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【空知移住者インタビュー/上砂川町】まちの人々と触れ合い、家族でのびのび暮らせるまちへ

空知に移住した方々にお会いして、移住までの経緯や思い、移住先でのリアルな暮らしの様子などをインタビューし、移住を検討している方に空知の魅力を知ってもらう「空知移住者インタビュー」!
第6回目に突入です!

今回は「北海道で一番小さなまち」としても知られる上砂川町在住で、現在集落支援員として活動しているKarl Robin Eklund(エクルンド・カール・ロビン)さんにインタビュー。

彼が上砂川町に住むまでの経緯に加え、そこでの生活について、紹介します!

奥さんとの出会いとそれから

ロビンさんはスウェーデンの中央エリアに位置するダーラナ県ファールン市生まれ。
大学生になるまで、同県ボルレンゲ市で過ごしました。
ダーラナ県
自然豊かな森の中で暮らし、学生時代はバスで小一時間かけて街中の学校まで通っていたそうです。

大学では2年間にわたってソーラーテクノロジー関係の勉強をし、2013年頃に東京へ語学留学。東京のシェアハウスで暮らす中、現在の奥さま(藍さん)と出会います。

やがて彼女と結婚して子どもを授かったことで、家族でスウェーデンへ戻ることに。
その後、約5年間に及ぶスウェーデン生活の中で第2子に恵まれたご夫婦ですが、徐々に「(藍さんの故郷の)日本で暮らしたい」という思いが芽生えてきたようです。
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スウェーデンでの結婚式後のパーティー
藍さんが北海道千歳市出身であることから、北海道への移住を決めたロビンさんが着目したのは「地域おこし協力隊」。
カフェを経営したいと考えていた彼にとって、比較的柔軟に活動できそうな上砂川町の協力隊員が魅力的に映ったんだとか。

また、2人のお子さんが自然豊かな田舎でのびのび育ってほしいと感じていたこと、まちの子育て支援が手厚く感じられたことも上砂川町への移住を後押ししたようです。
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町内の上砂川岳日本庭園

外国で暮らす不安を取り払ってくれたのは

移住の際に不安に思ったことや苦労したことをロビンさんに尋ねてみると、その答えは「言語の壁」

当初、語学留学で東京に来た頃は「なかなか自分から積極的に話すことが難しかった」とロビンさん。
ただ、奥さまと出会い、何気ない日常会話の中で、徐々に日本の言葉や環境に慣れていったんだそうです。

また、上砂川町への移住の際には、「地域から受け入れられるかどうか」「慣れない地での子育ては大丈夫だろうか」と不安を感じていたとのこと。

ただ、これらの不安も、現在ロビンさんが活動拠点としている「多世代交流拠点施設 まちの駅ふらっと」で、住民の方々との日常的な触れ合いにより、地域に溶け込んでいく中で、徐々に解消されていきます。
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まちの駅ふらっと

上砂川町での暮らし

子どもの医療費助成など、子育てに関する支援が手厚い上砂川町。ロビンさんは、「こういったサポートがあることが大切」と語ります。

また、「まちの駅ふらっと」では、地域おこし協力隊員の方がフォローしてくれるおかげで、仕事中にお子さんに何かあっても、すぐに駆けつけられるので、精神的にも安心。
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子供達がマックアドベンチャーに挑戦しました!
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地域おこし協力隊だった時は仲間とアパートをリフォーム!
ちなみに、そんなロビンさん一家の日々の疲れを癒やしてくれるのは、たまに利用する町内の「上砂川岳温泉パンケの湯」。おすすめの町内グルメは「きまぐれ牧場」のチーズ。

どちらも、「知る人ぞ知る」上砂川町ならではの魅力ですよね。

※ パンケの湯についてはこちら↓
「上砂川岳温泉 パンケの湯」で最高の安らぎと贅沢な夕食を

※ きまぐれ牧場についてはこちら↓
晩酌のお供にいかがですか?酒に合う上砂川町のクセつよチーズ。

町のために何ができるのか

ロビンさんは今、町内の小学校で放課後に英語講座を開いたり、「まちの駅ふらっと」で高齢者の方向けにスマートフォンの使い方相談を受け付けていたり、地域おこし協力隊の活動をサポートをしたりと、幅広く活動しています。
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上砂川町立中央小学校で楽しく英語講座!
そんな彼に、これからの展望について伺ってみると、「上砂川町のために何かできることはないかと模索している」とのこと。

スウェーデンから移住し、穏やかで幸せな家族との時間をこの地で手に入れたロビンさんですが、これから上砂川町への恩返しを志すその姿には、活力が漲っているように見えました。

最後に、ロビンさんからのPRをどうぞ。

協力隊制度に興味がある方、または現在の生活を変えたい方はぜひ、「上砂川町」の「地域おこし協力隊」に応募してほしいです。
ここには面白い人たちが沢山いて、この人たちと一緒に活動することは僕にとって凄く勉強になっています。
人としての成長はもちろん、まちおこしや地域活動に関しての知識と経験が得られました。

妻の藍は、町内のお菓子屋「歌う月のおかしやさん」を営んでおり、また、声楽家の彼女ならではの「音楽教室」も開いているので、そちらにもぜひお越しください。

 ※上砂川町の地域おこし協力隊募集内容はこちら↓
 https://town.kamisunagawa.hokkaido.jp/iju/kyoryokutai/bosyu/463.html

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