ニュージャージー、ニューハンプシャー、新十津川そして新加勢大周
更新日2018.05.17
皆さんは、空知の「お酒」と言って思い浮かぶものは何でしょうか?おそらく「ワイン」を想像した方が多いのではないでしょうか!?もちろんワインの生産も盛んですが、今回ご紹介するのは、空知を代表する酒蔵のひとつである、新十津川町の金滴酒造です。ジャパンです。
金滴酒造はどんな酒蔵??
金滴酒造は、平成20年に民事再生法の適用を受けるもそこから奮起し、平成23年の全国新酒鑑評会では、出品したお酒が金賞を受賞するなど奇跡のV字回復を遂げ、一躍全国にその名を知られる酒蔵となりました。その後、杜氏が替わったりとか、いろいろあったようですが、現在のお酒はどんなもんでしょうか?「新」十津川町…「旧」十津川は…
今から100年以上前に奈良県の最南端にある十津川村の方々が、北海道に移住して開いた場所が現在の新十津川町ということに由来します。本日いただいたのは「郷(さと)の心」という限定酒。新十津川町産の酒米「吟風」と、十津川村産の酒米「吟のさと」をブレンドした純米酒です。100年以上にわたる両町村の交流を象徴するお酒です。いきなり余談ですが。
十津川村と言えば思い出すのが、テレビの2時間ドラマでも有名な西村京太郎原作の十津川警部シリーズです。第何シーズンかの「十津川警部の事件簿」が放送される日、新聞のテレビ欄に「新十津川警部」という見出しを発見し、一瞬大いに驚いた記憶があります。普通は「新・十津川警部」ですよね。「郷(さと)の心」限定酒
精米歩合は6割。純米酒としては妥当なところ。これが打率なら、大変なことです。
さて、お味の方は、きりっとした口当たりの後から、ふんわりとしたまろやかさが追いかけてくるような爽やかな美味しさです。腰がありつつバランスも良く、いや、なかなかですよ!これは!
さて、お味の方は、きりっとした口当たりの後から、ふんわりとしたまろやかさが追いかけてくるような爽やかな美味しさです。腰がありつつバランスも良く、いや、なかなかですよ!これは!
酒の肴
このお酒に合わせる肴は、雨竜米を練り込んだかまぼこ「雨竜米揚」。「道の駅田園の里うりゅう」内にある「鈴木かまぼこ店 雨竜道の駅店」でしか買えない限定品です。
1枚350円。けっこう大きくて、ボリュームたっぷりです。
お味の方は、お米の甘みをしっかりと感じさせつつも、お米の粒々感が突出することなく、やや柔らかめのしっとりとした食感が絶妙です。これもまた美味しい!
やっぱり、地元のお酒には、地元の肴を合わせるのがベストです。東西新聞文化部の山岡士郎さんも、どこかでそんなことを言っていたような気がします。「がんばれ、空知のお米と空知のお酒!」
金滴酒造のお酒は、町内の物産館や酒屋さんで購入が可能ですので、皆さん是非お試しください!
お味の方は、お米の甘みをしっかりと感じさせつつも、お米の粒々感が突出することなく、やや柔らかめのしっとりとした食感が絶妙です。これもまた美味しい!
やっぱり、地元のお酒には、地元の肴を合わせるのがベストです。東西新聞文化部の山岡士郎さんも、どこかでそんなことを言っていたような気がします。「がんばれ、空知のお米と空知のお酒!」
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