仲間と共に若手醸造家が造り上げるワイン【宝水ワイナリー】
更新日2020.05.28
みなさん、こんにちは。
北海道の空知エリアは、6つのワイナリーと数多くのヴィンヤードを擁する日本有数のワイン産地であることをご存じですか?
今回は、その中でも、若手醸造家が仲間とともに、ブドウ栽培から醸造まで一貫してこだわりのワインを造り上げている「宝水ワイナリー」をご紹介します。
また、先日、2019ヴィンテージのワインがリリースされたばかりですので、ぜひ、ネット(http://housui-winery.co.jp/)で購入してご自宅で味わってみてくださいね♪
北海道の空知エリアは、6つのワイナリーと数多くのヴィンヤードを擁する日本有数のワイン産地であることをご存じですか?
今回は、その中でも、若手醸造家が仲間とともに、ブドウ栽培から醸造まで一貫してこだわりのワインを造り上げている「宝水ワイナリー」をご紹介します。
また、先日、2019ヴィンテージのワインがリリースされたばかりですので、ぜひ、ネット(http://housui-winery.co.jp/)で購入してご自宅で味わってみてくださいね♪
宝水ワイナリーとは?
宝水ワイナリーは、2002年に岩見沢市の地域振興を目的とした補助事業で、地元の農家が主体となり「岩見沢市特産ぶどう振興組合」を立ち上げたところから産声をあげました。当初は、自社農園のブドウを委託醸造にてワインに仕上げていましたが、自身の味を追究したいという想いにより、醸造設備を整え免許を取得し、2004年に宝水ワイナリーを設立しました。ブドウ栽培を始める前は米農家だった代表取締役の倉内さん(写真真ん中)、栽培から醸造、販売まで何でもこなす久保寺さん(写真左)、皆が困ったときに頼りになる杉山さん(写真右)のほか、互いの顔や気持ちが手に取るようにわかる仲間とともに、ワイン造りをしているのが、岩見沢市の宝水町にある「宝水ワイナリー」です。
若手醸造家の久保寺祐己さんとは、どんな人?
久保寺さんは、山梨県石和町出身。物心ついた頃から、日常の景色の中にブドウ畑が広がっていたそうです。高校時代は、数学や化学が大好きな理系少年で、特に、理科の実験に魅了されたことが、醸造家を目指すようになったきっかけの一つとのこと。
「化学実験とは、自分の見えない部分で化学反応が起こり、全く別の物質が作られる。そういう見えない世界というのが好き。大人になって考えてみると、ワインもそうで、一見目には見えないけど、ブドウの果汁の中で化学反応や酵素、微生物の反応が起きるからこそワインになる。やっぱりワインを造る過程が好き。」と、照れながら久保寺さんは語ってくれました。
日本酒でもビールでもなくワインの醸造家を目指した理由は、原料から醸造まで一貫して自分で造れるのはワインであり、また、久保寺さんにとって、ブドウ畑は身近にあって当たり前の景色だから。そんなことから、本格的にワインの醸造家になることを決意しました。
就職活動を目前としていた学生時代に2泊3日で宝水ワイナリーを訪問。そのときの「ブドウ畑と醸造施設が併設していて、まさに自分が思い描く6次産業化のイメージだ」という直感により、宝水ワイナリーに就職したそうです。
「醸造の技巧にばかり頼るのではなく、土地やブドウの声を聴き、僕が土地とブドウに寄り添って合わせるようにしています。土地は繊細だし、土地本来の持つミネラルや塩味は消えやすいから、良さを引き出してあげるのが自分の役目だと思っています。」と、ワイン造りへのこだわりについても最後に語ってくれました。
では、宝水ワイナリーのワインをご紹介します
宝水ワイナリーのワインは、自社畑ブドウを使用した「RICCA」シリーズをはじめ、倉内社長の畑のブドウなどを使用した「宝水ワイン」シリーズなどをリリースしており、すべてのブランドにおいて、冷涼感、美しさ、凛としたものを兼ね備えている「雪」をイメージしています。次に、2019ヴィンテージの一部をご紹介します!
「RICCAシャルドネ2019」
2019年のブドウは、粘性が高く、凝縮感がある出来とのこと。こちらのワインは、リンゴや蜂蜜のような香りを持ち、綺麗で透明感のある飲み口です。余韻の酸味、収斂味が味わいを引き締めます♪
「魚介のマリネやサラダ、旬のアスパラなどと相性抜群です。」と久保寺さん。
(ぶどう産地:自社農園(北海道岩見沢市)、アルコール度数:11.5%、味わい:やや辛口)
「ポートランド2019」
ポートランドは、元々、倉内社長の畑で栽培しており、宝水ワイナリー設立のきっかけとなった品種の一つです。2019年のブドウは、甘味と酸味のバランスがよいとのこと。
こちらのワインは、ブドウ由来のキャンディーを思わせる芳醇な香り。すっきりとした甘味と酸味が調和した雑味の少ない飲み口です♪
「ブドウそのままの香りが強いため、デザートや柑橘系の果物との相性が抜群です。特に、マーマレードを添えたレアチーズケーキがオススメです。」と久保寺さん。
(ぶどう産地:北海道岩見沢市、アルコール度数:8%、味わい:やや甘口)
最後に・・・
宝水ワイナリーは、醸造施設にショップを併設しており、ワインやグッズの購入のほか、敷地内で味わえるソフトクリームも大人気です♪とは言え、しばらくは自粛を余儀なくされるため、宝水ワイナリーのワインは、ホームページより購入できますので、まずは、お家でワインをお楽しみください。
ホームページ→ http://housui-winery.co.jp/
また、新型コロナウイルス感染症の状況が落ち着き、道内外において自由に行き来出来るようになりましたら、ぜひ、宝水ワイナリーへ遊びに行きましょう!きっと、倉内社長、久保寺さん、杉山さんのほか、従業員の皆さんが、笑顔でお迎えしてくれると思います(*^-^*)
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