炭鉄港×アートで拡がる魅力「炭鉄港アートプロジェクト」
更新日2025.09.11

朝晩の気温が下がり、
猛暑で辛かった今年の夏もやっと終わりが見えてきましたね。
秋といえば「食欲の秋」「読書の秋」など様々ありますが、
オススメしたいのは
猛暑で辛かった今年の夏もやっと終わりが見えてきましたね。
秋といえば「食欲の秋」「読書の秋」など様々ありますが、
オススメしたいのは

産業遺産とアートを組み合わせた
「炭鉄港アートプロジェクト」を楽しんでみてはいかがでしょう。
<目次>
「炭鉄港アートプロジェクト」を楽しんでみてはいかがでしょう。
<目次>
かつて北海道の近代化に貢献した日本遺産「炭鉄港」の物語を、
アートを通して身近に感じてもらうことを目的としています。
アートを通して身近に感じてもらうことを目的としています。

アート表現の場となる産業遺産は、
自然の浸食が大きく進むことによって、日々劣化しています。
自然の浸食が大きく進むことによって、日々劣化しています。

(三笠市・北炭幾春別炭鉱錦立坑櫓)
産業遺産が日々自然の浸食を受けていている一方で、
その光景は、外から訪れる人にとっては知的好奇心をくすぐる場であり、
地域の人々にとっては歴史や想いが凝縮した特別な場所です。
その光景は、外から訪れる人にとっては知的好奇心をくすぐる場であり、
地域の人々にとっては歴史や想いが凝縮した特別な場所です。

(室蘭市・旧室蘭駅舎)
そこにアートという新しい要素を加えることで、
これまで炭鉄港や産業遺産に関わりのなかった方々にも知っていただくきっかけとなり、
また地域の方々にとっては過去の歴史を振り返り、
未来の地域のあり方を考えるヒントとなります。
これまで炭鉄港や産業遺産に関わりのなかった方々にも知っていただくきっかけとなり、
また地域の方々にとっては過去の歴史を振り返り、
未来の地域のあり方を考えるヒントとなります。

(手宮線跡地開催・小樽がらす市の様子)
炭鉄港アートプロジェクトでは、
作品展示だけでなく、ライブやワークショップなど、
参加者が体験し、交流できる場もご用意しています。
アートを通じて歴史を「学ぶ」のではなく「感じる」ことで、
これまで気づかなかった価値やつながりを見つけていただければ幸いです。
作品展示だけでなく、ライブやワークショップなど、
参加者が体験し、交流できる場もご用意しています。
アートを通じて歴史を「学ぶ」のではなく「感じる」ことで、
これまで気づかなかった価値やつながりを見つけていただければ幸いです。
岩見沢駅自由通路で開催「炭鉄港アートプロジェクト2024」の様子
昨年(2024年)9月29日~10月14日の期間、
JR岩見沢駅の南北を繋ぐ自由通路(跨線橋)で
「炭鉄港アートプロジェクト2024」を開催しました。
JR岩見沢駅の南北を繋ぐ自由通路(跨線橋)で
「炭鉄港アートプロジェクト2024」を開催しました。

岩見沢は空知の良質な石炭を
小樽や室蘭から日本各地に運び出した
鉄道の要衝の街です。
岩見沢駅自由通路からは、
今も多くの列車が停まる乗り場と
かつては万字線などの石炭を運ぶ専用列車が
ひっきりなしに行き交ったたくさんの線路がパノラマで拡がります。
小樽や室蘭から日本各地に運び出した
鉄道の要衝の街です。
岩見沢駅自由通路からは、
今も多くの列車が停まる乗り場と
かつては万字線などの石炭を運ぶ専用列車が
ひっきりなしに行き交ったたくさんの線路がパノラマで拡がります。

(岩見沢駅自由通路からの眺望)
そんな景色を眺めながら、
世界的サウンドアーティスト大黒 淳一(おおぐろ じゅんいち)さんが手がける
「立体音響」などの「音のアート作品」は、
自分の足音や電車の走行音と相まって、
普段の通勤路・通学路が
特別な空間に感じられました。
世界的サウンドアーティスト大黒 淳一(おおぐろ じゅんいち)さんが手がける
「立体音響」などの「音のアート作品」は、
自分の足音や電車の走行音と相まって、
普段の通勤路・通学路が
特別な空間に感じられました。

(アート作品が展示された岩見沢駅自由通路の様子)
フィールドレコーディングされた
鉄道の走行音や、石炭をこすり合わせた音と、
ピアノやマリンバなどで作られたやさしい音色が
神秘的な空間を演出していました。
10月6日には、大黒さんに加え、
日本各地で活躍するアーティストたちによる
ライブパフォーマンスも行われ、
自由通路にピアノやフルート
マリンバや鍵盤ハーモニカなどによる
即興演奏は圧巻でした。
鉄道の走行音や、石炭をこすり合わせた音と、
ピアノやマリンバなどで作られたやさしい音色が
神秘的な空間を演出していました。
10月6日には、大黒さんに加え、
日本各地で活躍するアーティストたちによる
ライブパフォーマンスも行われ、
自由通路にピアノやフルート
マリンバや鍵盤ハーモニカなどによる
即興演奏は圧巻でした。

(ライブパフォーマンスの様子)
きっと鑑賞した方はアートを通じて
炭鉄港の歴史と「鉄道のまち」岩見沢に
想いを馳せていただけたことでしょう。
炭鉄港の歴史と「鉄道のまち」岩見沢に
想いを馳せていただけたことでしょう。
さて、昨年の岩見沢に引き続き、
今年は・・・
今年は・・・

(赤平市・旧住友赤平炭鉱立坑櫓)
1992年まで実際に石炭が採掘され、
当時の雰囲気が今なお色濃く残る
旧住友赤平炭鉱立坑櫓(赤平市)で
「炭鉄港アートプロジェクト2025」を開催します。
当時の雰囲気が今なお色濃く残る
旧住友赤平炭鉱立坑櫓(赤平市)で
「炭鉄港アートプロジェクト2025」を開催します。

(赤平市・旧住友赤平炭鉱立坑櫓)
普段は有料の炭鉱遺産ガイド付見学でしか入れない
「東洋一」と謳われた旧住友赤平炭鉱立坑櫓のヤード内部に
アート作品が展示され、
公開時間中は無料で入場することができます。
「東洋一」と謳われた旧住友赤平炭鉱立坑櫓のヤード内部に
アート作品が展示され、
公開時間中は無料で入場することができます。
「炭鉄港アートプロジェクト2025」のみどころ・詳細
昨年に引き続き、世界的に活躍する端 聡(はた さとし)さんを
アートディレクターに迎え、
3名のアーティストによる作品展示や、
4人の演奏家によるライブパフォーマンスを展開します。
また、プロジェクトの趣旨や展示作品の紹介を行うシンポジウムや、
お子様も楽しめる石炭を使ったワークショップも開催。
さまざまな角度から炭鉄港の魅力に触れていただける機会となります。
アートディレクターに迎え、
3名のアーティストによる作品展示や、
4人の演奏家によるライブパフォーマンスを展開します。
また、プロジェクトの趣旨や展示作品の紹介を行うシンポジウムや、
お子様も楽しめる石炭を使ったワークショップも開催。
さまざまな角度から炭鉄港の魅力に触れていただける機会となります。

(炭鉄港アートプロジェクト2025チラシ)
作品を「鑑賞する」だけでなく、
各イベントを通じて「参加する」「体験する」ことができるため、
子どもから大人まで楽しめる内容になっています。
詳細は炭鉄港アートプロジェクト2025特設サイトをチェック!
※ワークショップは事前申込が必要です。
各イベントを通じて「参加する」「体験する」ことができるため、
子どもから大人まで楽しめる内容になっています。
詳細は炭鉄港アートプロジェクト2025特設サイトをチェック!
※ワークショップは事前申込が必要です。
期間中にオススメの他イベント
炭鉄港アートプロジェクト2025の開催期間中、
赤平市内ほか、炭鉄港地域では様々なイベントが開催されます!
①結成20周年記念TANtanまつり[赤平市]
赤平市内ほか、炭鉄港地域では様々なイベントが開催されます!
①結成20周年記念TANtanまつり[赤平市]

赤平コミュニティガイドクラブTANtanでは、
10月4日(土)に「結成20周年記念TANtanまつり」を開催!
住友赤平炭鉱坑口浴場跡 横を会場に、
「ぷらぷらまち歩き」の住友赤平炭鉱 坑口巡りや、
感謝の焼肉大交流会&炭鉱マントークを実施します。
詳細はこちらをチェック!
②こもれび通りウォーキング大会[赤平市]
10月4日(土)に「結成20周年記念TANtanまつり」を開催!
住友赤平炭鉱坑口浴場跡 横を会場に、
「ぷらぷらまち歩き」の住友赤平炭鉱 坑口巡りや、
感謝の焼肉大交流会&炭鉱マントークを実施します。
詳細はこちらをチェック!
②こもれび通りウォーキング大会[赤平市]

赤平炭鉄港推進協議会では、
紅葉と日本遺産を眺めながら、こもれび通りのウォーキングを楽しむ
「こもれび通りウォーキング大会」を開催!
総合体育館をスタートし、
赤平公園や赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設前などを通る
約5.7kmのコースです。
ゴールでは赤平名物「がんがん鍋」も無料で提供されます!
詳細はこちらをチェック!
③炭鉄港3-DAYS Weekender[炭鉄港地域]
紅葉と日本遺産を眺めながら、こもれび通りのウォーキングを楽しむ
「こもれび通りウォーキング大会」を開催!
総合体育館をスタートし、
赤平公園や赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設前などを通る
約5.7kmのコースです。
ゴールでは赤平名物「がんがん鍋」も無料で提供されます!
詳細はこちらをチェック!
③炭鉄港3-DAYS Weekender[炭鉄港地域]

炭鉄港推進協議会では、
空知の「石炭」・室蘭の「鉄鋼」・小樽の「港湾」、
そしてそれらをつなぐ鉄道を舞台に繰り広げられた、
北の産業革命のストーリー=炭鉄港の歴史と魅力を
『観る!』『聞く!』『体験する!』『食べる!』
炭鉄港三昧の3日間として、
10月11日(土)~13日(月祝)の期間、
炭鉄港地域各地で、普段は体験できない特別なイベントを
集中的に開催します!
詳細はこちらをチェック!
④第1回そらちオータムフェスティバル[岩見沢市]
空知の「石炭」・室蘭の「鉄鋼」・小樽の「港湾」、
そしてそれらをつなぐ鉄道を舞台に繰り広げられた、
北の産業革命のストーリー=炭鉄港の歴史と魅力を
『観る!』『聞く!』『体験する!』『食べる!』
炭鉄港三昧の3日間として、
10月11日(土)~13日(月祝)の期間、
炭鉄港地域各地で、普段は体験できない特別なイベントを
集中的に開催します!
詳細はこちらをチェック!
④第1回そらちオータムフェスティバル[岩見沢市]

北海道空知地域創生協議会では、
空知管内24の市と町の魅力を
ぎゅ~っと詰め込んだイベントを
10月13日(月祝)に岩見沢市で開催します!
イベントのテーマは、空知の『食』と『お酒』。
空知24市町の飲食・物販ブースや著名ゲスト出演など
1日で「空知」を楽しめるイベントです!
詳細はこちらをチェック!
空知管内24の市と町の魅力を
ぎゅ~っと詰め込んだイベントを
10月13日(月祝)に岩見沢市で開催します!
イベントのテーマは、空知の『食』と『お酒』。
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