます。
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お問い合わせ・お申し込みは下記までお気軽にどうぞ。

Kidsアートスタジオ はるの木 空知
メール:rayoci77@yahoo.co.jp
TEL:090-6210-3812
https://peraichi.com/landing_pages/view/o68jh/

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