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目指せ、未来の食育リーダー!(食育フォーラム@岩見沢市)

みなさんこんにちは!
空知総合振興局農務課のアグリ男です\(^O^)/


振興局では、岩見沢農業高等学校の生徒を対象に、農業が盛んな空知地域で生産から加工までの体験を通じて学びを深める「食育」の取組を応援しています。

将来、素晴らしい食育リーダーとなった生徒の皆さんが、空知の農業・農村のもつ多様な魅力を発信してくれることに、期待が高まります!

その一環として、今回は1月16日(月)に開催した「食育フォーラム」の内容をご紹介!

まず、当日は岩見沢農業高等学校食品科学科食育専攻班の2・3年生が1年間を通じて取り組んできた食育活動について、発表しました。

2年生は、1泊2日の農家民泊の体験を中心に発表。

2022年7月に生徒たちが空知管内の4軒の農家に分宿し、ジャガイモや玉ねぎの収穫、トマトやブルーベリーの収穫など様々な作物の農作業を体験した、農家民泊

発表の中で、「体力の必要な農作業の大変さを改めて実感することができた」との感想が述べられました。
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(2年生の発表)

続いて3年生は、「岩農食農塾」の取組についての発表。

「岩農食農塾」とは、高校生が先生となって小学生と食べ物の生産から調理までの流れを一緒に体験する取組です。

小学生には、田植え体験などの説明を一度で理解してもらうことが難しいため、言葉の簡略化や小学生を支えながら一緒に体験するなど、「相手の目線に合わせた工夫を凝らした。」とのこと。

また、「調理を行ったことで、食の大切さを知り、食育活動の必要性について、改めて気づくことが出来た」とも話していました。

確かに、食育活動を展開する上で、小学生と高校生では、やり方やアプローチが大きく異なってきます。

小学生の生徒たちにキチンと理解してもらえるような、より良い「学び」の場の提供に向けて、私達もしっかりとサポートしていきたいと思います!
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(3年生の発表)
 
岩見沢農業高等学校の生徒の皆さん、素晴らしい発表をありがとうございました!

次に、札幌保健医療大学非常勤講師の山際さんによる講演で、テーマは「地域社会と食育~食環境のネットワーク」。

山際さんは、「食育には学校と地域、家庭との連携が大切」述べつつ、これまで携わってきた、地元食材を使った親子料理教室、農業体験などについて、紹介してくださりました。
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(山際先生の講演)
 
最後に、岩見沢市情報政策部情報政策課情報化推進係長の山﨑さんによる、岩見沢市のスマート農業の取組についてのお話です。

※「スマート農業」って何?と思った方は、過去記事でご紹介していますので、こちらもご覧くださいね↓
【スマート農業】そらち・デ・ビュー スマ農通信


「人口減少の中で、いかにスマート農業を利用していくかが大切」「これまでの『農業の3K』である『きつい、汚い、危険』を、『農業の新・3K』である『かっこ良い、稼げる、感動できる』に変えていきたい」という言葉がとても印象的でした。
 
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私自身、当日の講演を聴く中で、地域連携の大切さや新たな農業となるスマート農業の可能性について改めて学ぶことができ、とても勉強になりました。

岩見沢農業高等学校の生徒の皆さんにとっても、今回の発表や講演が、今後の新たな食育活動のきっかけとなっていれば嬉しいです。

そして、何より!
将来、皆さんが素晴らしい食育リーダーになってくれることを期待しています!

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